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皆さんは最近、マンガ作品に対する「表現規制」がキツくなってきていると感じることはありませんか?
女性の露出が多いだけで「女性差別だ!」と騒がれてしまったり、一般誌で連載されている作品のエロ展開に苦情が寄せられてしまったり…なんだか昔に比べてフィクション作品への風当たりが激しくなってきていると感じているのは、きっと私だけではないでしょう。

しかしそんな息苦しい世の中で、表現規制とガチバトルを繰り広げる問題作(褒め言葉)が少なからず存在します。今回ご紹介する「女神のスプリンター」という作品もそのひとつ。一般誌で連載されている作品ですが、その内容はそんじょそこらのエロ漫画よりハードな一冊となっております。

私は漫画のレビューをする際、「あれ?この作品は萌え漫画?エロ漫画?」とジャンル分けで悩んでしまうことが多々あります。それでもいつもは「すごくエロいけどギリギリ萌え漫画です」ということでご紹介するのですが…今回ばかりは言わせてください。ごめんなさい、「女神のスプリンター」はエロ漫画です。と。

あらすじ

陸上部に所属する高校生・高瀬浩太は、短距離走の記録をなかなか伸ばすことができず悩んでいた。そこで自身の義理の姉であり、現役時代は「トラックのビーナス」とまで呼ばれた陸上界のホープ・高瀬恭子の元で住み込みのトレーニングを行うことになった。

ところが浩太にとって短距離走のトレーニングというのは建前で、昔から憧れていた恭子と一緒に過ごしたいというのが本心だった。兄嫁である恭子に恋をすることに背徳心を覚えつつ、浩太は2人きりで過ごすトレーニングの日々に心を踊らせる。

しかし恭子が実践したトレーニングは、浩太の想像の遥かナナメ上を行くものだった。一流のスポーツ選手になるためには「性欲の管理」が必要不可欠だと提唱する恭子は、これから先ずっと浩太の射精を管理すると言い出したのだ。こうしてなかば強制的に絶対服従を誓わされた浩太は、地獄の禁欲生活をスタートさせることになる。

感想

まず設定からして一般誌向けではない(褒め言葉)

引用元: 女神のスプリンター 1、原田重光、かろちー、講談社、電子版、p29

皆さんにはこの作品がどんだけエロいかってことをわかってもらいたいので、まずは本作の設定を詳しく説明しておきますね。設定てんこ盛りなので一言で説明するのが難しいのですが…できるだけ短くまとめると、女神のスプリンターは「欲求不満の兄嫁に誘惑されながらオナ禁する」というお話です。

もう、設定からすでに一般誌向けではないですよね。「美人でエロい兄嫁」がメインヒロインという時点で有難いのに「兄(旦那)は謎の海外勤務中」という最高のシチュエーション。
主人公はとある事情からオナ禁を課せられるのですが、その割に兄嫁はメチャクチャ誘惑してくる…という、男の夢がギッシリつまったストーリーになっています。

なんというか、兄嫁が全裸で義弟の射精を促して体で受け止めるシーンとかみてると「18禁マンガって何だっけ?」という気持ちになってましたね。これが一般誌で連載できるなら「18禁」なんて括りに意味はないんじゃないか…とまで考えてしまいました。(賢者モードで)

エロくないページを探すほうが難しいので注意だ!

引用元: 女神のスプリンター 1、原田重光、かろちー、講談社、電子版、p41

女神のスプリンターは、とにかく全裸のシーンが多いです。兄嫁の恭子さんはかなり重度の露出狂で、浩太の前でも平気で裸になって誘惑してきます。それどころか浩太が寝静まった深夜には無人の陸上競技場を全裸で疾走しているらしく、恍惚の表情で裸体をさらけ出す彼女の姿がたっぷりと描かれています。ハッキリ言って、エロくないページを探すほうが難しいというレベルです。

ちょっと数えてみたんですが、恭子さんは全196ページ中ざっと80ページほど全裸or半裸でした。1コマも登場していないページを覗くと服着てるページのほうが少ないといった有様です。もうなんか、ありがとうございます。ちなみに服着てるページでも80%くらいの高確率で乳首が浮いているという徹底したサービスを見せつけてくれました。

うん、何が言いたいのかというと、女神のスプリンターは家族がいないところで読もうぜって話なんですよ。
実は私、最初はこの作品「ちょっとエッチな陸上系の漫画かな?」くらいに考えていたのでリビングのPCで読んでたんですが、ものの10ページで「アカン」となり部屋にこもりました。自分の部屋に避難しようと振り返った瞬間に妻と目が合ったので色々と終わったと思います。本当にありがとうございました。

だいなごんだいなごん

みんなは自分の部屋かトイレにこもって読んでくれよな!

サブヒロインの活躍にも期待ッ…!

引用元: 女神のスプリンター 1、原田重光、かろちー、講談社、電子版、p173

個人的には恭子さんのキャラがドストライクだったわけなんですが、女神のスプリンターにはサブヒロインとして紅林先生というキャラクターが登場します。紅林先生は、巨乳・縦セタ・メガネ・ミニスカ・保健室の先生…などなど、恭子さんにも負けず劣らずの設定てんこ盛りヒロインです。

面白いのは、紅林先生の役どころ。実は彼女、浩太に対して「オナニーをしたほうがいい」と説得するという役割を持っており、恭子さんとは別の角度から浩太を誘惑してくるんです。あくまで保健室の先生として、生徒に正しい性欲発散の仕方を教える…という形ではありますが、浩太の立場からするとたまったものではありませんよね(笑)

高圧的にオナ禁を命じてくる恭子さん、優しくオナニーの仕方を教えてくれる紅林先生、2人の間で葛藤する浩太…羨ましいような、羨ましくないような…いや、やっぱ羨ましさしかないだろコレ。変わってくれ浩太。

まとめ

  • 兄嫁と2人きりの同居生活がエロすぎる
  • というかもはや兄嫁の存在そのものがエロすぎる
  • ついでに保健室の先生もエロいので手に負えない
  • というかエロくない部分が見つからないレベル
  • 家族の前で絶対に読んではいけない男の一冊

女神のスプリンターという作品を紹介するとき、「エロい」という表現しか出てこない自分の語彙力が恨めしいです。本当はものすごく官能的な雰囲気のある作品というか…もっとダイレクトにこの作品の良さを伝える言葉はないものだろうか。情欲的…?背徳的…?色っぽい…?フェチい…?うーん…いやまぁ…エロい、だなぁ。
とにかく、Mっ気のある男性なら興奮してしまうこと間違いナシな一冊なのでぜひ読んでみてください。

二次元の世界が好きすぎて脱サラし、マンガ・アニメ専門のライターになってしまったヤバい人です。
朝から晩までマンガを読んではレビュー、アニメを見てはレビューという二次元漬けの日々を送っています。

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