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スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

この本と出会ったのは、本屋に地図帳を買いに行った時です。レジの手前にある新刊コーナーに、可愛らしい魔女風の女の子が描かれた本があったので手に取ってみました。

本のタイトル名を見ると、スライムを300年間倒し続けてレベルMAXと書いてありました。昔遊んだとあるRPGゲームが頭に浮かんだせいか、笑いを堪えるのが大変でした。

本の中身も気になりましたが、袋で閉じられていたので買ってその内容を確かめてみました。読むとタイトル通りの展開となっていたので、買って正解だったと感じました。

あらすじ

仕事一筋に生きてきた相沢梓は、毎日過酷な労働をしていた影響により倒れてしまいました。意識を回復した梓の目の前に現れたのは、光り輝く輪を乗せた天使でした。

天使は来世で幸せにしますと言い、転生した時の要望を聞きました。それに対して梓は不老不死になり、スローライフな人生を送りたいと答えたのでした。

気がつくと17歳の少女の姿になっていて何処かの高原にいました。住むための住居も用意されており、至れり尽くせりといった状況でした。梓は名前をアズサ・アイザワに変更し魔女としての人生をスタートさせました。

感想

自由に昼寝をして1日にスライムを25匹倒す生活を開始

スライムが収入源となっていたので、運動不足解消を兼ねて1日につき25匹は倒していたみたいです。その後は昼寝をしたり、畑仕事をやったりと自由気ままという言葉が似合う日々を過ごしていました。スローライフ人生そのものだなと読みながら思いました。

ベッドに体を乗せて読書をしている姿と、背中を後ろに回しているシーンは結構色っぽかったです。顔も悪くないですが、不老不死なので胸が成長することはなさそうでした。魔法でどうにかできそうな気がするので、今後に期待しましょう。

笑えたのがこの生活を300年間続けていたことです。この生活を続けたおかげで、武器で何度も叩かないと倒せなかったスライムは指先で叩くだけで倒せるようになっていました。面白かったので、第二の人生を満喫しすぎとツッコミたくなりました。

胸の大きさで負けたと感じたアズサ

1話の後半でギルドの新人にステータスを見せる場面があります。高原の魔女と、村人達から慕われている人の強さを知りたい気持ちは理解できます。新人のその願いに対し、素直にレベルを計る装置の上に手を乗せるアズサでした。

装置の計算結果は99だったので、新人とアズサは大いに驚いたのでした。個人的には頭で計算をして、正確な獲得経験値をはじき出した新人の方が凄い気がします。その後に何故か2人の胸の大きさを競う展開に発展しました。

胸の大きさには自信がある、と言う新人に対してアズサは自慢かと応じてから落ち込みました。そして心の中で、むしろ転生する前の方が大きかったと愚痴をこぼし始めたみたいです。アズサが心理的に敗北した瞬間なので笑えました。

ドラゴン娘ライカがアズサに弟子入りした場面は愉快だった

弟子入りしたライカは、増築を希望するアズサの希望を叶えるために動き出しました。ドラゴンに変身して魔法を使い建築すると予想したのですが、ライカの取った行動は大工仕事だったので爆笑しました。かんなを使って木材を削る姿が、見事に様になっていたのも笑える要素でした。

ライカは手伝うよと言うアズサに対して笑顔で、お任せ下さいと応じたのでした。とても可愛らしい表情を見せていたので、微笑ましかったです。ライカはその後、せっせと家の増築工事を進めていき外壁に相当する部分を見事に積み上げました。

工事は途中からアズサが手伝ったおかげもあり、2日で完成しました。家の中を見終わった後に2人は飲食店に行き、増築祝いのパーティをしたのでした。遠慮をするライカに対していっぱい食べなさいと声をかけるアズサの姿は、姉御のような存在に見えました。

まとめ

1日で終わらないと判断し徹夜仕事を申し出たライカにアズサは、無理をしてはいけないと言いました。前世でアズサは頑張り過ぎてしまった影響で失敗しています。その頃の失敗をライカにも味わわせたくないと思っての発言なので感動しました。

アズサが恋をせずに過ごしていた理由を述べる場面があります。誰かと恋をすれば必ず相手の方がいなくなる、と表情を暗くさせながら語っていました。不老不死という言葉の意味について深く考えさせられる場面でした。確かにアズサの言う通りなので、孤独のような生活を選んだ理由が分かった気がします。

村の酒場に押し入ろうとした者を結界により捕まえた場面は、人間として大切な何かを学んだように思います。自身がやったと言わずに、結界を提案したライカを褒めるように村人達に伝えたからです。素晴らしい行動だったので拍手したくなりました。

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10

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