オニヒメ(3) (ヤングキングコミックス)

初めはコミックシーモアにて、立ち読みができたので試しに読んだのがきっかけでした。立ち読みでは物足りませんでしたが、購入を決意するにはいたらずといったところ。

しかし、評判やレビューを覗いてみると、高評価が多く購入に踏み切りました。そして、実際にたいへん満足できる結果となりました。

残念なことに、「オニヒメ」は3巻にて完結します。急な完結ですが、それでも読者が納得のいく最終巻となっていることでしょう。

あらすじ

古より伝う技が封じられた宝具「剣豪ディスク」。神代優は剣豪ディスクを用いて人の世に紛れる妖魔を退治していました。

皆に隠れてそんな生活を続けるなか、優は鬼塚愛という美少女と出会います。愛も偶然にも剣豪ディスクを所持しており、2人は協力して妖魔の討伐をおこない、「友達」と自信を持っていえる仲となったのです。

そんな2人の前に、剣豪ディスクを悪事に使う組織が登場。しかも、その組織には幼いころに別れた愛の父が所属しており……。

感想

相変わらず愛が美しすぎる!とんでもない美少女!

学内で「姫」と呼ばれるだけはあり、愛の美しさは凄まじいほどです。愛が登場するシーンは何かオーラを発っしており、彼女は神々しいという言葉が相応しい人物でしょう。また、周囲を笑顔にすることもできるというまさに女神!

しかし、3巻ではそんな彼女の悲しげな表情や怒りの表情、泣き顔など、今までにみせたことのないさまざまな表情が描かれます。神々しく描かれていた愛が人間らしく描かれると、非常にギャップを感じ、美しい愛が可愛いと感じるようになるでしょう。

美しい愛とかわいい愛、そのどちらも楽しめるのが3巻のよい点です。愛のファンにはたまらない巻となっています。そして、「オニヒメ」は堂々の完結を迎えますが、最後に愛が浮かべるのはどのような顔なのでしょうか。

愛vs父!?白熱の戦いが繰り広げられる!

「オニヒメ」といえば剣豪ディスクを使った白熱のバトル!今回もいつものごとく白熱した戦いが繰り広げられます。しかも、愛vs愛の父という悲しきバトルが勃発するのです。しかし、悲しい感情を抱きつつも、父子が激突するアツいバトルから目が離せません。

また、バトル漫画の王道である味方との共闘、仲間のピンチに颯爽と駆けつける友達とアツいパターンの戦いをしながらも、最後はまさかの方法で勝利と敵のみならず読者の隙もついてきたバトルはたいへん見ごたえのあるものとなっています。

さらに、3巻にて味方だと発覚した先生vs敵の幹部と思わしき少女の戦いも描かれます。各所で白熱のバトルが展開され、どこもかしこも見どころだらけ。バトルの観点からは最初から最後まで非常に読み応えのある巻といえるでしょう。

圧巻の美少女3人集結!美女もついでにいるよ

誰から見ても美少女と断言できる美貌を持つ愛、気弱ながらも可愛げのある顔をした眼鏡っ子の優、金髪美少女ヤンキーの舞、男目線からすれば女の子として非常にバランスがとれた3人組といえるでしょう。きっとストライクゾーンの女の子は登場するはずです。

そんな美少女3人が勢ぞろいするシーンはまさに圧巻。ほぼ見開き1ページと作者も気合いを入れて描いたことがうかがえます。さまざまな美少女が丁寧に描かれているというのも「オニヒメ」の魅力の1つでしょう。特に3巻では美少女に多くのシーンがあります。

また、女子高生が守備範囲でない人も安心してください。先生という歳上キャラも登場し、敵ではありますが逆にロリの年下キャラも登場します。あらゆる女性を網羅してある「オニヒメ」に隙はありません。好みの女の子の活躍をぜひ見てあげてください。

まとめ

なんども書いたように、残念ながら「オニヒメ」は3巻にて完結です。もっと続けてほしかった思いもありますが、物語はいつか終わってしまうもの。そればかりは仕方ありません。しかし、残念がっていても無駄なことなので、最終巻を大いに楽しみましょう。

さて、気になる完結の迎え方ですが、さすがにネタバレは控えておきます。また、3巻という短い巻数で広げたふろしきをすべて回収できたとはお世辞にもいえません。それでも、非常にきれいにまとまった最終話を迎えたことだけは断言できます。

愛と優が最後はどのような関係を築き、どのような想いを互いに抱くのか。友達とはどのような関係か。こういったことがアツいバトルと同時に作者が描きたかったことではないでしょうか。ぜひとも作者の想いを受け止めて3巻を読んでみてください。

オススメ度:★★★★★★★★☆☆ ★8

記事担当:ゴン