Pocket
LINEで送る

かわいくて、面白くて、中毒性があるとか誰得?俺得ーーな「あそびあそばせ」4巻です。3巻では新キャラ登場はありませんでしたが、4巻では濃い新キャラ達が続々と登場しています。オリヴィアのお兄ちゃん、古文顔のクラスメイト藤原さん、生徒会副会長ですね。

作中最萌えのオリヴィアのお兄ちゃんがまさかこんなキャラだったなんて――。そして画面を圧倒する藤原さんの存在感よ。副会長に関しては1巻でちらっと顔見せはしていたのですが、これまた予想を裏切るキャラクターとして描かれています。

もちろん新キャラの魅力だけではなく、あそ研の3人の掛け合いも勢いを失っていません。オリヴィア、香純がかわいいのはもちろんのこと、華子のお馬鹿っぷりも健在です。読めば読むほど中毒になっていく「あそびあそばせ」4巻スタートです。

あらすじ

校内英語スピーチコンテスト代表にオリヴィアが選ばれてしまう。「人生終わった」というオリヴィアを助けるため、前多が用意したあるものとは?(32:ダッチなワイフ)先生に叱られたオリヴィアは保護者としてお兄ちゃんを学校に呼び出されてしまう。オリヴィアの兄だから美形だと期待していた華子だったが。(33:遺伝子操作)

英語が得意で古文が苦手なのに、なぜか古文に詳しいと思われている藤原さんがオリヴィアの秘密に気付いてしまう。(34:心がぴょんぴょん)青空つぐみが男の娘かどうか気になる香純はつぐみのスカートの中を覗くためにオリヴィアと華子に協力を求める。(37:ティンPOの秘密)

オカ研の岡さんとアグリッパは文化祭のためのクッキーを試作する。(39:オカケン・ウィッチ・プロジェクト)生徒会副会長の秘密が明らかになる。化粧ってすごい!(40:顔面凶器)など、おまけを合わせて10本収録。

感想

オリヴィアのお兄ちゃんと古文顔の藤原さんが登場する!

「33:遺伝子操作」では、ついにオリヴィアのお兄ちゃんが登場しました。華子なんて、オリヴィアが美少女なのでその兄も美形に違いないと考えて、家族計画まで立て始める始末です。で、実際に会ってみての一言目ですが、警備員の人に取り押さえられながら「あ!オリヴィアこの狼藉者を成敗するでござる!!」ですよ。華子なんて「あのさその人アキバとかで拾った系?」とか聞いちゃっています。一昔前のオタクスタイルですね。でも、オリヴィアのような妹に好かれるなんて、その時点で人生の勝ち組でしょ、この人。

そして「34:心がぴょんぴょん」はクラスメイトの新キャラ藤原さんがメインになるお話でした。この藤原さんというのは、オリヴィアに替わって英語のスピーチコンテストに出て優勝してしまった女の子です。でも、藤原さんは古文の時間にやたらと先生に当てられ、クラスメイト達から古文の質問を受けてしまいます。「お前らノーモア古文」とか言っています。藤原さんは古文が苦手なのですよね。それなのに古文が得意だと思われているのは、藤原さんが「古文顔」だからなんですね。

オリヴィアのお兄ちゃんも藤原さんもキャラが濃いですね。二人ともギャグ漫画的に当たりキャラだと思います。この二人の話はまだまだたくさん期待できそうですね。新キャラに外れがないというのも「あそびあそばせ」の強みなのだと思います。古文顔の藤原さんは、香純に壁ドンされたことによって香純に対する百合的感情を芽生えさせてしまったようなので、今後もアプローチがありそうですね。つぐみも合わせて今後心がぴょんぴょんするんじゃ~という展開になっていくのでしょうか?香純さんも腐女子で百合に巻き込まれて……と色々と業が深いです。

ついに副会長の伏線?が明らかになる!

4巻では生徒会副会長が再登場しています。彼女は1巻で生徒会長の応援演説をしていた女の子ですね。「彼女に票を入れなかった人は夜道と食事にお気を付け下さい」という衝撃的な演説をして、生徒会長を当選させたのでした。その時は地味というかホラーな感じの風貌が印象的でしたね。ところが……「38:さよなら生徒会長」で出てきた副会長はギャルなんですよ。金髪の髪の毛をふわふわさせて、おめめパッチリ、仕草も女の子女の子しています。

1巻を覚えていた人は少し違和感を覚えますね。べ、別の人やん。涼川先生なんか間違えとるんとちゃうの?いえ、間違えてないんですよね。副会長はすっぴんだと地味で不細工なのですが、化粧をすることで今時のかわいい感じのギャルに化けることができるのです!「りとる・けいおす」に出ていたビッチな感じの小学生が大きくなったというイメージです。涼川先生のお得意のキャラと言えるでしょう。ビッチ道を貫くためにはなんでもする!という鋼の意志を感じます。

4巻の最後の話では、副会長とあそ研の全面対決か?というところで引きになっています。まぁ、あそ研は空気を読まずに文化祭の陳情を続けているだけなのですが……。僕は「りとる・けいおす」の時のビッチ小学生達のネタは少しすべってたかなと思いますが、「あそびあそばせ」の遊び人四天王、副会長のようなキャラクターは今のところ成功していると思います。なんといっても、あそ研の面々のかわいさが際立つのがいいですね。あーもう、ほんとこいつらかわいいなって思えてしまいます。

個人的4巻の好きな話ランキングベスト3

個人的に好きだった4巻での話ランキングを発表していきたいと思います。第3位は「39:オカケン・ウィッチ・プロジェクト」でした。オカ研の二人がメインの回でこの二人があそ研の面々とは違った感じでかわいいのです。岡さんはあぐりちゃんからは「るう」と呼ばれているのですね。この空間だけきらら系な感じがします。二人で文化祭に出すためのクッキーを試作するという展開でした。かわいくてほのかに百合っぽくて、きららきららしているのですが、もちろんオチは「あそびあそばせ」なものでしたよ。

第2位は「36:神の啓示」でした。これは華子メイン回ですね。そして「あそびあそばせ」では初めての「勘違いネタ」ではなかったでしょうか。華子はオリヴィアが言った「童貞を殺す服」の「童貞を殺す」の部分を意味通りに受け取ってしまいます。殺さなければならない童貞の条件を論理的に考えていくあたり、華子の「勉強はできるけど馬鹿」というキャラクターをよく表現できていますね。電話越しにオリヴィアがキャッキャウフフと女の子トークをしているのに対して、華子は「これが世界の選択か……」という感じで世界と戦う雰囲気になってしまっています。

そして第1位は「32:ダッチなワイフ」でした。これは、オリヴィアが校内英語スピーチコンテストのクラス代表に選ばれてしまうお話でした。ネタも秀逸でしたが、様々なオリヴィアの表情が見られるのがファンとしては嬉しい限りでした。勉強してなんとかしようと励ます二人に対し、「ああああああああああああああ勉強したくなぁぁぁぁい」と叫ぶオリヴィアのクズさも笑えましたね。なんとか窮地を乗り切るために前多が用意したアンドロイドに替わりにスピーチをして貰うという雑過ぎる作戦が立てられましたが、オリヴィアはどうなってしまったのでしょうか?

まとめ

新キャラも成功し、あそ研の面々も安定して面白かった4巻でした。ここで恒例の好きな台詞の抜粋を行っていきたいと思います。「人生終わった」「自分の作った罠に嵌まる脳みそピーナッツくらいの動物みたいだよね…」「6の発音が超綺麗ーー!!」「やだよ――勉強したくな――いこれでいいじゃん?みんな幸せになれるよ?」「ナマチュウ…尊い…」「後生でござる!!ちょこコミで連載してる魔法少女プリティー・キスの続きがどうしても読みたいのでござる!!」「ホワイジャパニーズ私に古文をピック・オン」「お前らノーモア古文」「これがジャパニーズKABE-DON…」

「唐突だけど…二人に「うんこ」って言わせたい…」「ジャジャーーーンまさかのときの華子のハレンチ裁判~!」「違うね!女の子の友情はたっぷりの墨汁で書いたいつ破れてもおかしくない書道半紙みたいなものだね!!」「童貞なんか悪い事した?」「あ…種を保存しようとしないからという理由で神の怒りを買った…とか?」「秘密保護法?」「チンポよく回します」「ちんこすう」「あ…違ったちんかすあ…違う…ちんぽこう…」「青空さんのスカートの中を覗きたいんです!」

「そっか…阿蘇研か…山好きって良い人多いんだね…」「欲しい…あの…クッキーが…欲しいっ…!クッキッィー」「あの…なんでいつも会うたびにずぶ濡れなんです?」「男にちんぽ出して歩けって言ってるのと同じことだよ?」最後の話ではあそ研が文化祭の陳情を続けているのですが、ということはつまり次の巻あたりで文化祭回がくるということでしょうか。今のところ伏線があって前に出て来ていないキャラクターは香純の姉くらいでしょうかね。香純からの印象はあまりよくない感じですが、出てくるとまた違う感じという可能性はありますね。安定してかわいくて面白い「あそびあそばせ」はまだまだ続きますよ。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:カオス

主に青年誌のラブコメ・エロコメを好む30代男子。「変女」推し。

Pocket
LINEで送る