今やマガジンを代表する漫画家の一人である赤松建先生の描く美少女マンガの「ネギま!」全巻を通した中でも一番の私のお気に入りの巻を紹介したいと思います。

この巻では9巻から開催されている麻帆良学園祭のクライマックスに入るところで、敵の策略により窮地に立たされたネギとその仲間たちがどのように挽回するのかが見どころの巻になっています。

前半はバトルというよりは捕まったネギを救出するためのミッションをこなしていくという感じで展開していき、後半は敵の作戦に対策を立ててその準備をしてこの巻は終わります。

あらすじ

この世界には「魔法使い」と呼ばれる人達が存在します。その中で魔法学校を主席で卒業した十歳の少年ネギ・スプリングフィールドの物語です。

ネギの父は有名な「サウザンドマスター」と呼ばれる魔法使いで、ネギもまたそんな父の跡を追うため「偉大なる魔法使い」になるための試練が麻帆良学園中等部の先生をすることでした。

三十一人の女子中学生の担任教師として麻帆良学園祭に参加して満喫していたのですが、生徒の一人が世界をパニックに陥れる計画を発動させてしまいます。ネギとその仲間たちは計画を阻止できるのでしょうか。

感想

やはりこれがなければ「ネギま!」じゃない、脱ぎっぷり

ネギは責任を追及されて魔法使いの施設に捕まってしまっていて、ネギの生徒である仲間が救出に行く途中で追っ手に見つかってしまい一戦交えることになるのですが相手の魔法で強制武装解除をさせられるのですが「ねぎま」の武装解除は服が脱げます。

これは武器を取り上げるというのが根底にあるのですが様々な魔法の武器、防具があり一見は普通の服だけど、どんな能力があってどんな所に隠し武器があるのかわからないのでそれならいっそのこと全部解除してしまえばいいという考えなんですね。

と、真面目に考察してみたのですが基本的に主人公のネギは魔力の乗ったくしゃみで魔法を使わずに脱がせるので戦闘とは関係ない日常生活の中でも脱げていたりするので、説得力は無いかもしれませんが、その部分もこの漫画の見所なのは間違いありません。

敵の計画を阻止するためにできる限りの準備を

とりあえず窮地を脱したネギ達ではありますが、このままだと敵の計画が成功してしまうためそれを阻止しようと大財閥の娘である生徒の力や学園長を説得して事に当たろうとしていくのですが、その際のやり取りが気に入っている所なので、ぜひ読んでみてください。

生徒の一人である雪広あやかは大財閥の娘でありながらその力を使うのを良しとせず常に努力してきていたのですが急な頼みということで最初は嫌がっていたのですが大好きなネギのためにその主義を曲げて引き受ける所とネギの名前を出せば簡単に説得できるのにあえてそれを使わない、神楽坂明日菜のやり方が好きです。

そして説得に成功して対策を練った後も尚、それで良かったのか悩むネギに対して綾瀬夕映がかけた「悩むことは悪いとは思わない」という言葉があり悩むという一見マイナスのように思えますが、これでいいと満足することなく考えて行こうと思わされました。

準備も整い、いざ最終決戦の幕開け

なんとか準備を整えたネギ達なのですが疲労のためネギは倒れてしまいます。そんな中相手はこちらの動きを見て計画を早め最終決戦の火蓋は切って落とされます。敵の目的はある魔法を発動させるために学園の中の世界樹の木を狙ってきます。

しかし、学園の中の一般人を巻き込まずに戦うのは無理と判断したネギはゲームという形で安全対策をしこちらの戦力に組み込んで戦うという作戦を立てていたのでした。そんな中敵は「脱げビーム」という攻撃でその効果は期待通りなのかは作品を読んで確かめてください。

そんな感じで展開していく最終決戦なのですがもちろん真面目な部分もありますし、ちゃんとお色気シーンも入っています。戦闘は他の魔法先生や魔法生徒たちも登場し見所も多く、盛り上がりを見せているのですがネギはまだ寝込んだままこの巻は終わってしまいます。

まとめ

赤松先生は今までの作品ではギャグパートぐらいでしか本格的なバトルを書いてこなかったので最初はそのつもりで「あ、女の子が可愛いな」という程度にしか読んでなかったのですが、途中からだんだんと早く次の話が読みたいと思うようになっていました。

服が脱げるのはもちろん好きなのですが、交渉時に相手のことを思いやってのやり取りの部分や、最終決戦の前の段階で色々と対策を立てながら準備ををしているという「お祭りの前」みたいな感じが好きなのでこの作品中一番気に入っている巻です。

この巻では相手が間違っているからこちらが正しいというのではなく、どちらも正しくて両立はありえないという難しく考えさせられる話であって、そんな中でもしっかりと相手のことを考えながら自分のしていることは間違えていないのかを悩みながら進んでいく主人公がとても好感が持てました。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:ぼんぼち