スポーティーな新ヒロイン館涼子が投入され、ますますエロくなっていく「ナナとカオル」第3巻です。ナナの一人ヒロインでここまでやってきたのですが、フランス料理のフルコースや満漢全席ばかり食べていたら、たまにはスナック菓子やファストフードを食べたくなってしまうというのが男の心理です。

新ヒロインの館涼子は、他校の女生徒で、陸上競技においてナナのライバルとなっている女の子です。ショートカットで、色黒でスレンダー。一人称が「ボク」なので、カオルも最初は男と勘違いをしていました。豊満で女性的なナナとは真逆のタイプですね。

本巻では、そんな涼子がなりゆきから、ナナとカオルの「息抜き」に加わることになります。ええ、「3P」ですね。そしてもう一つのキーワードは「おしっこ」です。ナナと涼子のエロさが際立つ第3巻のスタートです。

あらすじ

写真撮影プレイで、「や…め…て」といじましい表情を見せたナナに興奮したカオルは、さらに一歩先へと踏み込んでいくのだが……。(第18話)生徒会役員のナナは学園祭の準備でさぼっている女子達をきつく説教してしまう。彼女達が投げ出したせいで、入場門が完成できなくなりそうだったのだが……。(第19話)

カオルが毎朝のランニングで出会って友人になった「少年」は、ナナの陸上のライバル「館涼子」というボクっ娘だった。(第20話)ナナを訪ねてやってきた涼子は、二人のプレイを勘違いしてしまう。(第21話)息抜きのこと何故かナナと涼子が口論になり、涼子は次の息抜きに参加することを宣言する。カオルに縛られ、ギャグボールを噛まされた涼子をナナは羨ましげな視線で見てしまう。(第22話)

涼子だけではなくナナも縛り、二人を責めるカオルは、二人を拘束したまま「買い物に行く」と言って出て行ってしまう。(第23話)涼子を励ますナナだったが、カオルに飲まされた飲み物が原因で涼子は激しい尿意を感じているようだった。(第24話)ついに約束の4時になる。涼子の尿意は限界だ。カオルはちゃんと帰ってくるのか?(第25話)

感想

新ヒロインはボクっ娘・館涼子!第3巻のキーは「おしっこ」

前巻からの続きの部分もドエロかったのですが、第3巻での一番のビックニュースは新ヒロインの投入でしょう。新ヒロインの名前は館涼子と言って、カオルが朝のランニングをしている時に出会った女の子です。ショートカットで色黒で一人称もボクだったために、カオルも最初は涼子のことを男の子だと勘違いしていました。元気でさっぱり系のスポーツ少女です。ナナと比べると肉感は足りなくて、そのことがかえって新鮮です。巨乳とスレンダーの比較ですね。

この漫画のヒロインはナナが一強で強力過ぎるので、新ヒロインは必要ないかなと思っていた時期が僕にもありました。間違っていましたね。新ヒロインはやっぱり必要ですわ。カオルの心が涼子のほうに行くとかそういう話ではなくて、SMは関係性の遊戯なので、第三者を介入させたほうがよりプレイが映えるのですね。本巻ではなりゆきからカオルとナナと涼子の三人でSMプレイをすることになります。カオルがナナと涼子を縛り上げるのですが、その対比の絵が実にいいんです。

白くて肉感のあるナナと、黒くてスレンダーな涼子の対比は一種の芸術と言えます。まぁ、芸術とか言いながらち〇こをたたせているわけなのですが……。そして、涼子がプレイに加わることによって、ナナに嫉妬心や独占欲のようなものが出てきたことも見逃せません。一対一の関係ではなかなか出てこなかった感情ですね。ドMが他のMに嫉妬するというのも、SMとしては王道のプレイなのでしょう。ほとんど無自覚なままにナナは変態SM道を突き進んでいます。

おしっこを漏らす女の子は正しい!?

本巻の最大の見どころは、カオル、ナナ、涼子の3P編の後半です。カオルは水着の涼子を縄で縛った後、彼女に手錠とアイマスクをかけギャグボールをかませた後、ナナのほうも身動きができないように縄で拘束しました。そして、「オレ!母ちゃんに買い物頼まれてたよしまったな」「オレちょっと出かけてくるわ」と言って出て行ってしまいます。4時きっかりに帰ってくるとは言いましたが、今の時刻は1時半。つまり2時間半の放置プレイを宣言したのです。

SMの素人にとっては少し危険なプレイですね。パニックを起こし、体勢を崩して窒息してしまうこともありそうです。カオルは出かけると言っておきながら、外からこっそり二人の様子を見守ります。ギャグボールをはめられていないナナは、必死に涼子を励まします。なんだか一種のスポーツみたいです。でも、突然涼子が体をのけ反らせて悶絶し始めました。私はイってしまったのかと思いましたが、どうやら違ったようです。プレイ前にカオルが飲ませた飲み物が効いてきたんですね。

そう、涼子はおしっこがしたくて悶絶していたのです。約束の4時きっかりになってもカオルは帰ってきません。そして……、ついに……、涼子は我慢できずにおしっこを漏らしてしまいました。おしっこを漏らさせたところで颯爽とカオルが入ってきます。そしておしっこまみれの涼子を抱きしめ「ホントよく頑張ったよすごい!!」と褒めました。涼子さん、これって怒っていい場面だと思いますよ?明らかにやりすぎですからね。でも、涼子にも「素質」があったのか「気持ちいいことは正しい」とか独白してしまっています。

二人の関係性を描く「花」エピソード

前巻からの続きのエピソードは、ナナに「や…め…て」と言わせた後は、足指ローションプレイに移行していました。なんというか……これは足の指でセッ○スをしているような感じですね。ナナさんはどんどん目覚めていく自分自身の変態性に恐怖心まで覚えてしまっています。カオルも度を過ぎてやってしまったと反省してしまいました。SMプレイだから何をしてもよいというわけではなく、どこまで押しても大丈夫かの見極めが大事になってくるようなのです。

そんな変態プレイとは打って変わって、第19話「花」では学園祭前日の青春ストーリーが描かれました。ただのド変態M女かと思っていましたが、そう言えばナナは優等生で生徒会役員なのでした。学園祭の準備のために他の生徒達を動かしていくのですが、準備のお願いをするのについつい刺のある言い方をしてしまい、サボられてしまいます。美人で優等生で融通が利かなくてキツい……まぁ女の子達からは嫌われそうな属性を備えてますからね。

結局、サボられた分をナナがかわりにやるはめになるのですが、外見とは違ってナナは不器用で花を上手く作ることができません。完璧美少女に見えるけど、こういう欠点があるんだ――という見せ方はいいと思います。そして、困っているナナの元にカオルがやってくるのです。お互いの足りないモノを補い合うというのは、恋人でもそうですし、SMの関係性においても欠かせないものなのですね。他の回とは違って過激なエロ描写はありませんが、ナナとカオルの関係性を見事に描き出した話でした。

まとめ

新ヒロインの館涼子ちゃんは、ナナと比べるとちょっと弱いかなぁ~なんて思っていた時期が僕にもありましたがそんなことは全くありませんでしたね。確かに、主人公争奪戦のような形のラブコメ漫画ですと涼子はナナに太刀打ちできないと思うのですが、ナナ一強の上でSMプレイをさらに盛り上げるためのスパイスとして最高に機能してくれました。とにかく、ナナとの対比が素晴らしいんですよね。巨乳と貧乳、女性的と少年的、白と黒――。

涼子の存在によって、ナナが映える映える。もう一つ注目したいのは涼子のチョロさですね。今巻を通じてカオルに恋をするという状況にはなっていませんが、出会ってそんなに時間も経っていないのに相当ハードなSMプレイをしてしまい、そのことでカオルを悪く思うばかりか「気持ちいいことは正しい」とか言いながら、次のプレイを心待ちにしてしまっています。好きとか、恋心とかは全然ないのに体の気持ちよさだけで行動してしまう子なのです。

涼子ちゃんねぇ……。ビッチの素質がありますわ。相手がカオルで種目がSMだからまだよかった?のかもしれませんが、エッチなことに対して他の目覚め方をしていたら、間違いなくビッチまっしぐらになっていた子ですよ。カオルがそのつもりだったら、即ヤレちゃいそうですよね。あー、僕も涼子ちゃんみたいな女の子に出会いたいなぁ……。涼子は本巻の最後で早速「次いつ?」「呼んでくれ絶対だよ!!」と言っています。今度は三人でどんなプレイを見せてくれるのでしょうか?想像するだけで○起が止まりません。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:カオス