エロマンガ先生3巻は、大ヒットライトノベルのコミカライズになります。エロマンガ先生はアニメ化されただけでなく、関連イベントも大いに盛り上がるなど、人気が衰える気配がない状態です。

3巻はあまり売れていないラノベ作家マサムネと売れっ子作家山田エルフの対決が終わった後の話であり、マサムネが妹の沙霧にふられたその後を描くものです。

もっとも、ふられたと思ったのはマサムネだけで、そのすれ違いが波乱も生むことになります。そして、容赦のないパンツ巻としてファンに記憶される巻になるのです。

あらすじ

現役高校生ライトノベル作家のマサムネは、妹であり自分の作品のイラストを担当する沙霧(ペンネーム:エロマンガ先生)を巡り、売れっ子ライトノベル作家の山田エルフとの作品勝負に勝利します。

完全にラブレターと指摘された作品を妹に読まれ、妹が口にしたのは「好きな人がいる」という言葉。マサムネは自分がふられたものと思いこみ、兄としての立場を強調しながら今後の作品について沙霧と話し合います。

何とか妹の協力を取り付けたマサムネですが、企画書作りに行き詰り、山田エルフを頼ることになります。しかし、エルフに協力を頼んだことがまた波乱を呼び、企画が難航するきっかけになってしまうのです。

感想

3巻は容赦のないパンツ巻になっている

エロマンガ先生3巻をストレートに表現するなら容赦のないパンツ巻です。原因はエロマンガ先生こと沙霧の探究心です。沙霧は自分がみたものを書くことを身上にしていて、美少女のイラストを書くためと知り合いにパンツを見せることを要求していくのです。中身が中学生女子でなければ完全な変態親父です。

一部紳士の共感を呼ぶ沙霧の行動ですが、実際にパンツを見せてもらうことに成功してしまいます。15話でエルフと知り合いになった沙霧は、イラストを要求された対価としてエルフのパンツを見せるように要求し、エルフが実際に見せてしまうのです。

引きこもりでネットを通じてしか他人と話ができない沙霧ですが、パソコンのテレビ通話を通じてエルフとコミュニケーションをとることに成功した形になります。しかし、客観的にはエルフがパソコンのカメラに自分のパンツをさらしている形になり、マサムネに大いに誤解されることになるのです。

もちろんラブコメ要素も充実で、兄妹のすれ違いがポイントに

3巻はパンツ巻と表現しましたが、パンツ以外にも見所があります。特に兄と妹のすれ違いは必見で、ラブコメらしい認識のズレが生じてしまいます。マサムネは沙霧の好きな人がいるという発言を、自分以外の誰かだと勘違いし、警戒されないように兄の立場を強調するようになるのです。そして、兄の見解に沙霧は大いにキレます。

キレ顔が可愛いのも美少女ならではです。13話はヘッドホンマイクをつけてマサムネの鼓膜を破らんばかりに叫ぶシーンが入っています。その後の一連の感情表現も恋する乙女の憤りをうまく表現したものになっています。

沙霧がなぜキレたかわからないのは、主人公であるマサムネくらいのものです。兄妹のすれ違いややきもきするような距離の縮め方は本作の魅力の一つです。ラブコメらしい演出をしっかりと満喫できる巻になっているのも魅力の一つになっています。

そして、めぐみんはパンツを下ろされる

3巻の表紙を飾り、巻の中盤からあるいみヒロインとして活躍するのがめぐみんこと神野めぐみです。男遊びが大好きで友達が多いことをやたらと強調する活発なタイプの美少女で、沙霧を引きこもりから脱出させようとするクラスメートでもあります。

めぐみは狭霧と仲良くなるためにライトノベルを読んで仲を深める作戦に出ます。マサムネの提案で沙霧におすすめのライトノベルを借りることを思いつきますが、沙霧がライトノベルを貸す条件にしたのが、目隠しにロープで手を縛った状態で絵のモデルになるというものです。

18話で完全にいかがわしい格好で沙霧のモデルになることをしぶしぶ受け入れためぐみですが、反応のうぶさからファッションビッチであることがばれてしまいます。また、美少女への探求心が抑えられなかった沙霧に、パンツをずり下ろされた上でパンツの色を観察されてしまいます。そして、めぐみはマジ泣きするのです。

まとめ

エロマンガ先生3巻はサービスシーンが豊富で、特にパンツといえる状態になっています。めぐみの入浴シーンなどもあるため、2巻の山田エルフ先生の神聖な全裸シーンと並び、エロスが好きな青少年と大きなお友達をがっちりキャッチします。

ストーリーは兄妹の誤解と協力関係の確立、美少女モデルエルフの確保、モデルを確保したらロリしか書けなくなってスランプに陥る、ロリ以外の美少女モデルにめぐみが引っ掛かるという流れで非常にリズミカルです。原作やアニメを見た人はすんなりと馴染めるはずです。

他のメディアで話に触れたことがある人は、原作とアニメ、マンガの微妙な表現の違いを楽しむことができます。沙霧が少しずつ友達を増やすのが見所でもあるため、エロマンガ先生の成長を見守るという意味でも楽しみな巻となっています。

オススメ度
★★★★★★★★★☆ ★9

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こちらもオススメ

パンツサービスが多いという意味では、少し昔のタイトルではありますが『ながされて藍蘭島』もおすすめです。特に9巻でしのぶが自ら袴をたくし上げるシーンは、恥ずかしさのあるエルフとはまた違うたくしあげを見ることが出来ます。

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