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レジェンド 4 (ドラゴンコミックスエイジ た 4-2-4)

小説投稿サイト「小説家になろう」で本作の原作を知りました。なろう小説らしからぬシンプルなタイトルに興味が湧いたのがきっかけです。

小説を読み始めてすぐに漫画も出版されているということを知ったので漫画でサクッと読んでみようと考えました。

漫画はまだ4巻までしか出版されていないのですぐに追いつけました。小説の内容を凝縮しているのでテンポがよく読みやすかったです。

あらすじ

”姫将軍”エレーナの護衛という指名依頼を受けたレイ。その実力故エレーナの3人の護衛キュステ・アーラ・ベルに警戒され険悪な雰囲気に……。

しかし”自分より強いものにのみ身を委ねる”ことを公言するエレーナには気に入られ5人での旅が始まります。

その後ダンジョンへの道中襲い掛かってきたモンスターにレイたちは違和感を覚えます。どうやら何者かがエレーナ一行を狙っているようで……。

感想

美少女でお姫様の魔法戦士登場!!

本巻で初めて主人公レイと互角に渡り合える(魔法無しという条件付きですが)キャラクターが出てきました。それも女性キャラクターでなんとお姫様!!今までレイは全ての戦闘で圧倒して勝利していたので、今後は互角もしくは苦戦するような敵が出てくるのか楽しみです。

エレーナは見た目はスタイル抜群の美少女なので街を歩けば注目の的です。また貴族の権力争いを疎ましく思っており、護衛も無しに街を歩き回るなど着飾らない性格のようです。レイと買い物をするシーンでは、世間知らずで純粋な面が見えて可愛らしいです。

一方で戦闘となると凛々しく勇敢に戦うギャップも魅力です。オークの群れなど一人で倒してしまうし、姿が見えないモンスターに対しても臆することなく打って出ます。戦闘は護衛に任せてもいいはずなのですが……。勇敢というよりは好戦的に近いのかもしれません。

”姫将軍”エレーナの戦闘描写に注目!!

本巻では何よりも”姫将軍”エレーナの戦闘力の高さが印象に残りました。単純な格闘戦でレイと互角な上に強力な魔法も使えます。Bクラスに相当するモンスターの奇襲にも冷静に対応しているので、戦闘の経験も豊富なようです。

この漫画は1つの巻につき1コマは画力が数段上がるコマがあるように感じます(特に女性キャラ描写時)。本巻ではエレーナの魔法「ライトニング・トルネード」が炸裂するコマがそれに当たります。かなり気合が入っていてかっこいい絵です。

また、エレーナの武器「ミラージュ」も個性的でかっこいいです。いわゆる連接剣や蛇腹剣と呼ばれる伸縮自在な架空の剣です。この個性的な武器によって、戦闘シーンがよりトリッキーでスタイリッシュに描かれています。

広がるファンタジックな世界観と不穏な伏線?

本巻では、内部が30畳を超えモンスターが近づくと警音が鳴る馬車・連接剣などファンタジー好きにはたまらないファンタジックなアイテムや武器が出てきました。また「ダンジョンが出来上がるとモンスターが内部に転移するためダンジョン周辺には村が造られる」という設定もユニークで面白いです。

この馬車を作ったのは「魔導都市オドス」なる都市国家の錬金術師だそうで、まだ作品に登場していない国家や種族の登場を予感させます。今後はより個性的なマジックアイテムや魔法・種族が登場するのでしょうか。楽しみです。

また、いくつか伏線となりそうな不安要素があるのも気になります。あれだけレイを警戒していたヴェルがやけに打ち解けた態度をとったり、倒した瞬間消える不可解なモンスターの急襲など悪い予感がします。今後に注目です。

まとめ

本巻では新しいヒロイン候補?が登場したことでより華やかになりました。可愛いキャラとファンタジーのワクワク感が楽しめました。今のところ恋愛やギャグ要素は薄いですがせっかく可愛いキャラが増えたのでそういった展開も楽しみです。

ストーリーは基本的には王道の”異世界転生もの”ですが、巻が進むごとにスケールが大きくなってきていて期待感が感じられます。最初はギルム周辺の話でしたが、今後は国家や貴族の権力争いにも巻き込まれて話が大きくなっていくと期待しています。

4巻まで読みましたが非常にテンポがいい漫画です。そのため暇な時間にサクッと楽しむことができました。今のところ小難しい設定は無く気楽に読める漫画だと思います。今流行の”異世界転生もの”が気になる方には試し読みをオススメします。

オススメ度:★★★★★★☆☆☆☆ ★6

記事担当:洞窟の魔人

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