新装版 ラブひな(2) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

今回私が感想を書くのは「新装版 ラブひな」の2巻です。私は元々昔の雑誌連載当時に読んでいたので今回新装版の発売を聞き久しぶりに読みました。

新装版ラブひなは2巻以降2冊づつ刊行今回の2巻は3巻と同時発売です。収録されているのは16話から33話までとなっています。

だいたい当時の単行本2冊分収録でかつ2冊同時刊行なので久しぶりのまとめ読みに最適だと思い購入しました。

あらすじ

浦島景太郎と鳴瀬川なるは東大受験に挑むものの健闘むなしく落ちてしまいます。更に2人は喧嘩までしてしまい意気消沈です。

そんな2人は傷心旅行に出かけるのですが、なんと同じ場所に行くことになりなんだかんだの2人旅行に、更に旅先で出会った女の子、乙姫むつみとも出会いますます大変なことになっていきます。

そんな旅行騒動も終えると受験が終わった景太郎となるはその後の進路について考えることに、そこに考古学者の瀬田の登場も相まって複雑な状況になっていきます。

感想

すれ違いから始まる傷心旅行が思わぬ展開に

受験に失敗し傷心の景太郎となるでしたが更に喧嘩までしてしまいそれぞれが傷心旅行に出かけてしまいます。しかし旅行計画のもとになったのが同じパンフレットだった為行く先々で2人は出会う羽目に、しかしそれが幸いしての仲直りある意味王道ですがテンポが良くて今読んでも楽しいですね。

更に2人が同時に出ていったためにひなた荘では駆け落ちではないかと大騒ぎになります。きつねさんはもはや楽しんでるだけにしか見えませんが実際見ている分には面白いので仕方ありません。しかしすれ違いの連続でかなりのとんでも旅行になっていますね。

そして何と言っても旅館の同じ部屋に泊まることになったところが見どころでしょうか。まさにお約束の展開ですがなんだかんだ言いつつ景太郎もなるも吝かではない感じがラブコメ的に最高ですね。そしてもちろんラッキースケベもしっかりあります。

超不思議系ドジっ子の乙姫むつみ登場

傷心旅行の最中2人で船に乗った景太郎となるが出会うのが乙姫むつみです。病弱かつ蝶がつくドジっ子な彼女ですが彼女もまた東大を目指しているとのこと、しかも景太郎と同じく3浪決定というから驚きです。ドジなところも含めてなんだか景太郎と似ているんですよね。

しかしこのドジっ子に巻き込まれる形で海で遭難、なんとかたどり着いた浜辺でまさかの水着回がありました。水着姿のなるとむつみに囲まれてなんとも羨ましい景太郎ですが、金槌が発覚してせっかくのラッキーも楽しめないようです。

しかしそんな中更に驚くことにむつみから景太郎への突然のキス、波乱の展開かと思いきや彼女は親しくなるとキスをする癖があると言い、その後になるにもキスをします。なんだかんだ無事帰ることが出来てなつみと別れますがなんともお騒がせでした。

なるのあこがれの人、瀬田と娘?のサラ

後半では旅行も終わり次に向けて動き出すのですが、景太郎は旅行で貯金が減ったためバイトを始めます。そのバイト先が考古学者の瀬田のところでした。元々は荷物運びの予定が気に入られ助手としてバイトをすることになります。

しかしこの瀬田こそがなるのあこがれの人だったのです。しかい景太郎もそんなことは知らず、また瀬田が日本に戻っていることもなるは知らないのですれ違いが続くのですが、とうとう2人は出会うことになってしまいます。なると景太郎がいい雰囲気だっただけに複雑なことになってきました。

それはそれとして瀬田と一緒に暮らしている金髪の少女サラがとても可愛いですね。瀬田とは親子のような関係でなんだかんだ景太郎とも喧嘩しながら仲良くなっていきます。かなりやんちゃな子ですが、押されると弱い感じが実に良いと思います。

まとめ

そんな感じで新装版ラブひなの2巻でしたが、東大失敗からの傷心旅行はすれ違いや温泉旅館で一緒に泊まることになったりと本当にお約束盛りだくさんでした。しかしやはりラブコメにはこういったお約束が必要だと思うくらい楽しかったです。定番ならではの面白さが再確認できました。

それにしても久しぶりのラブひなだったのですが、元の単行本2冊分で進むのもあるでしょうが東大受験が2巻目の冒頭にあるなんてかなり展開が早かったんだなと今更に思いました。週刊連載ですし当時もかなり早いペースで進んでいたのでしょうが久しぶりに見返して驚きました。

2巻では前半が景太郎となるとむつみがメインに、後半ではむつみのかわりに瀬田が入る形で展開していきますが、特に後半はきつねさんがかなりいい立ち回りをしていました。すでに読んだことはあるものの結構覚えていないこともあり余計に先が気になってしまいます。一度読んだ方もこの機会に読んでみてはどうでしょう。

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:ツブアン