バスルームのペペン 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

「バスルームのペペン」は超可愛いカッパちゃん・ペペンが大活躍する、ホッコリあったかくてちょっと不思議なゆるカワ日常コメディーです。

作者の川西ノブヒロ先生の代表作「いい百鬼夜行」のファンなので、毎週読んでいるヤングジャンプでの連載にテンションがあがりっぱなしです。

待望の新刊は電子版で配信日に即買いしましたが、書店の販促用ポップがあまりにも可愛かったので紙版もゲット!日課のように毎日読んで、ペペンに癒されまくっています。

あらすじ

都会の街に出てきたカッパのペペンは、男子中学生の海野貝と出会います。貝は一瞬でペペンの可愛さにひとめぼれ。自宅のお風呂場をペペンの部屋にして、一緒に楽しく暮らし始めます。

ペペンは村で聞かされていた「人間は悪」というイメージが強すぎて、人間にちょっとビビりがちでしたが、貝とその家族たちに囲まれて人間ライフをエンジョイします。

貝の学校について行ったり、本を読んでもらったりと超刺激的な毎日を楽しむペペンは、貝たちにとってもかけがえのない友人・家族になっていきます。

感想

すべてがかわいすぎる!超ゆるかわキャラ・ペペンの魅力

ペペンは澄み切ったピュアな顔と、たぷっとしたペンギンのようなボディーが超キュートなカッパです!モフッとしてフワフワな手触りのボディーにも定評があります。動くたびに「ペペペペペ…」「ペエエエ」など、可愛いオノマトペを発しているところも見逃せません。

ペペンは人間の言葉をかなり理解していて、小学生低学年ぐらいのトーク力を持っています。キャラも無邪気な子供のようで、アイスをもらってはしゃいだり、お祭りと聞いて興奮したりと喜ぶ姿が特にカワイイです。手先は不器用ですが、貝たちのために何かを手伝おうと奮闘するところも健気でキュンとさせられます。

とにかくペペンが登場するコマは、何をしていても、何を話していても喜怒哀楽の全てがカワイイです。表情も言動もバラエティー豊かで、可愛さ・面白さに限界がありません。そのうえジーンと来る優しさまで見せつけられてはもう、誰もがホレてしまうに決まっています。

女子キャラもみんなカ~ワ~イ~イ~!!

「バスルームのペペン」には、カワイイ女子たちもシッカリ登場しています。川西ノブヒロ先生の描くキャラは、みんなやわらかくて可愛いキャラばかり!なかでも特にステキなのが海野家の長女・眺お姉ちゃん。高校3年の受験生なので勉強に励みながら、弟と妹の面倒を見て家事をこなすシッカリ者です。

眺のチャームポイントは、黒髪ポニーテール、太めのキリっとした眉やふんわりした笑顔です。青年誌らしいサービスなのかお風呂シーンも一瞬ありますが、そんなものよりむしろ清楚さの方が重要です。第1話で人間におびえて逃げたペペンを「ペンちゃん、おいで」の一言だけでメロメロにして捕まえた尊さが忘れられません。

そして貝の小学生の妹・幸はツンデレ系の妹キャラで、ペペンにはちょっとイヂワルなところもあります。精神年齢が近いからなのか、ペペンと取っ組み合いのケンカまでしちゃうところが面白いです。その他、ボーイッシュなカオリや、貝にホレているナゾの美少女など貝のクラスメートたちも逸材揃いです。

あたたか~い♪ペペンと海野ファミリーのほのぼのストーリー

主人公の貝は当初からペペンをとても可愛がっていて、しょっちゅうリュックサックに入れてお出かけしたり、一緒にお風呂に入ったりしている姿が微笑ましいです。貝がペペンのピュアな言葉に勇気づけられた時に見せる、爽やかな表情もひたすらマブシイです。

ペペンが眺の受験勉強を応援するエピソードでは、眺のためにダンスを踊ったり、近くでジッ…と見守ったかと思えばモフモフボディーで魅了したりと大活躍。いつも家事と勉強を頑張っている眺が、ペペンからパワーをもらっている様子がとても可愛くてホッコリしました。

末っ子らしいワガママ気質の幸はペペンとケンカもしますが、まるで姉弟のようなワチャワチャした関係がイイ感じです。ペペンをからかってばかりの幸ですが、幸夏の炎天下にひとり出かけたペペンを心配してコッソリ後をつけて見守っているなど、眺お姉ちゃんのようなシッカリしたところも持っているのが魅力的です。

まとめ

「バスルームのペペン」は、面白さ・かわいらしさ・あたたかさが三拍子そろった日常系のギャグコメディーです。ページを開くとペペンがペペペッ、と寄ってきて「元気か?」と言ってくれているような癒しパワーに包まれます。

ペペンは河童でいちおう妖怪なので、人に見えたり見えなかったりといった不思議さや、ピュアで優しい座敷童ちっくな魅力を持っています。やわらかいタッチや細かな自然風景なども、作品全体に漂うちょっと不思議でほのぼのとした雰囲気を盛り上げています。

こうした誰もが楽しめる作品は本当に貴重なので、全年齢対象でより注目度が高い週刊少年ジャンプではなく、青年誌のヤングジャンプでの連載なのがちょっと残念なくらいです。1巻の発売で、ペペンにより多くのおともだちができることに期待しています!

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10