今回の感想は藤代健先生のハーレムコメディの「ながされて藍蘭島」の2巻です。この間に収録されているのは第7話「おどろいて」から第12話「魅せたくて」までの6話に加えて、番外編が2話分合間に挟むように収録されています。

1巻で不思議な島「藍蘭島」に漂流の末に流れ着いた主人公の東方院行人ですが、2巻ではこの藍蘭島に住むことになった行人と村の住人である女の子たちや動物たちとの話が1話完結形式で次々と語られていくようです。

1巻でも様々な女の子たちが登場したながされて藍蘭島ですが、2巻では1巻でちょっとだけ登場した女の子たちがしっかりと登場します。また引き続き行人と一緒に住んでいるすずも行人についていく形で話に関わってきます。

あらすじ

海を漂流して流れ着いた島「藍蘭島」で暮らすことになった東方院行人は、一緒に住むことになったすずとともに日々の生活をしていきます。島での生活は元いた日本とは似ているようで大違いで、いろいろな変な出来事が起こります。

ある日ひょんなことからすずがお地蔵様を倒してしまうとなんとそこからお化けが出てくるのですが、行人はおばけを全く信じずものともしないようで簡単に解決。また別の日には神社の娘あやねが姉のまちから逃げ回っている模様、一体何をしでかしたのやら。

他にも動物と仲良しな少女りんと一緒に森を駆け回ることになったり、洋館に住んでいる少女ちかげに招待されてすずと一緒に泊まりに行ったりと行人は島の人達と交流を深めていくのでした。そんな日々の中である日行人は海を眺めしんみりしているようですが一体どうなるのでしょう。

感想

女の子だらけの島でいろんな女の子たちとの様々な出会い

1巻では突然のことに驚き戸惑い大変な目にあった行人でしたが2巻では比較的平穏?に島での生活を送ります。1巻ですでに様々な女の子が登場したこの「ながされて藍蘭島」ですが、中には名前とちょっとの登場シーンだけだった子たちも多くいました。この2巻ではそういった女の子たちが本格的に登場してきて、いよいよ主要な登場キャラクターが出揃っていく感じになっています。基本的には1話完結で女の子たちの紹介がてらの話が続いていきました。

第9話で登場したのは動物となかよしの小さな少女「ゆきの」です。他の女の子たちと比べても一回り幼い彼女ですが、まだまだ子供で遊びたいざかりで森を駆け回っています。今回の話では仲良しの熊の「くまくま」を行人と一緒に探すことになるのですが、その時の感じもまさにまだまだ子供といった感じで無邪気に描かれます。そしてその後第11話では洋館に住んでいる少女「ちかげ」に洋館へ招かれることになるのですが、色々とびっくりする内容になっていました。

まず何よりも洋館で働くお手伝いさんがなんと象なのです。象のぱな子さんは16歳の女の子?で基本的な家事は彼女が行っているそうです。藍蘭島は富士着な動物が多い島ですがまさかのお手伝いさんとは驚きました。そして12話では大工の娘「りん」が登場です。裸を見られて悲鳴を上げたりとこの藍蘭島では逆に珍しい彼女ですが、姉御肌で女の子にモテるタイプで色々苦労しているようでした。どの女の子も可愛い子揃いですが、それに輪をかけて個性的ですね。

1話完結が多いため話が散らかりがちに

今回は1巻ではあまり紹介されなかった女の子たちにスポットが当たっています。1巻では殆ど出なかったのが残念だったのでそこはいいのですが、それぞれの話が1話完結で基本的に進んでいくために、全体的なストーリーのあるものではなく話が散り散りに感じてしまうのはちょっと残念でした。特に新しく本格的に登場したゆきの、ちかげ、りんは今回しっかり出てきたのは嬉しいものの本当に紹介のお話といった感じだけで終わってしまいます。

登場人物が多いため、話ごとに焦点を絞らないと行けないので仕方のないことですが、もう少しみんなでワイワイする話も見てみたいと思いました。またこの藍蘭島という不思議な島に関することもあまり話されることはないため、折角の面白い舞台設定なのでそこら辺ももっと読んでみたいという気もします。ともあれ長く続くナフがされて藍蘭島もまだ2巻なので今から見ればペースは悪いものではありませんが、この2巻当時を考えるとやはり色々欲しくなってしまうところがあります。

ただ一応全体を投資手の話といった感じのものもありました。第10話では行人が故郷の日本に思いを馳せるような話なのですが、漂流してきたということを中心とした話はまだまだ色々続きそうです。また全編通して行人と一緒にすずが出てくることによって、島民のすずの目線も入ってくるのはこの2巻全体に共通性をもたせる上でも良かったと思います。まだまだ荒い所も多いですがそれでももっと読みたくなるのもまた事実といったところです。

とにかく不思議でいっぱいの藍蘭島

そもそも周囲と隔絶されたこの藍蘭島という島、1巻でもとにかく不思議な事が一杯でよくわからない島でしたが、2巻で行人が色々な女の子と出会う中でもそのおかしな所がどんどん出てきます。1巻でも出てきた島の動物たちですが今回もガッツリ登場します。そもそもこの島の動物はどれも行人が知っている動物とは似ているもののなんだかファンシーでマスコットのような姿をしているという、見た目からして不思議な生き物たちです。

しかし何と言ってもすごいのが人間の言葉を完璧に理解していて、字を書いてコミュニケーションが取れるというところ。第9話ではゆきのと一緒に熊のくまくまを探すのですが、ゆきのにははっきりと熊たちの違いがわかったりと行人からすれば驚きの連続です。さらに第11話で出てきた象のぱな子さんは家政婦をしていて炊事洗濯もできてしまいます。もはや何でもありな感じの動物たちですが、行人の反応を見る限りこの島独特なようですね。

そして今回もう一つ謎なお湯素が出てきました。それは2巻最初の第7話「おどろいて」で出てきた幽霊です。すずがお地蔵様を倒してしまったため封印が解けて出てきてしまったというこの幽霊ですが、そもそもこのスマ普通に幽霊とかいるんですね。そこにもう驚きですが、なんか普通に話せば理解し合えちゃう感じで見た目も可愛いという謎生物?でした。しかしこれに対する行人の反応も色々おかしくて面白かったですね。一体なぜあんなふうになったのかも気になります。

まとめ

さて、今回読んだ「ながされて藍蘭島」の2巻ですが、1巻から続きキャラクター紹介と言った面が強い巻になっていたと思います。何しろ登場人物が多いこの藍蘭島、ここまで見て皆さんが可愛いと思う子はいたでしょうか。すでに何人もの女の子が出てきていますが、これから先もまだまだ出てくるので色々楽しみです。そんな中でも中心となるのはやっぱりすずでしょう。この2巻においてもほぼ毎回行人に地底探湯で出てきました。基本的に家族のような関係で行人が羨ましい限りでした。

また今回はすっかり島に順応していく行人でしたが、それだけでなくまだまだ日本の様子も気になる模様です。行人には妹がいるようで、妹を始め年経日本の事を気にかけて手紙を入れたボトルをなんとか海の外に出そうとしていました。しかしやはりこの島が結構気に入っている模様で、まだまだこの島で生活していくようでした。そりゃあこんな可愛い子が多い島ですしね。ましてやすずと一緒に暮らせるなんてつくづく羨ましいですね。何度でも思ってしまいます。

まだまだ謎の多いこのながされて藍蘭島ですが、まだまだ2巻です。一体この島はどういった島なのか、行人の家族はどうしているのか、行人このままこの島で生活していくのだろうかと気になるところもいっぱいです。またまだキャラクター紹介といった話が多かった2巻でしたので、もっと女の子たちのドタバタな島での生活が見たくなりました。島についてもまだ一部しか行ってないのでそういった面でもどんどん続きを見たくなってきました。

オススメ度
★★★★★★★★★☆ ★9