オレたちのファンタジーはまだ始まらない!(2) (ドラゴンコミックスエイジ)

「オレたちのファンタジーはまだ始まらない!」は、勇者と魔王の戦いには全く関与せず、ド辺境の村でノホホンとした10代の村人が女子の胸をガン見してエロいことばっかり考えているファンタジーコメディ。

打ち切り漫画の最終回風ネタとしてよく使われる「オレたちの冒険はまだ始まったばかり」「戦いはこれからだぜ」的なアオリ文句とは逆のタイトルに興味をひかれて、半年前に1巻をゲット。

主人公が徹底してエロ妄想のみで行動するアホさ加減と、可愛い女子キャラのほどよいエロさ加減がツボにハマったので、続けて新キャラのエロかわ女子の表紙がマブシイ2巻も発売ホヤホヤでゲットいたしました。

あらすじ

時はローテス歴174年、大魔王と勇者たちが熾烈な戦いを繰り広げている世界。しかし、この物語の主人公はそんな世界の命運をかけた戦いには全く関係がない、辺境のカナイソーク村に住む少年マニア・ロッコです。

ロッコは勇者試験に落ちてばかり、エロいことを考えてはバカばっかりやっているニート勇者。武器防具屋のエミール、宿屋の息子のピボルとともにユル~い毎日を送っています。

2巻では相変わらずエロいことを考えているロッコがシャーリーに「パフンパフン」をさせようと企んだり、新キャラの美少女戦士ストーカーが登場したりと、エロかわサービスたっぷりのギャグが楽しめます!

感想

エロ可愛いツンデレ感が萌え!美少女戦士ストーカー登場

2巻の表紙と口絵にもデデーンと主役級で登場する美少女戦士は、今回からの新キャラ・フェリーテです。紫がかったサラサラストレートのツインテール、大きな瞳、豊かな胸元と腰周りがエロ可愛いさが超魅力的です!!

ビジュアルだけでも萌えポイントが高すぎるフェリーテですが、背中に装備した10本のはがねソードと鍛え抜かれた身体能力を武器に戦う超強力なバトルマイスター。剣さばきも超カッコイイうえに、舞踏家のようにヒラリと舞う時のサービスショットがたまりません。

さらにキャラは超テレ屋のツンデレさん。父の形見の武器を大事に扱ってくれたエミールに恋をしますが、エミールの周辺をコソコソして毎日買い物だけして帰ったり、ナゾの手作り人形をプレゼントしたりと残念な空回りぶりが面白いです。そんなフェリーテのアプローチに気づかないエミールの鈍感さにも笑わせてもらいました。

ゲス主人公・ロッコのエロ大作戦

2巻はなんとのっけからカラーページで、ヒロイン・シャーリーさんの「パフンパフンしましょ?」というドエロいシーンが拝めます!この作品で最も美しい胸をお持ちのシャーリーさんが、服がビリビリ破けた状態で誘惑してくるという夢のようなシーンです。

もちろんキッチリしたシャーリーさんがそんなことをするはずもなく、主人公ロッコのゲスいエロ大作戦にひっかかってしまっただけですが、当のロッコもビビるほどのエロエロぶりが凄かったです。やはり普段キッチリしているところからのエロいギャップはグッと来ます。

しかしシャーリーさんがエロくなったのは最初だけで、その後はキッチリ制裁されるオチ。それでも懲りないロッコはフェリーテにもゲスなチョッカイを出してとっちめられていましたが、読む側としてはそのおかげでムフフなシーンが拝めるのでバカだな~と思いつつ感謝です。

ユルいギャグやパロディーにニヤリ

カナイソーク村でミスコンが開かれたエピソードでは、さぞかし女子キャラ達のサービスショット祭になるかと思いきや、まさかの男女反転アイテムでロッコ・エミール・ピボルが優勝賞金目当てに出場。おデブのピボルがライザップ風のダイエットで成功するも顔で落選するオチなど、テンションの高いギャグが光っていました。

さらにロッコにまさかのモテ期が到来したり、エロ目的で道場に通い始めたりとさまざまなエピソードがユル~く展開しますが、どれもロッコのゲスさからトホホなオチまで安定の面白さです。最近の漫画で主人公がここまでゲスくていいとこナシのキャラは珍しいかもしれません。

そして毎回、なにげに見逃せないのが各回の冒頭3コマで展開される勇者と魔王の重厚な戦い。ユルい本編とは全く関係ないハードな戦いが凄まじい勢いで進行しているのですが、本編とのギャップが激しすぎて毎回のことながら笑ってしまいました。

まとめ

「オレたちのファンタジーはまだ始まらない!」というタイトル通りに、勇者と魔王の戦いには全く関与せず、ユルい村人ライフを送る主人公たち。多少は冒険に向かっていくような展開があるのかと思いきや、まだまだ何も始まらないまま、なんと今回の2巻でまさかの完結でした。

ドラクエ風RPGのパロディー設定や、どこまでもゲスでヘタレでエロい主人公のおバカっぷり、露出度とサービスショットがムフフな女性キャラたちのエロ可愛さが面白い作品だったので、ここで終わってしまうのは残念です。

しかも2巻の最後があまりラストらしくないラストで、後から作者の渡辺つよし先生のTwitterを見て完結していたことに気がつきました。でもそんなフワッとした終わり方も「まだ始まらない」というタイトルにもあるように、この作品らしい味わいがあると思います。

オススメ度:★★★★★★★★☆☆ ★8