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ラーメン大好き小泉さん公式アンソロジー (バンブーコミックス)

もともと、「ラーメン大好き小泉さん」を読んでいた私は、本屋さんでたまたま本編を見つけて「新刊出たんだ」と思って購入。

しかし、実際は新刊コミックではなく「ラーメン大好き小泉さんのアンソロジー」という内容でびっくりしたのを覚えています。

多少がっかりしながら読み進めてみたものの、意外にも面白い!何回も読み返して楽しませてもらっています。おすすめ!

あらすじ

可愛らしい容姿からは想像できない、ラーメンの食べぶりを見せてくれる人気コミック「ラーメン大好き小泉さん」。

そんな作品の公式アンソロジーが登場!アンソロジーには、別の作家が描くことで、違った面白さを出してくれるよさがあります。

24名にも及ぶ作家さんが、アナザーストーリーや四コマ漫画で描く一味違った「ラーメン大好き小泉さん」をご堪能あれ!

感想

いろんな作家さんの個性が光ってて良い

アンソロジーのいいところは、いろんな作家の個性が光るところです。今回のアンソロジーは、24名にも及ぶ作家が集結しているので、その面白さはひとしおです。迂闊、S井ミツル、大川ぶくぶ、カラスヤサトシ、後藤羽矢子etc、とても豪華!

こうやって色々読み比べていくと、作者の得意や不得意が見えてくるのも面白いです。「ラーメン大好き小泉さん」で言うと、一番大事なのは「ラーメンをいかに美味しく描けるか?」だと思いますが、あまり得意じゃない人もいるみたい(笑)

特定の名前をあげちゃうと、ディスっていることになるので、ここでは伏せさせてもらいますが、ページをめくっていくと「この人、食べ物描くの得意じゃなさそうだな」と、すぐ気が付くでしょう。だけど、ストーリー自体は芯があっていいと思います。

サクサク読み進めていけるテンポの良さ

「ラーメン大好き小泉さん公式アンソロジー」は、一話完結のストーリーになっているので、サクサク読み進めていけるフットワークの軽さが魅力だと思いました。四コマ漫画もあるので、テンポ感の良さはひとしおですね。

また、今回のアンソロジーのいいところは、「初めて読む人でも解釈できる」ところだと思います。原作の「ラーメン大好き小泉さん」は、一話完結もあるのですが、ストーリーになっているので、一見さんにはちょっと厳しいかも?

でも、今回のアンソロジーは、「ラーメンガイドブック」の感覚で読み進めていけます。だから、スキマ時間でOK!食べ歩きが好きな人は重宝すること間違いなしだから、一冊所有しておいて損のないアンソロジーだと思いました。

登場するラーメン店は本物なのが良い

今回のアンソロジーを読んでいると、自然とラーメンに詳しくなれると思います。ラーメン王のように詳しくなるのは厳しいと思いますが、その入り口としては最適だと思います。なぜなら、実際のラーメン店が出てくるから!

本作に出てくるラーメン店は、ラーメン好きなら一度は足を運んだことがあるであろう名店が揃っています。そんな「フィクションとノンフィクションを掛け合わせている」のが「ラーメン大好き小泉さん」の面白いところ!

私も、この本を見て、初めてのラーメン屋さんを訪れてみました。実際に食べてみると、めちゃくちゃ美味しくてびっくり!本作に出てくるキャラクターのリアクションが、自分に乗り移るような不思議な面白さを提供してくれます。

まとめ

今回の作品を読んで真っ先に感じたことは、「同じ作品を違う作者が描くと、こんなに伝わり方が変わるんだ!」ということです。これに似たようなものに、アニメの最後に出てくるエンドカードがありますが、それよりも如実。

エンドカードとは違い、ストーリーまで絡んでくると、作者の手腕がよくわかりますね。その上で、もう一度本編の「ラーメン大好き小泉さん」を読み返してみると、いかに原作者の手腕が秀逸なのか手に取るように分かりました。

これを機に、他の作品のアンソロジーも読んでみたいと思うようになりました。だから、色々リサーチしているんですが、結構あるんですね!是非、皆さんもアンソロジーに興味を持ってみてください。そうすると、漫画の見え方が変わってくると思いますよ。

オススメ度:★★★★★★★★★☆ ★9

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