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盆ノ木至先生、『吸血鬼すぐ死ぬ』アニメ化おめでとうございます!!! ……え、フライング? 失礼しました。

というのも、3月に開催されたAnimeJapan2018の「アニメ化してほしいマンガランキング」で、吸死が4位にランクインしたのです。このランキングに入っている『やがて君になる』『約束のネバーランド』『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』は実際にアニメ化が決まっているため、かなり期待できるのではないでしょうか。

そして、つい先日、コミックスの最新巻9巻も発売されました。当サイト「萌えまんがの部屋」は吸死を全面的に応援していくスタンスなので、もちろん今巻もレビューさせていただきますよ!

あらすじ

吸血鬼退治人として、新横浜に事務所を構えるロナルド。ですが、副業の『ロナルドウォー戦記』(「ロナ戦」)の執筆活動が忙しいのか、最近はパソコンに向かってうんうん唸っているシーンの方が多い気がします。

そうこうしている間に、新横浜に吸血鬼が大量発生したという情報が。自然に増えたとは考えにくい。誰か黒幕が糸を引いているはず……と思ったら、読者が考えた吸血鬼たちでした。

9巻に突入しても勢いが衰えないどころか、どんどん面白くなっていく本作。今日もロナルドは締切に追われ、ヒナイチは床下から顔を出し、ドラルクはすぐ死ぬ――。

感想

祝・連載100回!温泉回もあるよ

吸死9巻には、記念すべき連載100回目の話が収録されています。マンガ家さんにとっても思い入れが深い数字なのか、他の作品でも「100話」には記憶に残るエピソードが多い気がしますね。『るろうに剣心』なら「京都大火」、『ONE PIECE』なら「伝説は始まった」――。

そして、吸死100死のサブタイトルは、「新横浜の楽しいバカ野郎たち」。退治人ギルド、吸血鬼対策課、ドラルクとジョン、オータム書店の面々がそれぞれ慰安旅行を計画するのですが、偶然にも行き先は同じ温泉旅館。区切りの回にふさわしい、主要キャラがほぼ勢揃いするにぎやかなお話でした。

そして、温泉回といえば、もちろん入浴シーンがあるわけで。今までにも肌色が多い話(野球拳回、マイクロビキニ回)はありましたが、主にマリアさんが男らしすぎるせいでお色気展開にはならなかったので、初めてサービスシーンらしいイラストが拝めた気がします。ありがたや……。

まさかの再登場!幼女ヒロインのアルコちゃん

9巻ではなんと、あの人気キャラクターが再登場しています。幼女ヒロインのアルコちゃんと、そのペットのタマちゃんです。

「いや、誰だよそれ」って? ほら、7巻の83死でショットが助けた女の子ですよ。確かにあの回は、ショットさんのショットさんがナイスショットのインパクトが強すぎたので、私も正直忘れていましたが……。

キックボードのガキさんなど、ひねくれた性格の子どもが多い本作の中で、アルコちゃんは珍しく「普通にかわいい」女の子です。魔法少女アニメのヒロインの振りつけをマネするシーンなんて、見ていると本当に癒やされる……。願わくは、これからも定期的に出てくれるとうれしいですね。

8巻の汚名返上!サンズの出番が大幅増

今巻で一番目立っていたヒロインは、ヒナイチではなくサンズでした。7巻の終盤でヒナイチとは意気投合したように見えたものの、退治人ギルドの女性陣とは面識がないためか、100死のお風呂シーンではまさかの出番なし……(単行本の描きおろしページで救済)。その代わり、他の回では出番が多かったです。

特に面白かったのは、105死ですね。ロナ戦の原稿を受け取りに事務所を訪れたサンズは、例によってロナルドに嫌がらせをしに来た半田桃と鉢合わせします。作中トップクラスのロナリストふたりが出会ってしまったら、やることはひとつ。そう、ロナデュエルド

闇のロナリストである桃に終始押され気味のサンズでしたが、最後に繰り出した一手は、彼女のロナルドへの真摯な愛が込められたものでした。激戦となったロナデュエルドを制したのは、サンズか、それとも桃か――。結末は、ぜひあなたの目でお確かめください(注:吸死はTCGマンガではありません)

【おまけ】9巻でもやります、ヒロインの登場コマ数ランキング!結果はまさかの……

宣伝で恐縮ですが、前に吸死のヒロイン特集記事を書かせていただき、そのときにヒロインの登場コマ数を集計したことがありました。

せっかくなので、9巻でも同じように数えてみました。なお、9巻には半田あけみさんは登場しなかったため、代わりにアルコちゃんを集計対象に加えています。

  • 1位:サンズ(89コマ、約12%)
  • 2位:アルコ(50コマ、約6.5%)
  • 3位:マリア(15コマ、約2.0%)
  • 4位:ヒナイチ(11コマ、約1.4%)
  • 5位:ター・チャン(10コマ、約1.3%)
  • 6位:コユキ(8コマ、約1.0%)
  • 【参考】ドラルクが死んだ回数:22回

なんと、サンズがヒロイン全員の出番の約半分を占めるという結果に!

3巻や7巻も比較的出番は多かったのですが、ここまで突出しているのは初めてだと思います。特に、8巻は表紙に描かれているにも関わらず本編には一度も登場しなかったので、むしろ9巻の表紙をサンズにした方がよかった気も……。

反対に、大きく出番を減らしたのはヒナイチ。しかし、かなまら祭り(実在する川崎市のお祭り)のご神体を見てどストレートに「ちんちん」と言う(107死)、1コマだけ床下から出てくる(108死)など、彼女ならではの見せ場はしっかり押さえられていました。

【おまけ】集計データ


引用元:吸血鬼すぐ死ぬ(2)、盆ノ木至、秋田書店、Kindle版、No.126

よたいちよたいち

(ヒョコっ)どーも、管理人のよたいちです。せっかくなので前回特集との集計データも取ってみましたよ!アルコちゃんは9巻でしかカウントしてないので厳密には正確なデータじゃないんですが、細かい事は気にしないで下さい。

ヒロインの登場コマ数

【前回】

【+9巻】

全体的なヒロイン権力バランスは大体そのまま、サンズがピザ一切れの半分くらいヒナイチに対抗する結果に。しかし、TOPヒロインへの道はまだ遠いぞ!頑張れサンズ!

ヒロインの登場コマ数(単行本別)

9巻は3巻、7巻に続いてヒロインの登場コマ数が多い巻となりました。こうして見るとヒナイチの登場数の少なさも突出していますね。歴代で一番少ない。表紙に出ると出番が少なくなる傾向があるのかも…?

ドラルクが死んだ回数

ドラルクが死んだ回数です(そのまま)。9巻は5巻と同じ回数でした。ドラルクへのダメージは少ない巻だったと言えるのではないでしょうか。合計は336回。

前回特集のアンケート

前回特集の最後に入れたヒロインアンケート的なアレです。沢山の投票ありがとうございました!やはりヒナイチさんは圧倒的人気ですね。その他はバランスよく割れてい…ター・チャン……。

よたいちよたいち

以上、集計データいろいろでした!さて、後はましろさんお願いします!(サッ)


引用元:吸血鬼すぐ死ぬ(2)、盆ノ木至、秋田書店、Kindle版、No.126

まとめ

  • 連載100回おめでとうございます!
  • 幼女ヒロインのアルコちゃんがかわいい!
  • 8巻で出番がなかった分、9巻ではサンズが大活躍!
  • やっぱりドラルクはすぐ死ぬ

 

今回も、ヒロインが活躍するシーンを中心にレビューさせていただきましたが、吸死の魅力はなんといってもロナルドとドラルクの漫才のようなかけあいです。

そもそも、9巻に収録されている12話中、女性キャラの登場しない話が5つもありますからね(モブの女性は除く)。登場コマ数の集計を始めたはいいものの、序盤の3話ではヒロインがまったく出てこず、「これ企画倒れになるんじゃ……?」とヒヤヒヤしました。

ギャグも面白く、ヒロインもかわいいと、非の打ち所がない吸死。さらに多くの方に本作の良さを知ってもらうためにも、冒頭に書いた通り、ぜひアニメ化を期待しましょう!

4コマ好きのフリーライター。萌えかどうかを問わず、4コマなら何でも読みます。個人ブログ「まっしろライター」では、新刊コミックスの発売日前レビューも更新中。

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