今回は月刊少年ガンガンにて連載中の少年漫画「ながされて藍蘭島」の3巻の感想を書きたいと思います。この「ながされて藍蘭島」は藤代健先生によるハーレムコメディで長期連載作品となっておりその3巻目が今回の漫画になります。

この3巻では1巻、2巻と経て主人公の東方院行人が段々と島での生活に慣れてきた中でのお話になっています。また2巻までに出てきた可愛い女の子たちがそれぞれの特徴ある個性的な面が描かれ、前回までの紹介を中心とした話から一歩進んだ形と言えるかもしれません。

また、そんな中でも個性的な島特有の動物たちや新登場キャラクターも少しだけですが出てきており、彼らの活躍も見所と言えるでしょう。そして何より女の子たちの無防備な格好が満載でかわいさがしっかり堪能できそうです。

あらすじ

海で遭難、漂流していた東方院行人が辿り着いた島「藍蘭島」。しっかりこの島での生活にも慣れてきたもののまだまだ驚くことでいっぱいのこの生活にはまだまだ不思議な事がいっぱいありそうです。そんな中すずと一緒に南の主と合うことになります。

すずの話によるとすずの師匠でもありとても強いもののイタズラ好きということで一筋縄では行かなそうです。しかし実際は更に上を行く驚きで、その正体は猫又の妖怪だったのです。そんな中行人は南の主を決めるゲームに巻き込まれてしまいますどうなることやら。

他にも島での生活はドタバタが続きます。ある日地震のせいか村のお風呂に引いてある温泉が止まってしまいます。なんとかそれを直そうと行人とすずはりんたちを手伝うのですがちょっとした事故に巻き込まれてしまいます。果たして無事戻ってくることはできるのでしょうか。

感想

まだまだ驚きばかりの島でのスロー?ライフ

海で遭難して漂着した藍蘭島、行人もこの3巻目ではかなり島での生活に慣れてきた模様です。しかしこの藍蘭島はまだまだ行人の知らないことばかりで、りんと一緒に村人や森の住人のお手伝いを行う日々の中で様々な驚きを体験していくのです。3巻最初の第13話「にゃんだって」からもう行人はいきなりああt魔が追いついてなさそうでしたね。鈴の師匠と聞いて釣れられてきた南の森、そこで行人はすずの師匠である南の森の主と出会いました。

しかしこの南の森の主というのがまさかの妖怪で猫又だったのです。しかも妖怪ということもあって?普通に人間の言葉で話すことができてしまうのだから更に驚き、しかし行人はなかなか信じようとしません。2巻の幽霊のときもそうですが、こういうときの行人は無駄に頑固者ですね。しかし半ば強引に納得させられた?行人は南の森の主の頼みである「さばげー」に参加することとなり犬や猫との大乱戦です。とにかく猫も犬も可愛すぎて緊迫感は全く無いですけどね。

他にも村でのお手伝いやお誘いはどんどんやってきます。ある日まちはひょんなことから料理に目覚めるのですが、見た目は最悪で恐る恐る食べる行人とすず、しかし以外にも美味しいこの料理、結構こういう展開は珍しいですね。普通はそのまま本当にまずかったりするのですがここではそうはなりません。しかしそれだけでは終わらずちょっとしたオチもつくのですがそれは読んでのお楽しみ。藍蘭島での日々は人間も動物も退屈知らずで毎日大騒ぎみたいですね。

個別のキャラクターの話は少なめに

今までの1巻、2巻はキャラクター紹介を含めて女の子それぞれの個別の話が多く、それぞれの女の子がしっかり描かれていたのですが、今回はそういったお話は少なくなてしまいました。キャラクター紹介といった部分が終わりみんなでの島の生活部分が多く描かれるのは当然といえば当然ですが、まだまだそれぞれのキャラクターの個人的な部分が知りたかったなーと思ってしまいました。もちろんこれからだんだんと描かれていくとは思います。

一方でメインヒロインとなるすずは色々と細かく描かれているのはまあ当然ですが、今回を含めてまちに関してだけは結構個別のストーリーが多く描かれているような気がします。もちろんこれはこれで嬉しいのですが他の女の子もみんな可愛いので、もう少しバランス良くいろんな女の子の話も見たいとは思いました。ちなみに今回で言うと第16話ではまちが料理をつくる話になっていて、完全な個別の会となっていますがそれ以外にもいくつかあります。

第14話の「見たくって」では大きな桜の木を見に行く話ですが、まちが行くと一緒になるため結果的に彼女の印象が強い回になっていますね。逆に第18話の「はりあって」ではゆきのとあやめの2人がメインになるものの2人の言い合いが中心なのであまり2人については深くどんな子なのかが掘り下げられない話になってしまっていたように思います。とは言えこれは裏を返せが島のみんなでわいわいと賑やかな話が多いということで、それ自体は大変面白いと思いました。

徐々に見えてくる島の不思議やみんなの関係性

今回は既存のキャラクターが多くみんなでわいわいと騒ぐ話が多く収録されています。行くと一緒にもだいぶ島での生活に慣れてきたこともあってか、それぞれの島の女の子の関係背なども大分描かれるようになってきました。またこの不思議にあふれる藍蘭島の不思議な部分もますます増えていきますね。今回では南の森の主の妖怪が出てきました。妖怪と言ってもとても可愛いのですが、他にも主は島の各地にいるということがわかりました。

海の主は以前行人が出会った大きなシャチの「サシミ」で北の森の主は1巻で出てきたパンダ、東の森の主は最近交代したようなのですが、今回は交代前の主がちょこっと出てきました。南の主はまだわかっていませんが、すずいわく行人はすでに出会っているそうですね。一体誰なのかちょっと楽しみです。それにしても東の森の主が喋れるのは驚きですが妖怪ということである意味納得?むしろ普通の動物が読み書きできる方がすごすぎるような気がしました。

そして女の子たちの関係性ですが、まちがみんなの中では年上で行き遅れを気にしているなど、意外すぎる物も出てきましたね。行き遅れと言ってもまだ18歳なのですがこの島ではちょっと遅い模様です。もちろんこの島は男がいなくなってしまったので仕方のないことですが、だからこそ行人にアプローチしてくるのでしょうか。またあやめとゆきのがよく喧嘩になるという話がありましたが、そういえばこの二人はここまであまり絡みがなかったように思います。

まとめ

さてさて、そんな感じで3巻の感想?を書いてきました。今回は大分落ち着いて?の島の生活が中心でしたね。すっかり行人が島での生活に慣れてきたようなそんな雰囲気を出しつつもまだまだ知らないこと、わからないこともいっぱいです。まさに謎が謎を呼ぶ島藍蘭島と言った感じです。それにしても今回はいきなりの第13話「にゃんだって」から動物たちが可愛いですね。こんなに可愛い上に普通に意思疎通できてしまうのだからなんかいいなと思ってしまいます。

猫や犬が大量に出てくるのはもちろんですが、個人的には今回ではちょっとだけ出てきたひつじ(らしきもの)が可愛いですね丸くてもこもこしていてもはやなんの動物かわかりませんが、可愛いものは可愛いです。女の子が中心の「ながされて藍蘭島」ですが、こういった脇に出てくる動物たちがどれも可愛いのはは結構嬉しかったりしました。女の子の可愛さと動物たちのマスコット的な可愛さが両方まとめて味わえるのはこの漫画の特徴かもしれません。

しかしまだまだ謎も多いい藍蘭島、今回では明らかにならなかった南の主と新しい東の主や地下に出てきた謎の大きな生き物など、なんだか色々謎も出てきました。可愛い女の子とのキャッキャウフフもいいですがこちらもこちらで気になるばかりです。小熱の女の子の話ももっとみたいですし、1冊の中にはとても収まらないほどいろいろ見たい話が多くなってきます、次巻以降もどんどん読んでみたいと思いました。そんなところで今回の感想は終わりです。

オススメ度
★★★★★★★★★☆ ★9