シューダン! 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

1巻から集めている作品なので、2巻目も購入しました。集めるきっかけは、漫画の週刊雑誌で1話を読んだ時です。

1話は主人公とヒロインの出会い、サッカーの話などが上手く描かれていてとても面白かったです。気に入ったので単行本を揃えようと思いました。

2巻を見つけた場所は、本屋内にある少年漫画の新刊コーナーです。週刊雑誌と発売日が同じだったため一緒に買いました。

あらすじ

浜西FCで練習をしている桜田創始達の前に、転校生の七瀬晶が現れチームに加入しました。困惑する桜田達でしたが、七瀬の持つサッカーセンスは確かなものがあったため徐々にチームに溶け込んでいきました。

女子が苦手な桜田は学校の廊下で声をかけてきた七瀬に対し、シカトをしてしまいます。2人は気まずい関係となりますが、サッカーの試合で協力プレイをして点を入れた事で改善しました。

リーグ戦の一回戦を勝利で収めた桜田達、二回戦で戦う相手は西美薗FCです。前半は残り1分、浜西FCが1点を勝ち越した状況で物語は始まります。

感想

雑魚扱いされていた七瀬が高等技術を披露

8話の七瀬は相手陣営から雑魚扱いされていました。学校の球技大会でドリブル中の七瀬に対して鴨志田が、ボールをあっさりと取ってしまったためです。鴨志田はこの出来事をチームに伝えたため、彼らは攻略方法を得たと認識していました。

ところが、後半開始直後に登場した七瀬は、雑魚とは思えない活躍を始めたのでした。1人目はあっさりとドリブルで抜き去り、次に現れた鴨志田に至っては左足でボールを蹴り右足で返すという高等技術を使って出し抜いています。相手よりも技術を持つことを見事に証明したので、面白い場面だなと思いました。

愉快だったのが、鴨志田が七瀬の蹴ったパスの解説役をしていたことです。足を使って詳細に説明していたので、非常に分かりやすい内容でした。おかげでボールが左の方に飛んでいった理由が分かりましたが、情けない姿を見せていたので笑えました。

スポーツ少女七瀬は根に持つタイプだった

10話の中間地点に七瀬が鴨志田に、負けたら裸で校庭十周だよねと言う場面があります。表情がマジになっていて、本気でやらせようとしていたのでチームメイトは怖がっていました。俺に二言はないと言って、行動に移そうとした鴨志田の姿は少しかっこよかったです。

次の場面で七瀬はやらなくていいよと言いました。それだけなら普通ですが、更に君のおちんちんなんて見たくないと続けたので面白かったです。見た目が純情そうな子なので、ギャップが激しかったためこの場面は爆笑しました。

七瀬の発言を聞いていたチームメイト達は顔を真っ赤にさせたり、爆笑したりしていました。康臣に至ってはもう1回とアンコールを要望していたので、キモいと言われています。興味深い場面だったため、康臣の気持ちも分かる気がします。

トレセンで大活躍した七瀬を酷評する場面が笑えた

トレセンに参加した3人はそれぞれ別のチームに混ざりました。七瀬は2人がいないチームに加わりましたが、律と名乗る男子が声をかけてくれたので上手く仲間入りできたみたいです。人見知りしない性格は素晴らしいなと思いました。

律はゴール前に行く直前に、絶妙なのを渡すと七瀬に伝えていました。その言葉を信じて、相手のマークを振り切って走る七瀬の姿が印象的でした。そこへ律がオーバーヘッドで蹴ったボールが飛んできたため、七瀬の見事なボレーシュートへつながりました。

鴨志田は大活躍した七瀬に対して、女の皮を被った悪魔と酷評したので可笑しかったです。鴨志田は素直に褒めるのが苦手なタイプなので、いわゆるツンデレの部類に入る気がします。反対に律の方は、うちのエースより合わせやすいと褒め称えていました。

まとめ

試合に勝った際に、桜田が七瀬に抱きつこうとしたシーンがありました。直前で相手が女子であることに気がつき自制をする桜田、その姿を見た七瀬は笑いながら惜しいと言いました。恋が始まる前の小学生といった雰囲気が良く出ていたので微笑ましかったです。

監督がメンバー全員に、全日本少年サッカー大会の頂点を目指そうと言う所があります。その話をメンバー達は、それぞれ興奮しながら聞き入っていました。大人が子供達に対して目指すべき目標、そして夢を与えたことになるので読んでいてジーンときました。

七瀬や禄郎など能力の高い選手達が、自己流のプレイは決してせずチームワークに徹している場面も良かったです。彼らのおかげで、チーム皆で頑張って勝とうという気持ちが伝わってきました。この点は社会でも十分通用する部分なので、読むことで勉強になった気がします。

オススメ度:★★★★★★★★★☆ ★9