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私が「小林さんちのメイドラゴン」を知ったのは、この作品が2017年にアニメ化されたときのことです。「タイトルはなんとなく聞いたことあるなぁ…」と思いつつ作品を観たところ1話目からドハマりしてしまい、すぐにコミックスを全巻買い揃えました。

初見の方にざっと説明しておくと…小林さんちのメイドラゴンは、ごく普通のOL・小林さんと、異世界からやってきたドラゴン娘たちの交流を描いた作品です。このマンガの魅力は筆舌に尽くしがたいというか…もうアレです、尊い。小林さんとトールの関係とか、カンナのいじらしさとか、エルマの友達想いなところとか…例を挙げればキリがないほど、何もかもが尊いマンガです。

このように私の文章力を枯渇させてやまない「小林さんちのメイドラゴン」。最新刊がちょうど4月に発売されたところですので、今回はその見どころをたっぷりご紹介していきたいと思います!

あらすじ

「身体がなまってるから運動に付き合え」とエルマに誘われ、広い草原にやってきたトール。しかしエルマは実際にはなまってなどおらず、トールと本気で闘うことで「ずっと隠していた本音」を告げようとしていた。

トールとエルマの関係をややこしくしている原因のひとつが、それぞれの所属する勢力の違いでもあった。ドラゴンは「混沌勢」「調和勢」「傍観勢」に分かれて争っており、混沌勢のトールと調和勢のエルマには深いわだかまりがあったのだ。

一方、幼いがゆえに「無所属」となっているカンナはこれからどの勢力に属するべきか悩んでいた。勢力争いとは無縁の日本にいても、ドラゴンたちは自分の立ち位置に振り回されてしまうのだった。

感想

本当は仲良くしたかったトール&エルマが尊い

引用元: 小林さんちのメイドラゴン 7、クール教信者、双葉社、電子版、p89

もともとはトールを連れ帰るために日本へやってきたはずなのに、小林さんに懐柔されてすっかり大人しくなっていたエルマ。しかし7巻では、エルマが勝ったら一緒に元の世界に帰るという約束で、久しぶりにエルマとトールがガチの決闘を行います。

ところがエルマの真意は「トールを連れ帰ること」よりも、「トールと仲直りすること」にあったようです。戦いながらトールに悪態をつくエルマですが、その内容は「死んだって聞いてどれだけ心配したと思ってる…!」「昔みたいに私と仲良くしろぉ!」などなど…トールのことが好きすぎるエルマの本音が溢れまくっています。

うすうす勘づいてはいましたが、どうやらエルマは完全なツンデレのようです。トールが元の世界であんまり遊んでくれなくなったのが寂しくて、日本で再会してからも小林さんにベタベタしているのが許せなくて、今回とうとう我慢の限界がきてしまったということらしいです。はぁ…もう…可愛いかよ。このあたりの話が収録された第64話「エルマとトール」は、エルマ推しの私にとって大変ご満悦のエピソードでした。

どの勢力に属するべきか悩むカンナ

引用元: 小林さんちのメイドラゴン 7、クール教信者、双葉社、電子版、p123

小林さんちのメイドラゴンでは、しばしば「ドラゴンの勢力争い」について語られることがあります。異世界に住むドラゴンは、神に逆らってでも自由に暴れたい「混沌勢」、神に従って秩序を守る「調和勢」、誰にも加担せず戦いを見守る「傍観勢」に分かれています。今まで出てきたドラゴンたちも、トールが混沌勢、エルマが調和勢、ルコアが傍観勢といった感じでキッチリ分かれていますね。

しかしカンナはまだ子供のドラゴンなので所属先を決めていないらしく、7巻ではカンナが3つの勢力のうちどれに属するべきかを悩みます。「カンナ勢」を立ち上げようとしたときは笑ってしまいましたが、トールによれば「新勢力なんて他勢力に即潰される」のだそうで、ドラゴンが安心して暮らすためには3つのうちいずれかの勢力に入るのが無難みたいです。
自由に生きているように見えるドラゴンたちも、進路に悩むことがあるんですねぇ…

ちょうど身近に各勢力の実力者がいるということで、トール・エルマ・ルコアからそれぞれの勢力の良さを教えてもらうカンナ。さらにイルル・ファフニール・才川からも話を聞いて、自らの進路と真剣に向き合っていきます。結局カンナがどんな結論を出したのかは、7巻を読んでチェックしてみてください。

精神的にもおっぱい的にも成長したイルル

引用元: 小林さんちのメイドラゴン 7、クール教信者、双葉社、電子版、p77

日本にやってきたばかりの頃は人類を滅ぼす勢いで凶暴だったイルルですが、最近はだいぶ丸くなりましたね。近所の子供たちには「駄菓子屋のお姉ちゃん」と呼ばれるようになり、今やすっかり気のいい近所のお姉ちゃんといった感じです。

カンナの相談に乗ってあげたり、人形の落とし主を探したりと、7巻にはイルルの成長が感じられるエピソードが多かったように思います。初登場時に比べると表情も豊かになって、まるで別人のように可愛くなりました。

あとコレは気のせいかもしれませんが…なんかイルルさん、胸のあたりも成長してきた気がします。いやまぁ、もともと相当デカかったので麻痺してるだけかもしれませんけどね…とりあえず、胸のあたりから「たっぷり」という具体的すぎる擬音が鳴っているシーンは笑ってしまいました。

まとめ

「小林さんちのメイドラゴン」は魅力的なキャラクターが多いので、褒めるスペースが足りませんね…。本当はルコアさんがめっちゃ可愛かったエピソードもご紹介したかったんですよッ…!とりあえず全世界のルコアさんファンの皆さまは、7巻収録の第61話・第65話・第66話をお楽しみに。

引用元: 小林さんちのメイドラゴン 7、クール教信者、双葉社、電子版、p127

↑ちなみに7巻で一番好きだったシーンがこちらの画像です。
カンナに「でも本当は仲良し」と言われてめちゃくちゃ照れるトールとエルマ…なんだこの尊い2人は。崇め奉ってやろうか。

そんなわけで今回は「小林さんちのメイドラゴン」第7巻のレビューをさせていただきました。ちなみに7巻のラストには、ある人物に関わりの深い「新たなドラゴン」が登場しており、次巻では大きな波乱が巻き起こる予感がしています…!まだ7巻が発売されたばかりなのに8巻が待ち遠しくて仕方ありませんッ!!

二次元の世界が好きすぎて脱サラし、マンガ・アニメ専門のライターになってしまったヤバい人です。
朝から晩までマンガを読んではレビュー、アニメを見てはレビューという二次元漬けの日々を送っています。

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