ポルリン先生はWeb連載マンガ『カフェちゃんとブレークタイム』で人気に火がつき一躍『時の人』となった漫画家です。フェチズムあふれる描写と魅力的なキャラクターが人気なだけでなく、ツイッターなどを通じてファンと積極的に交流していることでも知られています。

同人活動にも積極的で、媒体を選ばず様々な作品を発表しています。声優とコラボしてカフェちゃんのCDを出すなど、精力的に活動しているのもポイントになっています。もともと同人活動から出発したこともあり、情熱を持ちながら続けているのも特徴になっています。

2017年8月末から新連載『フーリッシュ!』がはじまりましたが、各所に積極的にケンカを売っていくようなスタイルで話題が沸騰しています。出版社ネタを持ち出したりキャラがメタ発言をするなど、かなりフリーな作品になっているのも特徴です。

ポルリン先生ってどんな人?

同人誌から出発し、スカウトされて商業作家に

ポルリン先生はゲーム会社に勤務した経験があり、漫画家になった同級生の影響を受けて漫画家になったという経歴の持ち主です。

小学館の新人漫画賞での佳作を受賞や、人気ゲームリトルバスターズのコミックアラカルトで執筆を行うなど、連載を持たずに様々な作品を発表していました。商業作家として本格的に歩みだしたのは、同人活動がきっかけです。

『ツキヨミ』というサークルで同人活動を行っていたところ、『月刊ドラゴンエイジ』編集者の目にとまり、『京アミ!』が商業連載されるきっかけとなったのです。

インターネット上で積極的に情報を発信している

ポルリン先生はインターネット上で積極的に情報発信を行う漫画家としても知られています。

ツイッターでは日常の情報や作品の宣伝を、instagramではスイーツの写真などを積極的に配信しています。

ニコニコ静画やpixivでも作品を発表しているため、最新の情報はネット経由になることが多くなっています。

グルコミ用のベビーカステラ練習

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甘党で、ネット上では様々な漫画家や作家と交流がある

ポルリン先生は甘党であることが知られていて、特にinstagramではスイーツの情報が多めになっています。

自作のスイーツ画像も含まれているため、女子力の高い漫画家としても知られています。

ネット上では同じゲーム開発経験者であり、『いきのこれ! 社畜ちゃん』の作者であるビタワン先生と積極的に交流しているほか、様々な同人作家と日常的に交流をしています。

『社畜ちゃん 1』SEあるあるなのに目が行くのはおっぱい!

商業作品でもスイーツを扱ったものも

スイーツとコーヒーを愛する紳士であり、スイーツ好きが高じてスイーツをテーマにした『みくり学園スイーツ部』の連載も行っていました。

実在する洋菓子店やスイーツが出てくるのが特徴で、洋菓子だけでなく食器の豆知識なども出てきます。ストーリーよりも女の子とスイーツの魅力を前面に出した作品になっているのが特徴です。あとがきでは作品の執筆を通じてスイーツ愛が深まったことにも触れられています。

女の子同士がいちゃいちゃするシーンや、随所にちりばめられたフェチズム的な描写はポルリン先生の代表作である『カフェちゃんとブレークタイム』や最新作『フーリッシュ!』に通じるものがあります。

【作品紹介】
筋金入りのおばあちゃん子で人見知りの栗山ユミノは、高校入学を機に同年代の友達を作ることを目指すことになります。ひょんなことからスイーツ部に入部したユミノは、日々様々なスイーツを通してコナツ、ハクイ、モモノの3人と交流を深めていきます。

代表作『カフェちゃんとブレークタイム』の魅力は

カフェちゃんとブレークタイムWeb連載からじわじわと人気に

カフェちゃんとブレークタイムは、コーヒー擬人化キャラクターであるカフェちゃんを中心に、様々な飲み物の擬人化美少女が登場する漫画作品です。

コーヒーや紅茶の知識とシモネタとフェチズムを巧みに織り交ぜた内容で、ニコニコ生放送で情報を集めつつキャラクター造形を行っていく手法が特徴です。

ニコニコ静画投稿後じわじわとファンを増やしていったのが特徴です。カフェちゃんの毒舌ぶりも人気の理由の一つで、コアなファン層を獲得しているのもポイントになっています。

カフェちゃんとブレークタイム、大人気で商業連載開始&単行本化

『カフェちゃんとブレークタイム』の人気ぶりを見逃さなかったのが『電撃コミックWEB』編集者です。

同人活動として連載していたものが、商業作品として公式連載されることになったのです。電撃コミックWEB内の『@vitamin』で無料で読めるだけでなく、単行本が発売されたことで更に人気が高まっていったのです。

アニメのPVが作られるなど、メディアミックスに積極的だったのもポイントです。

3巻の増刷がかからなければ連載が打ち切られることをツイッターで告白

人気の漫画の仲間入りを果たしたように見えた『カフェちゃんとコーヒーブレイク』ですが、1巻の初動が悪く、編集の方針で3巻に増刷がかからなければ打ち切りになることがわかりました。

ポルリン先生自身がそのことを告白し、商業漫画の厳しさとファンへの協力を呼びかけたことで一気に話題が広がりました。

『カフェちゃんとブレークタイム3巻』はネットで入手することが困難な作品となる一方で、増刷にはいたらず、商業連載の終了も決まってしまうのです。

カフェちゃんとブレークタイムの商業連載終了。そして同人連載へ復帰

3巻の増刷がかからず、連載は打ち切られることになりました。

しかし、もともと同人活動から出発した『カフェちゃんとブレークタイム』は同人作品として復活することになります。カフェちゃんの毒舌ぶりに編集さんが耐えられなかったなどのネタを織り込みつつ、新キャラが追加されるなど元気に活動は続いています。

ニコニコ静画や同人誌としてカフェちゃんに会うことは可能なのです。

声優とコラボしてCDを作るなど、商業以外の活動も活発

『カフェちゃんとブレークタイム』はファンと一緒に制作された作品であり、様々な企画やコラボに積極的なことでも知られています。

声優を起用してCDを作成したり、PVが作成されるなど作品発表の形式も多彩です。

全ての活動をおさえるのが難しいほど広がりが大きいのも魅力の一つになっています。

『カフェちゃんとブレークタイム』のレビューまとめ

自由すぎるスタイルで話題の新連載『フーリッシュ!』

ゆりひめ@ピクシブで待望の新連載開始

『カフェちゃんとブレークタイム』商業連載終了後、待望の新連載となったのが『フーリッシュ!』です。

同人作品の『学校のしおり』シリーズのキャラクターたちを元ネタにした学園コメディーであり、『ゆりひめ@ピクシブ』で連載と、美少女キャラの百合作品が増えると期待した人が続出しました。

『カフェちゃんとブレークタイム』だけでなく、様々な作品で百合要素を織り込んできたポルリン先生の作品だけに様々な層から注目が集まる作品となったのです。

『フーリッシュ!』のあらすじと見所は

『フーリッシュ!』は生徒会、イベント実行委員会、監査委員会の3つの勢力が権力を争う三ツ葉学園を舞台に、『面白くなきゃ、つまらない!!』をモットーに活動するイベント実行委員会のハチャメチャな活動を描いた作品です。

一話時点ではイベント実行委員会の面々以外は出てこないため委員会や生徒会のバトルなどは発生しないものの、イベント実行委員会の面々のむちゃくちゃ振りが目立つ状態になっています。

具体的には、ゆりひめ関連の作品でありながら作品に百合要素はないとキャラクターが発言する、出版社のビルを出した上で破壊するなどやりたい放題です。サービスシーンも豊富ですが、やりたい放題過ぎて一話で打ち切られないかどうかも見所になっています。

今後はいったいどうなってしまうのか

『フーリッシュ!』の魅力は、今後の展開が全く読めないことです。キャラクターたちが破天荒すぎて、他の勢力が出てきてもシリアスな展開になることが想像できないのです。むしろ巻き込まれて散々な目にあうような気がしてしまいます。

また、一部読者や出版社にも積極的に煽っていくようなスタイルになっているため、編集者の堪忍袋がいつ切れるか心配になります。一話打ち切りになってしまったらそれこそ伝説になるのではというはっちゃけぶりだからです。

作品内で百合要素はないとキャラクターに言わせていますが、実際には百合要素は織り込んであります。ただし、オチがつく場合があるため百合要素といわれると首をひねるような状態になっているというのが現実です。読者に歩み寄るのか、このままの路線を貫くのか、連載を続けられるのか……様々な面で注目の作品になっています。

ツイッター上の反応は?

ツイッター上の反応のほとんどは、危険なネタのオンパレードを指摘する声が多くなっています。

ギャグとして優秀という感想がある一方で、ポルリン先生の安全を不安視する人も出てくる状態がかなりカオスです。

また、古参のファンが『学校のしおり』のキャラクター登場を喜ぶ声もあります。ポルリン先生自体が打ち切りを覚悟している発言をするなど、むちゃくちゃなオチもついています。

※作者じきじきに打ち切りを予測する発言が……

まとめ

ポルリン先生は無料で読める作品を多数発表するなどサービス精神が強いことで知られています。新連載の『フーリッシュ!』も無料で読むことができます。また、読者に積極的に意見を聞くなど、ネット民との距離が近い漫画家として愛されているのもポイントです。

『カフェちゃんとブレークタイム』の打ち切り後は開き直った感があり、むしろ積極的に危険級を投げるスタイルに変りつつあります。このままのスタイルでやっていけるのか、別な意味ではらはらしてしまいます。しかし、打ち切られてもネタで済ませて元気にやっていけそうな気もするのが不思議です。

『フーリッシュ!』はもともと同人発のキャラクターが商業に進出した形であり、時間という縦軸やバックボーンがあるのもポイントです。ストーリー上のつながりはないものの、作者の思い入れが強いことも伝わってきます。様々なコラボを手がけてきたポルリン先生だからこそ、今後どういった展開にしていくのかも見所になっていますので、まだお読みでない方は是非読んでみてください!

↓こちらから無料で読めます。

関連リンク:
ポルリン先生の公式ブログ
ポルリン先生のツイッター 公式アカウント
ポルリン先生のニコニコ動画・静画プロフィール

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