Pocket
LINEで送る

ロリは良いものです。昔の偉い人も「ロリは良いよね」と言っていた気がします。そして本作『紳士なミーツガール』はそんなロリ良いよね系の紳士に向けた作品なのです。タイトルに紳士と入っているぐらいなので変態紳士諸氏にとってマストアイテムと言えます。

また本作はロリのセクシーな描写があったりします、が…一般書籍です!あくまで成人指定を受けた漫画ではないのでセーフ!そんな萌えとエロの境界線上にあるタイプの漫画なのでご褒美としか言い様がありません。ありがたく頂戴するのが正解です。

ジャンルはギャグで雰囲気も明るめ、シリアスな描写は無し、とくればそこはもうパラダイス。何も迷う必要はありません。「ロリでエロなギャグ漫画良いよね」と偉い人も言っていた気がします。早速本作の内容から見ていきましょう。

あらすじ

どこにでもいる普通のサラリーマン、玩具会社の営業をしている前田紳士(まえだ しんし)はあるとき木から下りられない大型犬を助けます。その大型犬の飼い主は小山田奈々(おやまだ なな)という幼女で、紳士に恋をするのでした。

ところが紳士は幼女に恋されているなんて思いもしません。そして奈々ちゃんは無口な子なので中々思いを伝えることができないのです。小学校の裏手に紳士を呼び出した奈々ちゃんですが誤解が誤解を呼び最終的に逃げ出してしまいます。

そして小学生女児といかがわしい行為をしている成人男性、という犯罪的な構図を見て取ったお巡りさんに紳士は逮捕されてしまうのでした。紳士はあくまで「紳士に」対応しようとしているのですが巡り巡っていかがわしい展開になるので大抵逮捕されてしまいます。

感想

ロリでかつエロ要素を満たしたパーフェクトな作品

本作はロリでエロなギャグ漫画です。「ありがとう」そんな声が聞こえてくるようです。ロリが登場してしかもエロ描写がありさらには明るいギャグ描写とくれば変態紳士にとっては理想郷ニライカナイ以外の何物でもありません。当然萌えポイントとしては極めて高く、エロポイントも相乗してフィーバー突入です。男女の直接的なエロ描写ではなくその前段階、女の子の恥ずかしエロ描写が多いというのも良い点となっています。全年齢向け漫画だからこそ表現しうる萌えの領域がここにあるのです。

例えば奈々ちゃんは無口なので紳士に思いのたけを打ち明けることができません。そこで思い切った行動としてスカートをめくってパンツを見せるのです。赤面した少女が自らパンツを見せつけるという状況を前にしたとき、エロ漫画の場合であればもうエロエロな展開になること間違いありません。ですがここで主人公の紳士はあくまで社会人というスタンスを取り続けます。ここで「実際にパンツを見せ付けられたら…どうすりゃいいの!?」という読者の気持ちと1つになるわけです。

確かに実際にそんな状況に陥ったならどうすれば良いのか悩むはずです。ロリが好きなら尚更の事悩むでしょう。襲うなんてのは心の弱い奴のする事。ではスカートを下ろすよう言うべきだろうか、しかし彼女は一生懸命恥ずかしさを押し殺して何かを伝えようとしている…その意図を汲むことが大人なんじゃないか!?と紳士は考えます。エロいロリに対して真剣に取り組むのは正に紳士の姿。どんどんとよりエロい展開になっていったとしてもそれは不可抗力。ありがとう。

古賀亮一先生への憧れがほとばしる作風

本作にはハイテンションなギャグ描写が随所に見られますが、どこかで見た覚えがあるかもしれません。それは恐らく古賀亮一先生の作品でしょう。そう、本作を描いた松林悟先生が古賀先生を大好きであることがひしひしと感じられるほどに強い影響が見られるのです。ですがもちろん古賀先生は古賀先生であって松林先生は松林先生なので、そのクオリティには差が出てしまいます。余りにも似ているため古賀先生と比較すると本作の魅力が少し減ってしまうかもしれません。

ですが本作は古賀先生の作品とは異なり重要なポイントが多分に含まれて居ます。それは「ロリ」です。ここ重要です。古賀先生の作品では基本的に女性はボインな傾向にあるのに対し松林先生はロリかつ貧乳な女性が数多く登場します。ギャグという面では正直なところギャグ漫画全体の中で古賀先生自体が遥か高みに存在しているので適いませんがロリ度という面では松林先生に軍配が挙がります。つまるところロリ好きな変態紳士にとって本作は最高ということです。

またこれは萌え漫画としてありがたいことなのですが、本作はギャグよりもエロ多めで構成されています。もちろん何をもってエロと言うかは読者により異なるわけですが全年齢漫画として高いレベルのエロを展開している状況です。反対に古賀先生はエロ少な目のギャグ多めという構成の漫画が多いため、この点でも両者を区別することができるでしょう。古賀先生が偉大なため作風が似ているという点に注目してしまいがちになるかもしれませんが、実は方向性的には少し異なる両先生なのでした。

エロ段階未満のエロ描写が萌えタンクを一杯にしてくれる

エロと萌え、なんとも密接な関係でありながら全く異なるものであるような微妙な関係にある両者ですが、本作ではエロと萌えは合体した形で描かれていると言えるでしょう。本作のエロは基本的に無口な奈々ちゃんの決死のアピールとして描かれるのですが、奈々ちゃんは当然こうしたことに慣れているわけではありません。仕方なくこれしか取る方法が無いからパンツを見せたり服を脱いだり服をずぶ濡れにして紳士を誘惑するのです。そのときもちろん奈々ちゃんは赤面しています。

恥ずかしがる女の子というのは萌えエネルギー量が高くあっと言う間に読者の萌えタンクを一杯にしてくれるものです。そしてそんな描写が本作には数多く含まれています。さらにそのとき奈々ちゃんは恥ずかしさのあまり汗だくになっていたりするのです。汗をかきながら顔を赤らめて服を脱ぐロリ…最早記述するだけで捕まってしまいそうになりますが大丈夫。日本は平和な国。ともかく変態紳士にとって本作は必携の一冊としか言うほかありません。

本作では基本的に男女の絡みによるエロ描写はなされません。裸体を描いてはいますがあくまで概念としては間接的なエロ描写となります。やはりここにこそ得がたいエロ要素があると言えるでしょう。例えば本作が成人漫画だった場合、それ以上のエロ展開を望まれることになりもっと過激なものになるはずです。つまるところ本作に含まれているエロ要素というのは成人漫画では描けないエロの世界なのです。全年齢向け漫画だからこそ味わうことができるエロかつ萌えを十全に表現した作品となっています。

まとめ

本作は全年齢向けでギャグをベースとした漫画です。そこにエロないし萌え描写が含まれていて、その描写はなかなかギリギリを攻めていると言えるでしょう。この領域における作品の中ではとても変態紳士向けに仕上がっています。そういう意味で言えば成人漫画よりもエロいと感じる方がおられるかもしれません。間接的なエロこそ至上と考えるなら本作は間違いなくおすすめできる逸品です。全年齢向けという制限があるからこそ輝く萌えの世界を味わえるでしょう。

またベースがギャグというのもありがたい点です。明るいエロというのはこう心が浮き立つような、生きる活力を湧かせてくれる力を持っています。ギャグの方向性としては古賀先生に強い影響を受けているものの、萌えに比重が置かれているため笑いより萌えを補充したい方にとって本作は最適な作品となるでしょう。また、古賀先生の影響を受けているものの比較せずに読むことももちろん可能なはずです。あくまで松林先生独自の世界観として考えればただただギャグでロリな漫画として楽しめるでしょう。

奈々ちゃんは例えばパンツを見せてくれたりずぶ濡れになってスケスケの服を見せてくれたりむしろ服を脱いで裸体を見せ付けてくれます。いずれも紳士を誘惑しようとして必死な上での行為で、汗をかきつつ赤面しつつ切ない表情をしているわけです。また奈々ちゃん以外にも眼鏡な義理の妹やお見合い相手のロリ巨乳も参戦し紳士を次々に誘惑してきます。ロリ好きな変態紳士に向けた漫画とも言えるでしょう。自分の嗜好に合致していると思う方は是非一度読んでみて下さい。

オススメ度
★★★★★★★★★☆ ★9

記事担当:くもすい

Pocket
LINEで送る