今回の感想は藤代健先生の「ながされて藍蘭島」8巻です。今回収録されているのは第43話の「ニンニンして」から第47話の「もののけして」までの5話と番外編2話の合わせて7話です。今回は7巻より1話少なくなっています。

この8巻では梅梅以来の新しいヒロインが登場します。今回は登場したばかりということで新しいヒロインの紹介も兼ねた一騒動がしっかり描かれています。当然新しい女の子だけではなくその騒動の中ですずのヤキモチなど見どころ満載。

更には意外なことから行人のバトルが始まったり、ちょっといい話があったりと話の内容がバラエティとんでいるのも見どころでしょう。特に今回はすずが今まで以上に感情を爆発させているので注目です。もちろんドキッとするシーンもしっかりありますよ。

あらすじ

ある日の学校での出来事、突如天井にいた謎の忍者に行人が気づくとなんとその人がみこととくないの母親であるこころだといいます。突然現れたこころですが何やら生登が気になる様子、そして行人はこころに家に招待されるのでした。

みことを案内役に山奥にある忍者屋敷足を踏み入れる行人とついでについてきたすずでしたが屋敷の中わ忍者の罠だらけでもう大変、無事客間にたどり着いた行人でしたがそこでこころのもう一人の娘である忍とお見合いしてほしいと言われます。

しかしこころのうっかりからお見合いはなかったことになるのですが、しのぶと行人には意外な関係ができてしまいなんだかまだまだ騒動は収まらなそうです。お見合いを聞きつけたまちや他のみんなも巻き込んで今日も藍蘭島は大騒ぎです。

感想

行人に突然のお見合い話?結果はいかに

7巻で出てきた村の学校ですが、今回はそこから話が始まります。ある日の学校で先生のくないが授業を始めようとするとまさかの天井に忍者がいたのです。なんとその忍者はくないとりんのところで大工修行をしているみことの母親であるこころさんでした。行人をまじまじと見つめたあとくないに耳打ちするこころさん、なんと山奥にある心さんたちが住まう家に来てほしいということですが、もうこの時点で事件が起きそうな予感しかしません。

みことを案内役に山奥に行く行人でしたが、たどり着いた人者屋敷は罠だらけでもう大変。なんとか客間にたどり着きこころさんに話を聞くと娘とお見合いをしてほしいという話になってしまします。しかしみことはりん一筋でくないは動物のとげ太に夢中と全く問題外でした。そこで心さんは今日読んでいるもう一人の娘しのぶとお見合いしてほしいという話になるのですが、ここでこころさんの手違いで行人が毒で倒れてしまいます。手違いのレベルが怖すぎますね。

みんなで解毒剤を探して一騒動中に寝ている行人のところに一人の女の子がやってくるのですが、その子のお陰で無事解毒薬を服用し行人無事回復しました。しかしその時行人全く動けなかったため解毒薬を飲ませた方法はと言うと、まさかの口移しということに。状況が状況とは言えまたまた何か騒動が起きること間違い無しの展開になってきました。とは言えこの日は行人の体調もあるため直接しのぶとしっかり会うことはなくお開きになってしまうのでした。

新キャラ優先なため他のキャラはちょっと控えめに

今回の新しいキャラクターしのぶは、動物たちではなく人間の女の子、それもとてもきれいな娘ということもあってヒロインの一人としてガッツリ長く期間を取って紹介などの話が作られています。その分外の女の子たちは少し出番が少なめになって島ているのは残念でした。特にりんは今回の8巻ではほとんど出番なしという具合でちょっと可愛そうですね。もちろん反しの中で他の女の子たちも結構出てくるので他の子達が全く出番がないとお言うわけではないのですが。

また第43話から第46話までは一応大きく分けて2つのお話にわけられる構成になっているのですが、結果としてどちらもしのぶがメインになっているためかなり長期間話が続いているようになっています。その結果として余計に他の女の子の出番が少なく感じてしまうような気がしたので、合間に一つ番外編を挟む形でも良かったようにも思いました。ちなみにこの話ではしのぶ以外でも特にすずとまちはかなりしっかり出てきて活躍?しています。

またこういった構成になるのも仕方のないと思う一面もあります。何しろもう8巻目ともなると今まで出てきた女の子たちは行人にとっても読者にとっても印象がとても強く、新しく出てきたキャラクターの印象はどうしても薄くなりがちです。そんな中でも今回の話ではしのぶはかなりしっかり印象的な登場だったのもあって、そういう意味では成功だとも思いました。それでもやはりりんに関してだけはやっぱりちょっと出番が少ない気がします。

見合いからの試合にまさかの展開

お見合いの場では誰も見ていない形で口移しというまさかの展開となったしのぶと行人ですが、どうやらしのぶは行人の話をこころさんから聞いて何やら思案している模様、次の日になり行人をさがすしのぶでしたがそこでまちと出会います。そこで口移ししたということを聞いたまちは案の定暴走してまさかの間接キスを迫ることに。もはやなりふりかまってない感じでした。それからもいろいろあって結局あやねの案内で行人とすずの家で再開しました。

そこでなんとしのぶは行人に試合を申し込むのです。侍修行と称して3ヶ月ほど迷子になっていたしのぶですが、その中で各森のぬしから行人話を色々聞き手合わせに来たのでした。しかし女の子とは戦わにという行人と引き下がらないしのぶ、そんな二人が近くにいる様子を見てすずはどんどん不機嫌になっていくみたいでさあ大変。そんな中ひょんなことから行人にした口移しをもう一度実演してしまうしのぶ、それをみたすずは倒れてしまいます。

結局すずが切れたことがきっかけでしのぶと試合することになった行人でしたが、すずが機嫌悪い理由にはまだまだ鈍いようでした。試合は膠着状態となりなかなか終わりませんでしたが、からあげのアドバイスにより無事決着?しました。ようやく方の付いた今回の騒動ですが、なんとしのぶが行人を師匠と呼び弟子入りを迫ってくることになります。それにしても今回のすずはしのぶが無知ゆえの積極さがあるためにとにかくいろいろな表情が見れました。

まとめ

そんな感じで新キャラクターしのぶの登場でますます賑やかになった藍蘭島ですが、6巻、7巻と徐々に行人とすずがお互いに意識し始めている感じだったのですが、8巻ではすず側がある意味爆発していました。見た目はきれいな感じなのに中身がポンコツなしのぶですがそれゆえにもうすずは記書きではありませんでした。さすがわメインヒロインといった感じでものすごい嫉妬する様子を見せてくれましたね。これはこれでとても可愛かったです。

それにしてもしのぶは色々と個性的すぎる女の子です。見た目は本当にきれいな女性遠いった感じですが、にわか侍でござる口調の忍者という。なんだかよくわからないことになっていました。さらに極度の方向音痴でもう大変。また他の例に漏れず男のいない中で育ったために未意識に積極的でもういきなりお風呂で裸を見せていました。それにしてもスタイルも良くて行人はある意味大変そうでしたが、同時に読者としては羨ましい限りですね。

こんな感じで新キャラと合わせたすずの変化など色々と色恋沙汰が進んできているようなまだまだなようなそんな8巻でした。ちなみに他にも河童の遠野さんの封印された経緯の話やそれと藍蘭島の意外なつながりなどしのぶ以外の話もありました。まだまだしのぶは他のキャラクターとの関わりがあまりありませんし、ついでにかわいい相棒?の子牛のビフテキもいてこれからが楽しみですね。9巻以降も面白い展開が期待できる内容の8巻でした。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10