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KISS×DEATH 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

中学生のころ、週刊少年ジャンプに掲載されていた「プリティフェイス」という作品のファンでした。不良少年がひょんなことから美少女の顔になってしまい、しばらく女性として生きる…という萌え系マンガでした。

そんなプリティフェイスの作者である叶 恭弘先生の最新作が「KISS×DEATH」です。ここ数年は週刊連載から身を引いていた叶先生が新作を発表したと聞いたときは思わず飛びついてしまいました。

KISS×DEATHは叶先生の作品特有の「萌え」と「バトル」を上手く融合した完成度の高い作品です。今回は最新6巻が刊行されたということで、その内容について詳しくレビューしていきたいと思います!

あらすじ

地球よりも遥かに文明の進んだとある惑星から、寄生能力を持った6体の宇宙人が地球にやってくる。そのうち5体は母星で罪を犯した囚人で、残りの1体は囚人たちを流刑に処すために地球に連れてきた監視役だった。

しかし囚人たちはちょっとした隙を突き、監視役の宇宙人・Zから逃れることに成功する。No1~No5と呼ばれる囚人たちは近くにいた少女たちの体を乗っ取り、地球人を犠牲にしながら母星に帰る計画を立て始めた。

そこでZも人間の体を乗っ取って囚人たちと闘うが、Zが寄生した少年・戸津 慎五が重度の女性恐怖症だったせいで圧倒的に不利な立場に…寄生された5人の美少女VS女性嫌いの少年の命がけの闘いが幕をあける!

感想

莉亜VSZの闘いが妙にエロい…

KISS×DEATH6巻に収録されているのは、VS莉亜(No5)~VS七夏(No1)までの2戦です。バトル展開だけを見ればどちらも熱い闘いだったんですが、男性読者的に嬉しかったのはVS莉亜戦のほうでした。

5巻を読んだ方ならもう察しがついていると思いますが、シリアスな闘いの場面のはずなのになぜか全裸の莉亜。そして水中に沈められたZの代わりに、これまたほぼ全裸みたいなパワーアシストスーツを着たひなのが闘ってくれてます。

なかには「全裸でそんなポーズ取る必要ある?」と思わずツッコんでしまうようなシーンも…(笑)ちょっと刺激が強すぎる展開ですが、バトルとエロスを上手く組み合わせた作風がいかにも叶先生のマンガって感じです。

キスシーンを見て慌てる2人がカワイイ

KISS×DEATHのストーリーを支える屋台骨ともいえるのがZと美少女たちとのキスシーン。宇宙人は人間の舌に寄生しているため、Zが囚人を取り除く作業を行うためにはかなり濃厚なキスを行う必要があります。

すでに囚人が取り除かれている結仁とひなのは、今回初めて「Zが囚人を取り除くシーン」を目撃します。しかしその様子は傍から見れば単なるディープキスなので、「自分もあんなことされたのか」と今更あわてる2人。

囚人たちに寄生されている間は冷酷で感情の起伏が薄かった彼女たちが、キスシーンを見て普通の女の子のようにドキドキしているシーンにはなんとなくホッコリしてしまいました。つい最近までラスボス感のあった2人ですが、宇宙人に寄生されてなければ何の変哲もない高校生だったんだよなぁ…と再認識しました。

「女性嫌い」を上手く利用した闘い方が熱い

この巻で面白いと感じたのが、Zにとって最大の弱点であった「女性嫌い」を上手く利用したところです。Zが使役している戸津 慎五は極度の女性嫌いで、女性相手だと反射的に逃げてしまったり体が硬直するといった大きな弱点があります。

しかし今回、戸津 慎五にあえて「全裸の女性の幻を見せる」ことで反射的に体を動かして攻撃を避けるというシーンがありました。どうやっても克服できなかった「女性嫌い」を治すのではなく、そのまま闘いの武器として使うとは…意外な展開に驚きです。

戸津 慎五の「女性嫌い」という弱点を突かれるせいで美少女と闘うことが多いZですが、このあたりのエピソードでは珍しく男性キャラと闘っていました。ちょっとむさ苦しい展開だなぁ…と思っていたら「全裸の女性の幻」というシーンが入るので、読者的にも素敵なサービスシーンになっていたと思います(笑)

まとめ

KISS×DEATH第6巻では、ついに5人の囚人のうち3人を回収・さらに寄生されていた少女たちを味方側につけることに成功しています。残る敵は2人…!ということで、ストーリー的にもかなり熱い展開を読ませてもらいました。

全巻までに比べて一気にストーリーが進んだ感じがしたんですが、巻末の広告によればKISS×DEATHは7巻で完結予定とのこと。どうもスピード感があると思ったら、もうKISS×DEATHの物語はクライマックスに入ってたんですね。

また、熱い展開だけでなくヒロインたちの可愛らしいところもたくさん魅せてくれた第6巻。この巻で一番スポットライトを浴びていたのは莉亜でしたが、結仁とひなのも相変わらず可愛かったです。萌えマンガ好きはもちろん、バトル系の作品がお好きな方にもオススメできる内容なのでぜひ読んでみてくださいね!

オススメ度:★★★★★★★★★☆ ★9

記事担当:だいなごん

二次元の世界が好きすぎて脱サラし、マンガ・アニメ専門のライターになってしまったヤバい人です。
朝から晩までマンガを読んではレビュー、アニメを見てはレビューという二次元漬けの日々を送っています。

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