なんでここに先生が!?(3) (ヤングマガジンコミックス)

3巻を買ったのは1巻から購入している単行本だからです。作品と出会ったのは、週刊雑誌の後ろの方で短期集中連載していた頃です。毎回必ず先生の服が脱げ下着姿が露わになるので面白いと感じたため揃え始めました。

新刊が発売されたのを知ったのは週刊雑誌を読んでいた時です。3巻発売中と雑誌に出ていたのですぐに分かりました。ただ、コンビニ内には置いてなかったので本屋の方に移動しました。

本屋に行き探してみると、レジの近くに沢山置かれていたので見つけるのは簡単でした。50万部突破と書かれた帯が巻いてあるので、人気化しているため分かりやすい位置に置いたのかなと思いました。

あらすじ

高橋隆は生徒会の会計をしている普通の高校生です。真面目な性格の彼ですが、唯一弱点と言える部分もありました。それは生徒会の顧問で、幼馴染みでもある葉桜先生に頭が上がらないことです。

川沼西高校との合同イベントの打ち合わせでは、突如として現れた葉桜先生に周囲は困惑しました。どちらがタイプかと、隆に問いかける葉桜先生の態度に周囲は押され気味でした。

打ち合わせの後、イベントの経費のことを考えながら部屋に戻った隆の前に意外な人物が待ち構えていました。この急展開から隆と葉桜先生を紡ぐ物語は動き始めます。

感想

部屋のベッドの上に何故か葉桜先生がいた

最初の方に葉桜先生がベッドの上にいて、おかえりと言っている部分があります。隆が真面目に、今後の事を考えながら部屋に戻ってきた場面だったので可笑しかったです。想定外な展開なので何でここに先生が、と隆が言った気持ちはよく分かります。

その後、葉桜先生は隆を布団に引っ張り込み抱き枕のように利用してから眠りました。幼馴染みとして過ごした子供時代の思い出が、色々と浮かび上がってくる隆でした。年の離れた姉といった雰囲気があるので、頭が上がらないのかなと思いました。

腕から抜け出そうとした際に、ブラジャーが外れるというアクシデントが発生しました。放置するのが正しい気がしますが、過去に痛い目を受けた記憶があるので見過ごせなかったみたいです。そして直そうとして失敗してしまう隆でありました。

何故かキスをすることになった葉桜先生と隆

終電を逃した鈴木と松風先生達、彼らを葉桜先生が家に泊めることになった24話です。熟睡中の鈴木に対してキスをする松風先生、その場面を窓から見た隆は慌ててしまい転びました。葉桜先生も巻き添えを食う形で一緒に倒れたのでした。

転んだ拍子で、隆と葉桜先生同士の唇が合わさるという事故が発生しました。おまけにお互いの舌が入り込んでいる演出もあったので、偶然にしてはあり得なすぎて爆笑しました。2人は恋愛初心者でキスも初めてだったはずなので、ファーストキスでこうした状況になるのは相当珍しいです。

最後の方に、松風先生が窓から2人の姿を見てしまう場面もありました。2人はお互い抱き合いながら荒い息づかいでキスをしていたので、松風先生は大変驚いたのでした。ここの場面はとても面白いので気に入っています。

隆が松風と一緒に見回りへ行く場面を見て嫉妬する葉桜先生

29話で隆は松風に男らしいと言われたので、喜び勇んで見回りへと行きました。2人で見回りをする姿を見て葉桜先生は、不機嫌な表情を見せたのでした。嫉妬とは無縁そうな人だったので、表情が変化した場面は印象に残りました。

2人を脅かそうと思い先回りした葉桜先生でしたが、古くなっていた床板を踏み落下してしまいました。そこへ丁度現れた隆達、何しているのと声をかける所は面白かったです。葉桜先生の顔に出ている大量の冷や汗は、状況を上手く表現していた気がします。

松風が誰かを呼ぼうと隆に提案した際に、制服の袖を引っ張りました。その動作に怒り心頭に発した葉桜先生は、隆の足を掴み行かないようにしました。ところが、この動作により足下が崩れてしまったのでした。隆は無事でしたが、葉桜先生の方は服のせいで下に降りられない状態になっていたので笑えました。

まとめ

葉桜先生は思った事を何でも自由に話していたので、竹を割ったような性格の持ち主に見えました。行動スタイルも自由奔放といった表現が似合いそうなタイプです。これらの点は大いに評価できる部分なので、見習いたいなと思いました。

隆は背が低く顔つきも幼さが残っている高校生です。性格も気弱なので頼りなかったのですが、男らしくなろうと体を鍛える場面があったため応援したい気分に駆られました。それに自身の弱い部分をよく分かっていて、直そうと努力していたので感動しました。

幼馴染みが恋愛へと発展していくのは、実はそれほど多いケースではありません。子供の頃からの仲良し状態が、逆に仇となってしまい先に進みにくくなるためです。この単行本には幼馴染みからお互いを意識するようになる話の流れが詳細に出ていたので、読み応えがありました。

オススメ度:★★★★★★★★★☆ ★9