変女~変な女子高生 甘栗千子~ 4 (ジェッツコミックス)

会話の3回に2回は「勃起」「オナニー」「ち〇こ」の変態女子高生・甘栗千子がかわい過ぎる変女第4巻です。前巻では高村のいとこ流河がレギュラーキャラクターとして定着しました。今巻では、流河はついに……姫になります。流河「勃起禁止です・・・ッ!」一同「ありがとうございます!!」

いやいや、どんなやりとりなんだっ!今巻ではもう一人新キャラが登場します。桃木りりちゃん。変女、ち〇こ好きときて、今度はロリ系のようです。千子も流河もいい体付きをしていますからね。うん、これまでの変女には貧相・まな板担当が欠けていた。

そして、登場早々「そこのぼっ・・・勃起!!」ですよ。はい。ありがとうございます。結構変わった子のようですね。いや、めっちゃ変じゃん!千子と高村のラブコメの進展はさらに加速度を増しています。流河さん、もっと頑張ってくださいっ!新キャラ登場と、流河エピソードの新展開、メガネ千子に注目の第4巻です。

あらすじ

日曜日の朝に千子に呼び出されドギマギしながら公園に向かう高村を待っていたのは、子ども達と竹馬に乗った千子だった。(♯19)便利屋での仕事を心配する母親からの電話を受ける高村。一方、冷房が壊れた千子は高村の部屋でゴロゴロしようと目論む。(♯20)サークルの飲み会に行くことになった流河。心配な高村は千子に一緒に行って貰うことにする。飲み会で千子がとった(いつも通りの)行動とは?(♯21)

千子と高村が街で一緒に歩いていると、見知らぬ女子高生が「そこのぼっ・・・勃起!!」と話しかけてくる。新キャラ桃木りり登場回。(♯22)出店で正月飾りを売ることになった千子と高村。夜には実家に帰り離れ離れになってしまうのだが、お互い正直な心のうちが言えず……。ラブコメの波動、感じます。(♯23)

元旦、朝起きると千子がメガネをかけていた。千子の様子が変なのはそれだけではなく、一切下ネタを言わないのだ。探りを入れる高村だったが、衝撃の設定が明らかになる!(♯24)庭でカラーボックスを組み立てる便利屋の面々。千子は前々から気になっていた疑問を流河にぶつけることに。「イク・・・とはどういう事でしょうか」(♯25)

感想

第三のヒロイン勃起ちゃん……桃木りり登場!

第三のヒロイン・桃木りりが登場します。一応女子高生なのですが、外見はちんちくりんで中学生と見間違えるほど。つまり、変女にロリ系担当が登場したということですよっ。やったー!女性の胸部にある二つの大きな膨らみを見ると胸焼けを起こすという方々には朗報なのです!♯22での登場なのですが、いきなり初対面で「そこのぼっ・・・勃起!!」ですよ。えーと、勃起というのはこの世界の挨拶なのでしょうか? 挨拶にしては漢字が難し過ぎますね。うん、違います。

でもこの娘、淫語を連発するわりにはどこか不慣れでびくびくした感じがあります。千子のような淫語ネイティブ感がないんですね。(いや、淫語ネイティブってなんだよ。変女を語っていると勝手にパワーワードが生まれてしまう……)だけど、千子や流河とはまた違って、必死になって変女語を言おうとしている姿がかわいらしいんです。でも、どうしてこの娘は初対面の高村達に淫語を投げ掛けてきたのでしょうか?どうやら、彼女は千子に憧れているようなのです。しかも、万能千子ではなく、変態千子のほうに憧れているというのだから驚きです。

こうして千子に可愛い弟子ができてしまいました。「勃起使いの弟子」なんて言葉が浮かびました。なんなんだ……この世界は。そして「ぼっき」という発声練習まで始めてしまう始末です。なんというか勃起で繋がっていく関係性というのが変女らしいですね。桃木ちゃんは周りから「勃起ちゃん」と言われるようになってしまうのですが、その辺りは読んで確認してみましょう。桃木ちゃんの顔見せ回なのですが、流河をしのぐ千子の恋のライバルになりうるのか……。僕もちょっと力不足かな、と思っていたんですけどね。うん、この娘は化けますよ。

ラブコメの行方は? メガネ千子の登場にも注目!

♯21では、流河がサークルの飲み会に参加し、そこに千子がお目付け役で付いていくという新展開がありました。流河がサークルの姫になり、勃起禁止令を出してメンバーの勃起管理をする……という変女らしい斜め上の物語が展開されています。一体、流河ちゃんはどこに向かってしまうのか。僕は流河が登場するシリーズが大好きなので、今後に期待しています。さて、今巻でも僅かではありますが、千子と高村の関係性に進展があります。

♯20は読者にだけわかる形で、千子の気持ちがだだ漏れになっている表現があります。高村が便利屋で働くことを高村の母が良く思っていないのではないかと尋ねた時のことです。そうではないことが判明した後で、「ほっ」という擬音を発しているんですね。千子は口では、勃起、オナニーしか言いませんが、高村に仕事を辞めて欲しくない、高村と離れ離れになりたくないという強い気持ちがあるようなのです。まぁ、この回は高村にストレッチを手伝わせる千子がエロ過ぎてなかなか話が頭に入ってこないんですけどね……。

♯23はガチラブコメです。しばらくの間、高村が帰省するってだけでこの駆け引きですよ。どんどんラブでコメが高まっています。そして、♯24でのメガネ千子の登場にも注目です。何が原因かはわかりませんが、突然千子が「勃起」「オナニー」を口にしなくなり、年相応に恥じらいの表情を見せるようになるのです。これが超かわいいんです。高村なんて一瞬で完落ちしています。高村さんちょろ過ぎやん。そして、この出来事が杉田をドン引きさせる高村の名言に繋がっていくのです。高村の名言については次の名言集をご覧ください。

変女・甘栗千子名言集プラスおまけ

♯19:「竹馬にも乗りこなせないで女の子を乗りこなせると思ってるんですか?」「高村さんが得意なのは股間の操作だけかと思ったのに・・・」「子供達の前で勃起とか本当にやめて下さいね?」「もっと身体の一部がめり込まなくては!!」「もう勃起しても大丈夫ですよ」「高村さん今めり込む事を考えてますね!?」♯20:「どうりで高村さんから勃起の気配がまったくしないと思いました」「せめてお尻だけでも入れて下さい!!」「人様の家で毎日オナニーするのはやめなさいと」

♯21:「流河さんの隣の人から勃起のオーラを感じます」「隣の人が――」「フル勃起中です」「フル勃起は宣戦布告として受け取ります」「ではサークル内での勃起は以後禁止という事で」「大変です今の会話で皆さんの勃起率が上昇してます」♯22:「そこの勃起・・・じゃなかった高村さーん!!」「あの子ももしや高村さんの勃起力に興味があるのでは・・・?」「でも高村さんが包茎なのは事実ですし」「大丈夫私は包茎わりと好きですよ」♯23:ラブコメ回。「高村さんの勃起力でこの場を温められませんかね・・・?」「だって毎日自家発電してるじゃないですか!!」「勃起が思いっきり当たってます・・・」

♯24:メガネ千子登場!「昨晩のオナニーですが何気に年越しオナニーでしたね・・・」♯25:「あとち○こも若干左曲がりなので位置直して下さーーい」「イクとはどういう事なんでしょうか」「昨日もオナニーした流河さんなら知ってますよね?」「漫画とか見ますね」「毎日オナニーしたくなったら困りますから」おまけ:(流河の名言):「みっ・・・みんな・・・っぼっ・・・勃起禁止です・・・ッ」(高村の名言)「・・・なぁ生理周期ってどうやって調べたらいいんだ・・・?」桃木りりの名言の除外理由は、まだ今巻での彼女の変女語録は心の底から自然に出ているものではないからです。

まとめ

新キャラに桃木ちゃんが加わり、変女の淫語の言い方にも新しいバリエーションが加わりました。千子、流河がそういう言葉を言うと何かエロい時があるのですが、桃木ちゃんが言っても……全然エロくないっ。不思議っ! でも、くぁわいいんだよね。地味にこの巻で僕が一番注目したのは、♯25でした。千子が流河に「イクとはどういうことか?」と聞くことで起こるコメディなのですが、この回ではあからさまに読者に千子の気持ちを見せています。

ラブコメ濃度が強い回が続いて、それとなく示されてはいたのですが、かなりダイレクトです。作者は千子の気持ちを読者に隠すつもりは全くないのですね。駄目なラブコメが延々とうじうじしてしまうのと比べて、よい判断だと思います。一方、高村のほうにもキャラの深化が見受けられます。一巻の頃は、千子のエロを楽しむだけで、あまり主体性のある男キャラではありませんでした。ところが前巻では嫉妬をし、今巻では千子のためにある決断をするなど、千子に対する気持ちが単純なエロだけではなくなってきているのです。

もちろん、高村は勃起します。仕方ないじゃないですか、高村は男なのだし、千子ちゃんは魅力的過ぎるのですから。千子が自分の気持ちを自覚していくに連れて、此ノ木先生の描く千子も美しくなってきています。一巻の時のちょっとふとましい千子が懐かしいくらいですね(笑)お互いに自覚しているけど、はっきりと口に出しては言わない――という恋愛の一番楽しい時期が訪れています。変女も最高のクオリティが続いています。このままの勢いを期待したいですね。よろしく此ノ木先生。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

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記事担当:カオス