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いいなり 5 (少年チャンピオン・コミックス)

元々、月刊少年チャンピオンを読んでいたので、「いいなり」が新連載だった時から読んでいます。だから、かれこれ長いです。

糸杉柾宏先生の作品は、青年誌を中心に読んだことがあったので、そんな作者が「月刊少年チャンピオンで新連載?」と衝撃。

第1話から、かなり攻めた内容で「これ少年誌で大丈夫なのかな?」と思う内容だったので、インパクトに残っています。

あらすじ

主人公の波多野くんは、幼馴染である同級生の坂口杏の好意になかなか気づいてくれない、ちょっぴり鈍感な男の子です。

そんな波多野くんにやきもきしていた坂口杏は、服を脱ぎ捨てて、裸の自分を波多野君に見せてアピールしようとするのです。

一方その時、生徒会長の有栖川ミサは、波多野君と一線を越えようとして、波多野君を呼び出すのですが、坂口杏の邪魔が入り、、、。

感想

少年誌の限界に挑むチャレンジ精神

少年誌で描くエッチなシーンとして、限界ギリギリな描写が多いです。全裸なんて余裕で出てきますし、乳首もしっかり描いちゃっています。かなりチャレンジャーな心意気を感じるのですが、これってもうアウトなんじゃないかな(笑)

「いいなり」の作者である糸杉柾宏先生は、元々、青年漫画雑誌をフィールドにしている漫画家でした。そのため、そのフィールドを活かした成人向けの漫画をメインに描いていたのです。その作風は、絡みありのハードな見せ方が中心でした。

そんな糸杉柾宏先生が、青年誌に移動してきたということで「どこまで攻めてくるのか?」が今後も非常に楽しみです。というのも、今回の第5巻では、晒すところまで晒してしまった感じがあるのですよね。だから、5巻以降どこまでエロを描けるのか?に注目です。

ヒロイン達の感情があらわになる!

4巻までの間に、ヒロイン達が抱える波多野君への感情はある程度出ていました。しかし、やきもきしている感じが残っていたのです。でも、今回の第5巻では、ヒロイン達の感情が爆発した印象があります。これは、急展開と言っていいかもしれません。

しかも、5巻のページをめくってすぐの段階から、修羅場シーに突入!セックスしようとする有栖川ミサと波多野くんのあいだに急に割り込んでくる坂口杏!しかも、有栖川ミサと坂口杏は二人とも一糸まとわぬ全裸というカオスなシーンです(笑)

有栖川ミサも坂口杏も、「波多野君、私とセックスして!」と言わんばかりの性欲むき出し!感情むき出し!はたして、「波多野くんと先に一線を越えるのは有栖川ミサなのか?それとも坂口杏なのか?」という緊張感に突入!続きが気になる!

心が揺れる波多野くんの行方やいかに?

お互いの心が通じ合っていて、いい感じに進展していくだろうと思われていた波多野くんと有栖川ミサ。元々、波多野君は有栖川ミサに憧れて生徒会に入ったようなものですから、このような関係になれたのは願ってもいないチャンスだったでしょう。

しかし、第5巻で見せる坂口杏のストレートすぎるアプローチによって、波多野君の心はかなり揺れ動いているようです。すでに有栖川ミサとキスを済ませている波多野君は、今回、坂口杏ともキスをするまでに急接近します!これは、意外な展開!

そんなキスを「会長とは違う感触なんだ」と思う波多野くん。そのまま、一線を越えそうな場面で、「杏は、その(有栖川ミサ)代わり?そんなのって」と、また揺れる波多野くん。波多野君の感情ひとつで、物語が大きく動きそうな予感です!

まとめ

今回の第5巻を読んで思ったこと。それは「異性への告白はストレートが一番!」ということですね。今回、第5巻で、ヒロインの女の子達がかなり頑張っているところを見ると、男性の読者でも「見習うべき姿勢だな」と思わされました。

そしてもう一つ、「好きな異性がいるなら、もたもたしちゃダメ!」というのも得られた教訓です。坂口杏が、波多野君への想いをドギマギさせている間に、有栖川ミサと波多野君はセックスしそうなところまで急接近しちゃいますからね。

坂口杏は、そこに全裸で乗り込んで、なんとか食い止めますが、現実世界ではなかなかそうはいかないでしょう 。寝取られちゃうのがオチです。だから、今このレビューを読んでいる人の中に、片思い中の人がいたら、迷わずに行動するのみですよ!

オススメ度:★★★★★★★☆☆☆ ★7

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