Pocket
LINEで送る

ゆらぎ荘の幽奈さん 1 (ジャンプコミックス)

恋染紅葉で人気を博したミウラタダヒロ先生の2作目、ゆらぎ荘の幽奈さんです。今回は物語の幕開けでもある第1巻を紹介していきます。

タイトル名についているゆらぎ荘が生活の舞台です。主人公がこの屋敷に住むことになった経緯、ヒロイン達との出会いなどが楽しめます。

ラッキースケベ的な展開、主人公と敵対する相手とのバトルも数多くある作品です。これらの面白い要素も説明するので期待してください。

あらすじ

主人公冬空コガラシは、悪霊に取り憑かれやすいという不幸属性の持ち主です。その影響により、家族や周囲の人達に迷惑をかけてばかりいました。

自身の状況を何とかするために冬空は霊能者に弟子入りし、厳しい修行の末に肉体派の霊能者となったのです。修行から戻った冬空は家賃が安い所を探しているうちに、ひょんなきっかけからゆらぎ荘を紹介されました。

ゆらぎ荘に入った冬空の目に飛び込んできたのは、広大な露天風呂でした。旅の疲れを取るためお風呂に入る冬空でしたが、女性幽霊に遭遇しタライを投げられ気絶しました。

感想

幽奈さんが自己紹介している姿は可愛らしい

1話の中間部分に幽奈さんが自己紹介をしている場面があります。きちんと畳の上に両手を置き、礼儀正しく名乗っているので新婚夫婦のやりとりのように見えました。かなり可愛らしく描かれているので、メインヒロインとして確定した気がします。

その後、可愛い表情をしながら愚痴を吐きまくる幽奈さんでありました。愚痴は部屋に来た人が、気味悪がってすぐに出て行ってしまうという内容です。普通の人には幽奈さんを見ることはできないので、仕方がない面もありそうです。

幽奈さんが布団を敷いていた場面は、ありえなすぎて笑ってしまいました。空中に浮かんで寝るなら分かりますが、幽霊が布団に入って就寝するのは想像ができないです。ですが、個性的で面白いのでこういう地縛霊がいるのも悪くないです。

ゆらぎ荘は妖怪が下宿している施設だった

2話の中盤から後半の部分に、ゆらぎ荘に滞在している人達を紹介するシーンがあります。その場面は幽奈さんが、雨野が誅魔忍で荒覇は酒呑童子の末裔と詳細に説明していました。やられ役は邪な目的でやって来た坊主達で、彼女達の技により悉く吹き飛んでいたため面白かったです。

雨野狭霧について説明している時に冬空が、まず誅魔忍とは何、とツッコミを入れた部分も笑えました。冷静かつ的確な意見でしたが、その発言に対して幽奈さんが取った行動はスルーでした。答えようがないのでスルーは的確な判断かなと思います。

坊主が逃げ出していき主要メンバーが集まると、「ゆらぎ荘へようこそ」と皆で冬空を歓迎してくれたのでした。普通なら喜ばしい場面ですが、先程の展開を見ていた冬空は彼女達を怖いと感じたようです。気持ちは分かるので、ガンバレ冬空と応援したくなりました。

千紗希のスカートを持ち上げたと疑われる冬空

芸能界やモデルにスカウトされたこともある、という噂を持つ千紗希が4話に初登場しました。顔つきと体型から察するに美少女と判断できるので、スカウトの噂があってもおかしくなさそうです。制服姿もとてもよく似合っていたため、冬空もその姿を眺めていました。

面白かったのは一緒に着いてきた幽奈さんが、千紗希が穿くスカートの形状が気になり持ち上げた場面です。小さい悲鳴を上げてお尻を押さえる千紗希、近くにいたという理由で犯人扱いされてしまう冬空でありました。楽しくなるはずの学校生活が、修羅場になった瞬間でもあったようです。

千紗希は目に少し涙を溜めながら最低と言いました。振り向きながらの仕草が可愛いと感じたのは私だけでしょうか。そして違うと泣き叫ぶ冬空でしたが、幽霊は見えないという仕様があるので疑惑を晴らすのは無理でした。

まとめ

ゆらぎ荘園の幽奈さん第1巻は、魅力的な登場人物達のお披露目のような展開でした。正統派な千紗希、男勝りな性格の雨野、そして幽霊ヒロインの幽奈さんと魅力的な女性達が沢山出てきました。露天風呂という設定もあるので、サービスシーンも期待できます。

バトル描写もかなり多いので、戦闘場面を見たいと考えている人にもうってつけな作品です。戦闘をする側の強さを上手く表現しているので読み応えがあります。特に冬空が直々に戦うシーンは、主人公らしい強さを発揮していて頼もしいです。

幽奈さんは幽霊という設定の割にはとても明るい性格で、登場する度に読む側を和ませてくれました。時にはトラブルを巻き起こした事もありましたが、結果としては面白さを倍増させていたように見えます。まだ物語は序盤、冬空との関係はどうなっていくのか楽しみです。

オススメ度:★★★★★★★★★☆ ★9

Pocket
LINEで送る