あなたの勇者浮気してますよ(1) (電撃コミックスNEXT)

本と出会ったのは、コミックを販売するサイトで全新刊タイトルを見ていた時です。新刊として置かれていたこの本の名前が気になったので、試し読みをしてみました。

試し読みには姫が浮気性の勇者を何とかする目的で、冒険に出るまでの経緯が描かれていました。最後のオチもしっかりしていて、とても面白かったです。

1話では物足りないと感じたので、電子書籍という形式で購入を決めました。本を開いてみると、クラーケンやサラマンダーとの対決など、バトル要素も豊富にあったので楽しい気分を味わいながら読めました。

あらすじ

魔王が支配していた世界に1人の勇者がどこからともなく現れました。勇者は魔王を打ち倒して世に平和をもたらし、王国に住む姫と結婚をして静かに暮らし始めました。

幸せな日々を過ごす姫のところに、勇者が浮気をしているという話が舞い込んだのでした。噂の真偽を確かめるために姫は勇者と交信をしたのですが、その現場を直接見る羽目になり激怒しました。

勇者の浮気を止めさせるため、姫は冒険をする決意を固めました。最初に相手となるモンスターはアルラウネ、姫は話し合いで解決することができるのでしょうか。

感想

姫の軽量化した姿は下着姿に見えた

最初の方に姫が冒険へ度立つために、鎧を装着する場面があります。魔王がいなくてもモンスターがいるのは確かなので、備えが必要と言う従者の意見は納得できました。ただ、装着した最強の鎧は重すぎて身動きが取れなかったみたいです。感激して震えていると従者が誤解していたので面白い場面でした。

今度は重い鎧を脱ぎ去り、下着姿に近い格好になりました。冒険者スタイルというより、美少女アイドルが水着姿になったかのような感じでした。怒ったような顔つきをしているのは、浮気性の勇者を何とかしようと考えているためかなと思います。

アルラウネとの対決は、姫が魔法の力を使ったので姫の勝利に終わっています。大魔法使いと従者が言っているので、元々かなりの強さを誇っていたみたいです。城へと戻る際の後ろ姿は帯がついていたせいか、魔法使いではなく魔法少女に近い気がしました。

船がなければ作ればいいと言って魔法の力を使う姫

3話の開始直後で姫は、勇者がクラーケンといる所を目撃しました。場面を見て冷静さを失った姫は遠隔魔法により、一撃で勇者を倒したのでした。実は勇者より姫の方が強いのではないか、そう思わざるを得ない光景でした。

笑えたのが次のページにある、クラーケンへ会いに行くための船がないと従者が言い出した場面です。船がなければ魔法で作り出せば問題ない、と言って姫が簡単に造ったからです。RPGにありがちな、港に行き船をゲットする手間を一気に省略したので爆笑しました。

姫が船の船長スタイルになっている場面もありました。船長が着ていそうな服を身につけ、遠眼鏡を持つ姿勢は結構かっこよかったです。その後は、クラーケンと勇者の本妻の座を巡ってバトルが勃発しました。クラーケンと対決する場面では、イカに関する豆知識のような話が出ていたので勉強になりました。

姫が勇者を寝室に誘ってみた結果

5話で姫は隣国に住む姫達とお茶会を開きました。会話で夜にどんなことをしているのかという話題が飛び出したのですが、姫は照れながら言えませんと答えたのでした。隣国の姫達は言えないほどすごいのかしらと、誤解をした発言をしていたので面白かったです。

姫は勇者に魅力的だと思われるように自分磨きをしたり、勝負服を身につけたりしていました。やっていることは、美活という言葉が似合いそうな展開でした。姫は容姿端麗であり、更に胸も大きいので自分に自信がないだけかなと思いました。

姫は準備を全て整えてから勇者を寝室に誘ったのですが、勇者が鼻血を出しすぎて気絶するという結果に終わりました。葉っぱの下着を身につけて誘惑していたので、仕方がない面もありそうです。あと、勇者への会心の一撃と出ていたので笑えました。

まとめ

スフィンクスのクイズ、酸素を無毒化させる話など、知識として役立つ話もいくつか出てきました。特にクイズはシンプルでありながら難しすぎず、それでいて簡単すぎない絶妙な内容でした。頭を使える部分があるのも本の魅力だと思います。

姫が悪魔の詐欺に引っかかりそうな話もありました。契約書の中に小さな文字をこっそりと書いておいて、相手を引っかけるという古典的な方法でした。現実世界でも普通に使われていそうな話なので、読むことで勉強になった気がします。

本の大半が4コマ漫画という珍しい形式でしたが、きちんとした物語になっていたので読みやすいと感じました。それに姫様の愛や追加事項と、見出しが書かれていたので内容が分かりやすかったです。絵もとても上手く萌え要素も豊富にあるので、今後も単行本を出し続けてもらえると嬉しいです。

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10