カフェちゃんとブレークタイム (2) (電撃コミックスEX)

『カフェちゃんとブレークタイム』2巻は息抜きのためのお色気タイムとコーヒーや紅茶の豆知識を届けるトリビアマンガの第2弾です。夏時期のアイスドリンクを中心に扱っている関係上、水着シーンが多く、サービス満点になっています

新キャラが2人追加されていることもあり、掛け合いもかなりにぎやかに、バリエーション豊富になっています。褐色肌の中二病少女が出てくるなど、たまらない人にはたまらない展開になっています。フェチズムにあふれたアングルも相変わらず豊富に用意されているのはお約束です。

巻末のおまけ漫画はハワイのコーヒー農園での取材の様子が収められています。キャラクターが掛け合いをしながら話を進めますが、コーヒー好きにもたまらない内容です。ライトなノリで美少女マンガとして楽しむ事も、コーヒーや紅茶の知識を深めるためにも使えるお得感の高いマンガになっています。

あらすじ

コーヒーの魅力を読者に伝えるカフェちゃんたち一同は、漫才のようなネタを繰り広げつつ日々をすごしています。マンガの進行に合わせてシーズンも変わるため、今回はアイスコーヒー誕生の秘密などが語られるのもポイントです。

気温が暑くなれば薄着にならざるを得ないと言うことで、水着回が集中するのも特徴です。新キャラも登場するためキャラごとのスタイルの違いや性格の違いがますます楽しみやすくなっています。もちろん新キャラもドリンク関係の擬人化で、様々なトリビアを公開してくれます。

今回は民族衣装やカフェの制服など衣装バリエーションの豊富さも見所になっています。あくまで掛け合いを楽しむマンガであり、明確なストーリーラインは存在しません。話数毎のつながりはほとんどないため、気楽に読んで好きなタイミングで止められるのも相変わらずになっています。

感想

水着回多めでサービス満点な2巻目

『カフェちゃんとブレークタイム』2巻は水着回が多めになっています。アイスドリンクを中心に扱っているため薄着になるシーンが多いということでもあるのですが、巻頭の書き下ろしマンガや、巻末のハワイのコーヒー農園への取材回も各キャラの水着姿を堪能することができます。水着のバリエーションも豊富で、出るたびに衣装が変わっているキャラもいます。体型や個性の違いも楽しみやすくなっているため、お得感があるのがポイントです。

水着回以外も、民族衣装やカフェの制服を出すなど衣装バリエーションが豊富になっています。同じ衣装を体型が違う二人が着るなど、一粒で二度美味しいシーンも出てきます。主人公であるカフェちゃんはスレンダーボディーなため、胸の大きいティーちゃんに嫉妬するのもいつのパターンです。衣装デザインによって見栄えが全く変わるのは見所の一つですが、それぞれのファンからすればただかわいい服を着ているキャラクターたちを見るだけでも楽しめます。

1巻はティーちゃんの脱ぎ癖が目立ちましたが、2巻はカフェちゃんのサービスシーンが多めになっているのもポイントです。裸にYシャツ姿や、着替え中のシーンなど露出が激しいシーンが多く、スレンダーボディーが好きな人には文句なしでおすすめです。ただし、その後にきつい一言が入る場合もあるため、ご褒美だと受け取る人と、苦笑いで受け止める人で差が出ます。メンタルが弱く感情移入が激しい人の場合は突き刺さる可能性があるため、1巻などから入ってのりを楽しめるか確認してから入るのがおすすめです。

特徴的な新キャラの加入でさらに賑やかに

2巻のもう一つの目玉は新キャラの追加です。褐色肌に中二病、オッドアイと属性てんこ盛りのココアちゃんと、さわやかスポーティーで若干天然気味なラムネちゃんです。特にココアちゃんは中二病で何かにつけ言い回しを難しくしたり、場を引っ掻き回したりするため非常に目立ちます。脇が甘いところがあるためオチ要員として使われるケースもあり、色々な意味で目が話せないキャラです。ラムネちゃんは追加の巨乳キャラであり、ボディのメリハリと言う面で目立つことになります。

飲み物のもつ特性をキャラの性格や体型に生かしているのも特徴で、特にココアちゃんは自分のスレンダーな体型の秘密を熱く語ってくれます。キャラクターが話しかけてくる形式のため飲み物のトリビアが自然に頭に入るのも魅力で、雑学を身につけたい人にもおすすめです。ラムネちゃんは上手なラムネの飲み方や、ビンの形状の秘密などを教えてくれます。カフェちゃんやティーちゃんからのアイスコーヒーやアイスティーのトリビアも多いため、情報量も若干多めになっています。

また、ココアちゃんが登場する際は、様々な作品のパロディーやオマージュがちりばめられていることが多くなっています。どこかで見たようなアクションをとることが多く、言動の端々にネタが含まれているのです。メジャーな作品が多いものの、どこまでネタがわかるかでオタクとしての教養が問われます。もちろん全くわからなくても問題はなく、面白いキャラかどうかの判断材料になるだけです。そして、その行動に付き合う各キャラたちの優しさや天然振りが中のよさをうかがわせるのもポイントです。

コーヒーや紅茶に関する情報量もアップ

もともとコーヒーや紅茶に関するトリビアを扱った作品ですが、今回はよりマニア向けの情報や実用的な情報の量が増えています。コーヒーを入れるサイフォンの扱い方や、巻末のハワイのコーヒー農園への訪問など、コーヒー好きならたまらない情報が入っているからです。ハワイのコーヒーは高級品として知られていて、ツアーに利用されるなど観光資源としても利用されています。取材に行くにせよ相当な出費になるため、コーヒーにかける作者の熱意が伝わってきます。

アレンジコーヒーやアレンジティー、美味しいアイスコーヒーの淹れ方など、夏場にうれしい情報が多いのもポイントです。見た目も綺麗においしく冷やす方法にも触れられているため、自分でコーヒーや紅茶を入れる人は特に参考になります。あくまで美味しく淹れるための方法を教えてくれるだけで、がちがちなルールをといてくるわけではないのも好感が持てます。より厳密に作りたい人はおまけページを参考にするように出来ていて、純粋にキャラの掛け合いを楽しみたい人はそれだけに集中できるようになっているのです。

情報量は多いものの、読み流せるのもポイントです。文字数や解説が多めの会もありますが、理解すればより楽しめると言うだけです。覚えなければ次の話がつまらなくなるということは無く、あくまでトリビアの一つになっているのです。覚えなければ次に進めないというのは意外と苦痛になりがちで、読書の楽しみが減ってしまう場合もあります。そういった意味ではトリビアよりも萌えを重視する傾向が顕著になっているため、より楽しめる読み方で読んだ方がよいのです。

まとめ

『カフェちゃんとブレークタイム』2巻は水着回に新キャラの登場、各種トリビアが満載で非常にボリュームがある内容になっています。しかしそれが嫌味になることは無く、トリビアの部分は読み流せるのもポイントです。むしろトリビアにあわせて衣装やキャラクターを変えるキャラクターに目が向きやすいのも事実で、読者を飽きさせない工夫がされているのです。男性向けのエロ目線を前提とした構図も健在で、ところどころに健康的なお色気構図がちりばめられています。

キャラが増えたことで推しキャラの選択肢が広がったのも魅力です。巨乳枠が一人増えただけでなく、登場する場所によって性格が変わると言う変わった設定も見ることができます。これは国によって飲み物の扱いが異なり、ハワイ編では特に顕著に変わるキャラが存在するからです。衣装が変わる回数も多いので、衣装フェチも満足の出来になっています。安易に衣装を使いまわさないところも非常に手が込んでいます。作者のキャラクターへの愛情が伝わるマンガでもあるのです。

フルカラーで色鮮やかなのも1巻から変わらないポイントです。水着回でも、日焼けする前とその後の描写の違いなど、肌色の違いも良くわかります。色彩の豊かだからこそ、文字が多くてもそれほど重く感じないというプラスの影響もあります。妄想癖がある人向けのサービス会もあるため、健全な男子の心をくすぐってくるのもお約束です。サービスシーン目当てで読み進めても満足感が高いのです。難しいストーリーやシリアス展開とも無縁なままのため、気楽に読むことができます。

オススメ度
★★★★★★★★★☆ ★9

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