『そらのおとしもの』は月刊少年エースで2007年から連載が開始されて、2014年に連載が終了した萌え漫画の名作です。単行本は20巻を超えて発売されて、累計で売り上げ300万部を突破して、いまなお好きな人が多い大ヒット漫画です。

さらにそらのおとしものはアニメ化もされて、2009年に第一期がはじまり、第一期が好評だったので翌年の2010年に第二期がはじまり人気を博します。さらに2014年にはそらのおとしものの新作映画が発表されるなど、その人気は漫画だけにとどまることはありませんでした。

第一巻の表紙はそらのおとしものの主人公でもある桜井智樹に仕えるイカロスです。イカロスのあどけなさと無表情にイカロスらしさが出ている表紙で、「この羽の生えて首輪をした女性は一体どんな女性なのだろう?」と興味を惹かせる表紙です。

あらすじ

桜井智樹はいつもエッチで平和をこよなく愛する中学生。しかしいつも寝てしまうと、ある夢をみてしまう。その夢は会ったこともない少女とそばにいて、その少女は桜井智樹が大好きで、桜井智樹もその少女が大好きで、いつもそばにいたいのに、その少女はいつも空にさらわれてしまう。

そんな夢のことを心配した幼馴染の見月そはらは、守形英四郎が部長をつとめる新大陸発見部に入部することを桜井智樹に勧める。最初は嫌がったもののしぶしぶ入部して、守形英四郎は新大陸が桜井智樹らがいる空美町の空にやってくるということを告げる。

桜井智樹、見月そはら、守形英四郎の3人は新大陸がやってくる空の場所で待ち合わせすることになったが、結局待ち合わせ場所にやってきたのは桜井智樹だけだった。帰ろうとする桜井智樹の前に突然空からナゾの美少女が現れる。その美少女の名前は『イカロス』、イカロスが現れたことにより、桜井智樹の平和な日常は音をたてて崩壊するのであった。

感想

平和とエロを愛する男・桜井智樹!

そらのおとしものの主人公の桜井智樹はとにかくエロいですw、頭のなかはほとんどエロと平和にのほほんと暮らしたいということでできあがっており、いつもエロいことや平和に堕落した日々を送りたいということに、イカロスの現実離れした能力が使われてしまいます。第一巻でもそのエロさと平和を愛する気持ちが如実に表れており、イカロスや見月そはららを巻き添えにしながらハプニングを起こし続けるその姿をみているだけで笑える面白さがあります。

たとえばイカロスは転送装置とよばれるなんでも叶えるカードをもっています。普通こういうカードをもっていれば、漫画の主人公であるならば貧富の差をなくすだとか、差別をなくすだとか、正義のことに使いそうなものですが、桜井智樹はそんな男ではありません!、まず最初にやったのはお金を1000億もらい、透明人間になって幼馴染の見月そはらの着替えているシーンを覗いて、おっぱいを揉んで、時間を止めて全裸で街を徘徊するというどうしようもない人物です!

そんなエロと平和を求める桜井智樹ですが、その魅力はエロいところと笑えるところだけではありません。桜井智樹は友達思いでピュアないいヤツなんです。イカロスと最初に出会ったときも、イカロスを放っておけばよかったのに、空からナゾの石のようなものが落ちてきて、その石のようなものからイカロスを助けるために一緒に逃げたり、見月そはらが海で泳げないことを心配して、見月そはらを海に助けにいったり、エロさとともに優しさをもっているのが桜井智樹のよさだと思います。

下品な笑いが多いので合わない人もいるかも

そらのおとしものはそれがよさでもあるのですが、スゴく下品なお笑いが多い作品です。毎回桜井智樹のエロい行動がつぎつぎ繰り出されていくのですが、はっきり言って「これ犯罪行為だろ!」というエロい行動が多いです。そのエロい行動がこの漫画の面白さでもあるのですが、そのエロい行動や下品さをみて「つまらない!」「不謹慎だ!」という方にはこの漫画は正直相性が悪いかもしれません。下ネタが嫌いだという方はほかの萌え漫画を読んだほうがいいかもしれませんね。

また桜井智樹の幼馴染で桜井智樹のことが心の底では大好きな見月そはらは不遇な扱いを受けていてちょっと可哀想でもあります。もともとは桜井智樹のとなりは見月そはらの定位置だったのですが、イカロスが来てしまったことによって状況が激変してしまいます。そして桜井智樹が見月そはらに近づくときは大抵エロいことをされるときばかりです。おっぱいを揉まれたり、手錠をかけられたり、パンティーが履けない状態にさせらたりと、散々なことが起こり続けています。

とくに見月そはらが不遇だなと思った回は、桜井智樹、イカロス、守形英四郎、見月そはらの4人で海にいく回です。この回で見月そはらは桜井智樹にみてもらおうといろいろ頑張るのですが、桜井智樹はイカロスの世話で手一杯でなにもみてくれません。そんな桜井智樹の姿に嫌気がさした見月そはらは、ボートに乗って海岸から離れた場所にいってしまいます。「トモちゃんのバカ・・・私だって泳げないのに、もう忘れちゃったのかな」と独り言をつぶやくシーンはみていてせつなかったです。結果的に桜井智樹に助けられるのですが、もっと見月そはらにはいいことが起こって欲しいなと思います。

そらのおとしものの第一巻を代表する名シーン!

そらのおとしものの第一巻の名シーンといえば、無数のパンティーが教室の窓から羽ばたいていくシーンです。なにをいっているのかサッパリ分からないと思うのですが、このシーンはインパクトがあり、アニメ化されたときも話題になったシーンであり、そらのおとしものの面白さを表した名シーンだと思います。まずはじまりはイカロスのもっている転送装置とよばれるなんでも願いが叶えられるカードをなにに使おうか?というところから物語ははじまります。

転送装置とよばれるカードをなにに使おうか悩みながらも、桜井智樹が思ったことは「エロい能力だったらいいな・・・」というエロいことが大好きな桜井智樹らしい発想をしていました。そんなときにたまたま見月そはらが桜井智樹の目の前で転んで、犬柄のパンティーを露わにしてしまいます。この姿をみた次の瞬間に突然犬柄のパンティーが空に舞いはじめます。違和感に気づいた桜井智樹がカードをみると光っており、どうやら見月そはらのパンティーを脱がすことにカードが使われてしまったことに気づきます。

とりあえず犬柄のパンティーが履けなくなってしまったので、見月そはらはブルマやスパッツやズボンを履こうとするのですが、どれも履けずに空に飛んでいってしまいました。なんとかしようと桜井智樹は思い、イカロスに「パンツが!」と泣きながら頼んだら、イカロスはカードを使って大量のパンティーをもってきます。そしてその大量のパンティーは見月そはらに近づけずに空を舞い上がり、この姿をみた桜井智樹はおじいちゃんの言った名言を思い出す。という実にくだらない展開で、くだらなさとエロと面白さが詰まったそらのおとしものならではの名シーンです。

まとめ

そらのおとしもののは下品な面白さが詰まった普及の名作です。下品なところが多いので好きじゃないという人も当然いると思うのですが、それは逆にいえばそれくらい個性や色が強い漫画なので、嫌いな人がいる一方で大好きになる人も日本中、いや世界中でたくさんいるという面白さと強烈な味がある作品といえると思います。のほほんと日常生活を送っている萌え漫画も好きなのですが、こういう下ネタ満載の萌え漫画もこれはこれで面白さがあり素晴らしいさがあります。

そらのおとしものは2007年にはじまったものなので、もう10年前の話であり古さを感じてもしょうがない時期の作品ですが、まったく古さを感じることはありません!逆にいまこういうド下ネタ満載の萌え漫画もあまり少ないので、目新しく映り、余計面白さをダイレクトに感じることができると思います。絵柄もまったく古さを感じず、イカロスも見月そはらなどでてくる美少女たちはどの子たちも本当に可愛くてエロくて絵も上手くて最高ではないでしょうか。

「もう10年前の作品だしすでに終わっているし、みようかみないかどうしようかなっ?」と悩んでいるのであれば、そらのおとしもののは絶対に読んだほうがいい素晴らしい名作です。桜井智樹のエロと平和を愛する心、イカロスのマスター・桜井智樹に仕える純粋さ、見月そはらの桜井智樹に対する愛情、守形英四郎の新大陸発見に関する情熱などなど見どころがたくさんあるそらのおとしものの第一巻は面白いです。個人的には下ネタやエロさが強調された萌え漫画のなかでも、そらのおとしものは最高傑作だと思うので、ぜひいろいろな人にみてほしい漫画です!

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

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