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実は私、ギャンブル漫画が大好きです。『カイジ』『LIAR GAME』『嘘喰い』『賭けグルイ』などなど、知略を駆使して相手を出し抜き、勝利をもぎ取る作品は血湧き肉躍る!物語の性質的にミステリー小説のようなどんでん返しを楽しむタイプが多いだけあって、需要が絶えない人気ジャンルの1つでもあります。

昔と比べると格段に作品数が増えたギャンブル漫画。そんな中、異色のギャンブル漫画として登場したのが今回ご紹介する『メイのメイデン』です。デリヘル×ギャンブルといういままでにないコンビネーションを引っさげて登場した本作もついに第2巻が発売されました。

設定的には出落ち感のあるインパクトを持った本作ですが、ギャンブル漫画としてはかなりの正統派。デリヘル×ギャンブル漫画だけあってきちんと萌え・エロ要素もあり、幅広い読者層を取り込む魅力を持った作品です。今回は『メイのメイデン』第2巻の見どころをたっぷりご紹介します!

あらすじ

とある事情でデリヘルとカジノが組み合わさった異色のお店デリバリー・カジノの嬢として働くことになったアイ。デリヘル嬢でありながら処女を守り抜いている無敗のギャンブラー、メイの付き添いとして現場に慣れるよう指示され、彼女はメイの尋常ならざる勝負強さを目のあたりにすることに

次々と襲い来る(?)客をバッタバッタと薙ぎ払っていくメイ。しかし、支払う掛け金と得られる報酬を好きに設定できる裏コースを注文する客が連続し、なんだか怪しげな雰囲気を感じ取る。この一連の勝負の裏には黒幕が存在するのではないかと

そして、ついに姿を現した黒幕は、なんとメイのお母さん!メイのお見合いと称し、異常性癖者を次々あてがっていたことが明かされ、メイ親子の異常性が明らかに。お母さんからの刺客は絶えることなく現れ、ときにはメイの命すら危うくさせるこの異常なお見合いを見て、アイは何を思うのか……

第2巻の見所

シンプルかつ奥深いゲーム

本作に限らずギャンブル漫画全般を読んでいて常々思うのが、シンプルなゲームほど読み合いが奥深く見えるということ。もちろん、ルールが複雑な方が勝利をもぎ取るための必勝法やルールの穴を作り出しやすくなりますが、ハイレベルすぎる思考を繰り広げられると流石に頭が追いつきません……。だからこそ、主人公の天才っぷりが際立つともいえますが、読者からすると物語を十全に理解するまでにかなりの時間と思考力が費やされてしまいます

その点、『メイのメイデン』で扱われるゲームはシンプルなものが多く、非常に読みやすいです。その上で、互いの腹の探り合いはしっかりと描かれており、読者の意表を突くどんでん返しも毎回用意されているのが素晴らしい。『カイジ』のEカードや『嘘喰い』のババ抜き(ハングマン)がそのルールの単純さからは想像もできないような思考戦を生み出したことからわかるように、高度な読み合いを描くために必ずしも複雑なギャンブルは必要ではないのです

第2巻で描かれるデリバリー・デスティニーは端的にいえばただのすごろくなのですが、ちょっとしたアレンジを加えるだけであっと驚く必勝法が生み出されています。1巻で描かれた3つのゲームもそうですが、総じて読者でもすぐにルールを把握できるわかりやすいゲームが扱われているため、ギャンブル漫画に馴染みのない人でも読みやすい作品です

対戦相手の変態性から生み出される萌え&エロ

メイのメイデン』に登場するデリヘル、デリバリー・カジノは所属するデリ嬢が客とギャンブルをし、嬢が勝てば行為無しで代金のみを徴収、客が勝てば支払いなしでプレイ可能という斬新なお店。ギャンブル漫画ですので基本的にはメイ含めた味方サイドが負けることはないと思いますが、もしも負けたらあんなことやこんなことをされてしまうチャンスリスクが存在します。

そのため、読者側には勝ってほしいけど負けてほしいというジレンマが生まれることになるかと思いきやそうでもなく、対戦相手ほとんどが超がつくほどのド変態のため、要求する行為が異常すぎてドン引き必至。デリバリー・デスティニーでは負けるとメイとアイのあそこに極太でトゲトゲのついた○○○○(自主規制)が突っ込まれるという条件がつけられますが、普通はそんな痛々しい行為見たくないですよね?(「むしろ見たい!」というリョナ好きな方にはデリバリー・カジノの裏コースのご利用をオススメします)

しかし、だからといってノーマルな萌えやエロがないかというとそうではありません。上の画像は単なるイメージ映像ではありますが、メイの繰り出した策の1つとして提示された追加報酬。対戦相手が変態なだけあって、ゲーム途中で執行されるペナルティもエロいものが多いため、たとえメイが無敗のギャンブラーだとしても、しっかりご褒美は用意されています。この点はデリヘル×ギャンブル漫画という性質をうまく活用しているといえますね。

サブキャラも増えて期待が高まる

第1巻ではダブル主人公のメイとアイしか登場しなかったデリバリー・カジノの嬢ですが、第2巻では他の嬢も登場します。胸にスイカを2つくっつけたようなミルキーとまな板ツインテールのりぃです。りぃはその容姿からメイにロリィと呼ばれてますし、ミルキーはまんまおっぱいのことを指してると思うので非常にわかりやすいネーミングです

ギャンブル漫画といえば基本的に主人公のギャンブルのみ描くものですが、そこにデリヘルがくっつくとなればやはりいろんなタイプの女の子が見たくなるもの。第2巻ではまだこの2人が仕事をすることはありませんが、今後メイと彼女たちとの協力バトルやスピンオフのような形で視点を替えた作品が登場する可能性は十分あるでしょう

ここからは私の邪推に過ぎないのですが、彼女たちなら勝負に負けさせてもいいんじゃないでしょうか?デリヘル×ギャンブルなんですから、デリヘル部分を丹念に描いても問題ありませんよね?メイを負かすのは難しいですから、その辺の事情を考慮してりぃやミルキーが敗北して客とプレイしてる様子を描く話もあっていいはずです。というか描いてください!お願いします!何でもしますから!……とまぁ、いろんな意味で期待の高まる第2巻でした。

まとめ

第2巻に収録されている最後の話では、これまでメイのそばでギャンブルを傍観していただけのアイがとうとう一人でお仕事をすることに!残念ながらゲームの具体的な内容は次巻に持ち越しですが、無敗のギャンブラーの弟子的ポジションのキャラが独り立ちする展開って大好きなのでこちらも期待です。しかも、相手はなぜか女の子。勝っても負けてもおいしい展開になること間違いなし!

ギャンブル漫画の主人公は大きく分けて2つのタイプにわかれると私は考えていて、1つはギャンブルに勝つことのみを徹底的に突き詰めるタイプ、もう1つはギャンブルそのものが好きで好きでたまらないタイプ。『メイのメイデン』のメイはいまのところ後者に近い形で描かれています。他の作品で例えるなら『賭けグルイ』の蛇喰夢子に近い雰囲気なので、似たような作品を探している人ならきっと気にいるはずです。

賭けグルイ』もまた萌えやエロとギャンブルを組み合わせた作品だと思うのですが、『メイのメイデン』はまた別の角度からそうしたジャンルに挑んでいる作品ですね。まだまだ始まったばかりで物語的には助走の段階ですから、登場キャラの地盤が固まって勢いに乗ってくればさらに面白くなると思います。ギャンブル漫画好きの方々はいまの内にチェックしておきましょう!

物語の行間に潜む感情の機微を炙り出せるような記事を書きたいです。ショートカットで元気な女の子が大好きなので、オススメの作品があったらご一報ください。

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