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「萌え・エロ・ロリ」この3つの要素は変態紳士にとって生きる糧ですが見果てぬ希望です。現実社会にそれらを求めたなら代わりにお縄とトイレ一体型の冷たいお部屋が与えられるでしょう。そして先割れスプーンで脱獄するはめになるわけです。

そんな夢の国に行かないためにも漫画で「萌え・エロ・ロリ」を補給した方が良いのは明白。そして本作『おとぎの国のいちごヒロイン童話集+』は正にそのために存在する作品と言えます。読めば変態紳士の脳内に萌えエネルギーがするすると吸収されていくでしょう。

タイトル通りおなじみの童話をモチーフとした萌え物語が繰り広げられるのですが、どれも「萌え・エロ・ロリ」を柱として構成されているので安心です。エロに傾いたロリな萌え、さらにギャグがベースとなっていて明るい本作について見ていきましょう。

あらすじ

ドロシーはあるとき竜巻に巻き込まれ異世界へとワープしてしまいます。そこには魔女が居て西にいる悪い魔女を仲間と共に倒すよう言われるのでした。仲間はエロいカカシやエロいロボ、気弱なエロいライオンです。いざセクハラ満載の道中が始まります。

ウェンディは影を無くして困っているピーターパンを助け、お礼にネバーランドへ招待されることになりました。しかしそれは罠でウェンディはパイオツを揉まれてしまいます。そこに颯爽と登場した幼女なフック船長。果たしてピーターパンの悪の手から逃れることはできるのでしょうか。

12時を過ぎると魔法が解けてしまうシンデレラはお城を抜け出します。すると王子様が追いかけてきて…特にガラスの靴を拾うことも無く延々と追いかけてくるのでした。途中熊に追いかけられ洞窟に逃げ込んだ2人。眠れば必ず王子に襲われる状況でシンデレラと王子の戦いが始まります。

感想

女の子をひん剥いたりヌルヌルさせ隊

本作は「オズの魔法少女」や「ピーターとフックちゃん」「少女 桃太郎ちゃん」といったように一目で原作が分かる童話をモチーフとしたエピソードが収録されています。原作では男性が主人公であっても容赦なくロリ少女に変換されて描かれているためご安心下さい。基本的にはメインヒロインである少女が周囲のどうかしている連中にひん剥いたりヌルヌルさせられたりイタズラやセクハラを受けるという展開になるのです。そしてベースはギャグとなります。

ギャグの世界というのは実はエロや萌えと非常に相性が良かったりします。なぜなら何をしても何となく勢いで許されるからです!少女側もいわゆる「もー!」とか「いやー!」というリアクションで済ましてくれますし、少しパイオツを揉んだからといって大事になるわけではありません。もしこれがシリアスな作品だったならパイオツ揉みにより少女の心が傷つきトラウマとなり深刻な展開になる可能性もありますが…そんな心配は一切無用!「やー!助けてください誰かー!」というテンションで全ては丸く収まるのです。

また作者の絵柄がかわいらしいにも関わらず結構なプレイ…もといセクハラが描かれているのも良いですね。服をひん剥くのは当然として、亀甲縛りをしたり全身バター塗れにしたりとありがたい描写が満載となっています。エロなロボの股間の給油口に給油するドロシーはもうありがたいことこの上ありません。冒頭で述べたように「萌え・エロ・ロリ」の三拍子にギャグを加えて漫画にしたような作品なので変態紳士の活力の源となるはずです。ともかく…エロいですね。

単発で終わってしまったのが悔やまれる作品

本作は本巻のみで続編は未だ描かれていません。これだけエロく萌えるロリが登場するにも関わらず続編が出ていないというのは悲しい事ですが仕方ありません。ですが童話は星の数ほどありますし、童話のそれからを描くことだってできるはずです。本作が気に入った変態紳士諸氏はこうした渇望にさいなまれる可能性もあります。それほどに本作はギャグとエロが渾然一体となったありがたい作品なのです。読了後にはもっと色々な話を読みたくなるかもしれません。

ただ単に童話をそのまま描くわけでなく、桃太郎や浦島太郎のエピソードのように男性主人公を女性のメインヒロイン化しているという点も面白いところです。大胆に原作をリメイクし、かつギャグとロリなエロを織り込むという作者の手腕が発揮されている稀有な作品なのでやはり続編が出ていないのは惜しいと言わざるを得ません。ですが短命に終わってしまった作品だからこそ大事にしたいという思いも湧いてくるものです。1つ1つのエピソードを味わいつくしましょう。

各エピソードはそれぞれ実はバリエーションが豊かだったりします。一見、どのエピソードにもハイテンションなノリが含まれているため同じように見えるかもしれませんが、状況設定や展開の仕方はそれぞれ異なるのです。言われるがまま股間に絆創膏を貼られてしまうヒロインも居れば屹然とセクハラに対抗するフック船長(幼女)も居ますし、快感に流されまいと気合を入れてエロ展開を阻止しようとするシンデレラなど様々なヒロインが登場します。新作が読みたい作品です。

女の子のかわいさが絵柄にマッチしている

作者の絵柄はギャグ漫画的であり、美麗な萌え漫画チックなものではありません。そこで好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはかなり好みだったりします。まるで服を剥かれて「やーん!」と両手で胸を隠すために存在しているようなギャグ漫画におけるエロ要員、そんな少女達が描かれているのです。これは最早感性の話となってしまいますが、そうした女の子はとてもかわいい。洗練されすぎていないからこそギャグ漫画に相応しいデザインとなっている女の子達がたっぷり登場するのです。

もしこれが萌え要素が強い場合どうなるか、という試みは本巻のラストを飾るエピソード「魔法少女 まちっこ」で為されています。何とこのエピソードでは本作の作者である松林氏を原作として、ロリ漫画雑誌「LO」の表紙でお馴染みのたかみち氏が作画しているのです。ロリの魂を持つたかみち氏が松林氏の世界を描くという新しいチャレンジなのですが、これがなかなかエロいものに仕上がりました。むしろギャグ漫画というよりエロが強くなっています。たかみち氏の画力が高く、少女の肉付きがリアルなのです。

もちろんそれはそれでナイスな漫画なのでアリです。ちなみに表紙もたかみち氏が手がけていて配色やデザインなどただただ美麗としか言えないものとなっていたりします。どちらの作者の手による絵柄もそれぞれ良く、それぞれの絵柄でしか描けない世界があるということです。ただたかみち氏と松林氏の絵柄は大きく異なるので注意しておきましょう。なお裏表紙には本編のシーンがいくつか描かれています。もちろん本編はラストを除く全てが松林氏の手によるものです。同氏の描く女の子にトキメキを感じた変態紳士は即ゲットしておきましょう。

まとめ

ギャグとエロが両立した漫画は楽しいものですが、そこにロリまで加わったならそれは完全体となります。誰も敵うわけがありません。全てが冗談で済まされる世界で女の子達がセクハラされる光景はパラダイス。平行宇宙にこんな世界があれば是非ワープしたいものです。変態紳士諸氏にとって本作はまさしく理想郷と言えるでしょう。また童話という多くの方が知っている物語をベースにしている点も親近感を湧かせてくれ、すんなり作品世界に入りこむことができます。

童話をモチーフにしているだけあって、様々なシチュエーションで辱められ羞恥に顔を赤くする女の子達を見ることができます。童話という括りで既にシチュエーションの多様さが生まれているわけです。様々な状況に置かれたロリたちが見せるその表情は萌えポイントの高いものとなっています。たまにセクハラに身を任せそうになる展開における女の子の表情は変態紳士にとって極上の栄養となるでしょう。やはりロリでしか表現できない萌えとエロは存在します。

また作者である松林氏の絵柄がなんとも良い味を出しています。たかみち氏が表紙とラストを飾るため比較してしまいがちになりますが、単純に技術力ではたかみち氏の方に軍配が上がるでしょう。ですが漫画の絵柄として見た場合にはそれぞれに固有の魅力が備わっているのです。松林氏の絵柄による女の子の魅力はギャグ漫画というジャンルに合致していて、それでいてロリでエロい!唯一無二と言えるでしょう。セクハラしたくなるのも頷ける女の子たちなので是非一度読んでみて下さい。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:くもすい

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