かへたんていぶ(2) (ガンガンコミックスONLINE)

今回私が読んだのはガンガンONLINEにて連載中の「かへたんていぶ」の2巻です。藤代健先生が描く女子校の変わった部活を舞台としたコメディの2巻目となる今回ですが、全巻から引き続き可愛い女の子満載です。

2巻ではオーダー9からオーダー17までの9話が収録されており、作中の季節は初夏となって季節感も感じられる内容となっています。また1巻でのキャラクターの関係性など気になる部分も引き続き描かれ1巻に続いて安心して読めます。

舞台は1巻同様にかへたんていぶ、学校を中心に日常や部活での話の他にプライベートや放課後などの話も繰り広げられます。ひたすら緩めの話が特徴のかへたんていぶですが今回も相変わらずのゆるい話がたっぷり読めるようで個人的に最高です。

あらすじ

季節は初夏になり衣替えの季節、都幾川えみなは衣替えで夏服の制服になり弟の都幾川トウマに見せるも反応はいまいちです。ところが朝の通学バスで一緒になった瑞穂ななには似合ってるねの一言が、2人の関係も少しづく近づいている模様。

またかへ部では梅雨に入り一日中雨の中カフェは生徒がひっきりなしに入ってきます。カフェの制服も新たに変わってカフェの運営も順調ななか探偵部としての相談が来ます。滅多にない相談に部員を挙げての聞き込み調査などを行う中真相は一体何なんでしょう。

一方学校生活では夏に近づきプールの授業、意外なあの娘が金槌だったと判明したりとプールの授業でもいつもどおりに賑やかに進んでいきます。更に一学期も終盤に差し掛かって期末試験も近づいてきました。そんななかトウマに会いたいななの希望もあって都幾川家で勉強会をやることになるのですがどうなることやら。

感想

初夏の雰囲気たっぷりの季節感がいい感じ

1巻から引き続いてかへたんていぶや学校の授業などが進んでいく2巻ですが今回は初夏の季節感ある話が多いのも特徴ですね。学校が舞台である利点でもありますが授業やイベントなどが季節によって決まってくるので、このかへたんていぶでもしっかり季節に沿ったお話が展開されていきます。まず最初の方で学校の制服が夏服になるのですがそれがとてもかわいいです。しっかり制服をかき分けるのもさすがはよくわかってるなと思いました。

また夏の季節で学校が舞台ならもちろんあれがあります。そう、プールでの授業です。もちろん授業なので水着はスクール水着、かへたんていぶの5人は体型も5人バラバラですが、今回はスクール水着のお陰でそれがはっきりと分かってしまいます。そしてプールでは意外な事実が、なんと運動神経万能と思われていた鳩山美由が実はカナヅチとまさかの事実、しかも本人は気にせず泳ごうとして溺れかけるなど相変わらずの残念ぶりも健在です。

更に時期は梅雨に入ってきます。雨の日でもカフェは通常営業そんな中かへ部のみんなの話も梅雨の時期の話に、しかし梅雨の話をしていたらじめじめで食べ物がいたんだ話になってしまったりと大変なことに。また部活中後の生徒が集まるカフェということもあってメニューも冷たい飲み物がよく頼まれるように、頼む部活少女たちも夏の暑さで汗だくだったりとちょっとエロかったりして見ている私も夏を満喫している気分。全体的に季節を踏まえた描写が多めで楽しく読めました。

季節やシチュエーションを踏まえた女の子の描写がエロ可愛い

1巻でもその細かい女の子の動きの描写でかなりエロ可愛い場面が多かったのですが露出の多めな季節に舞台が移ってきたのも相まっていろいろな場面で露出が増えてきている模様です。特に今回はスクール水着で体のラインが出るのはもちろんですが、巻頭のカラー絵からかへたんていぶ5人のスクール水着のサービスショットという充実っぷりは流石といったところ。また単にスクール水着で終わらないのがこのかへたんていぶの良いところです。

注目すべきは着替えの場面もきっちり入っているところで下着もきっちりかき分けてたりとフェチシズムたっぷりです。絵柄は可愛いのに結構ギリギリまで書かれているのは結構すごいところかもしれません。また舞台が女子校ということで色々無防備になりがちですが、そういったところもきっちり描写されています。カフェに来る部活後の生徒が人目も気にせず胸元を開けて下敷きで仰いだりといろいろ好きだらけの描写もしっかり細かく書かれています。

そして今回は制服、スクール水着だけでなくかへたんていぶ5人の私服姿もしっかり書かれています。期末試験の勉強で都幾川家に行く5人ですがその私服も5人それぞれの性格を表した感じになっています。おしゃれをあまり気にしない鳩山美由はシンプルなTシャツとスカート、花園静はフリルの付いた可愛らしい服にショートパンツとかわいい物好きな感じが出ていたりとみんなそれぞれの趣味が服装に出ていて面白いですね。こういったかき分けがキャラクターを表しているのはよりキャラクターが好きになれます。

新キャラの登場やトウマとななのラブコメ要素なども

2巻では新たに何人か新キャラクターが登場しました。2巻では学校や部活の話だけではなく5人のプライベートの話もちょこっと出てきますそこではかへたんていぶメンバーのの家族が登場です。5人それぞれ超がつく個性の塊ということでその家族も普通ではない人が出てきます。今回はちょこっと登場しただけですが色々とツッコミどころ満載な変わった人たちもいました。これから家族が出てくる話も増えるかもしれませんが、楽しみになってきます。

そしてとっても気になる新キャラクターが登場します。彼女の名前は東方院摩智(とうほういんまち)何処かで聞いた名前と何処かで見た姿、同作者の作品「ながされて藍蘭島」のまちそっくりの少女が出てきました。ちなみに作者いわく他人の空似ということですが本当にそっくりです。彼女は花園静の従兄弟でクラスメート、静をライバル視していて何かと挑んできている模様、なんだかますます楽しいキャラクターが増えてきて色々おもしろいことになる予感がします。

そして気になるのが前回判明した瑞穂ななと都幾川トウマのラブコメ要素、まだまだであったばかりでほぼほぼななの片思いな感じで進んでいくのですが、何しろトウマの姉は都幾川えみな、かなりのブラコンぶりをななに見せつけ小姑感が出まくりですが、ななとトウマの邪魔をしようとするも妙に空回りしちゃってます。そんな中都幾川家で試験勉強となる中ななとトウマが一緒に夕飯作りしたりとしっかりラブコメしてます。トウマの様子も脈ありな感じでみていてほのぼのします。

まとめ

1巻では入学したてで人物や設定紹介が強めでしたが、今回はそこも一段落したためか学校生活やかへたんていぶの部員それぞれの学校以外での様子なんかもあったりと日常描写も増えてきています。また学校も普段の授業で話をしながら進んだりと普通の学校生活の描写もしっかり書かれてきました。特に授業風景だと体育の授業ではそれぞれの動きの中でお腹がチラ見えしたりと言った萌がしっかり書かれつつ話が進んでいくためかなりよく出来ています。

もともと登場人物が多いのですが樹病や部活の中でそれぞれの個性が描写されていくようになっています。基本的にスペックの高いかへたんていぶの面々だけど色んな面で残念なところも多い彼女たちの日常はどれも面白いことばかりですね。そんな中でも今回は鳩山美由を中心とした個人の話で1話まるまるやる話があるのですが、美由の家族がちょこっと出てきたり普段の残念美少女ぶりがしっかりフューチャーされていて、彼女の可愛さがしっかり堪能できました。

基本的にかへたんていぶと学校の授業を中心にした1巻同様の安心できるお話ですが、より季節感がしっかり出ていたり新たなキャラクターが出てきたりと新要素もどんどん出てくる2巻でした。また部員個人の話や各々の休日のお話など学校だけでは出てこないキャラクターの掘り下げなんかもどんどん出てきます。そしてゆるーい探偵要素もしっかり出てきます。いろいろな要素が詰め込まれているけれどそれでもゆるいかへたんていぶ2巻ぜひ読んでみてください。

オススメ度
★★★★★★★★☆☆ ★8