吸血鬼はじめました。: 1 (4コマKINGSぱれっとコミックス)

「吸血鬼はじめました。」となんだか不思議なタイトルのこのマンガ、その1巻の感想です。文字通り主人公は吸血鬼です。

緩めの萌え漫画を探していた所に丁度1巻の発売が近かったのがこの作品でした。長期の作品は一から読むのも大変ですし丁度良いかと手に取りました。

しかし読んでいみると思った以上にキャラクターの面白さとゆるさがいい感じで、何よりかなり百合っぽい感じの作品です。

あらすじ

東雲夢子は女子高生、ある日目が覚めると吸血鬼になっていました。どうやら吸血鬼であるマリーの手によって事故にあった夢子を助けるために吸血鬼化させたようです。

しかし夢子は完全に吸血鬼になったわけではなく半分は人間のままなのだそうで、もとに戻るまではだいたい1000日ということでそれまで吸血鬼で過ごすことになりました。

今までぼっちだった夢子でしたがなんの因果か吸血鬼になったことがきっかけで友達も出来てきて、ちょっと大変だけど楽しい学校生活が始まるようです。

感想

死んだと思ったら吸血鬼になっていた

物語冒頭朝起きた夢子の前には見知らぬ少女が立っていました。金髪の可愛いこの子の名前はマリーと言って吸血鬼なのだそうですが、彼女の手によって夢子は吸血鬼になっていたのです。話していくうちに昨夜に夢子が一度死んでしまいそれを助けられたことを思い出します。

とは言え学生の夢子はそんなこともありつつ学校へ行くのですが、なんと彼女は筋金入りのぼっちだったです。吸血鬼な上にぼっち属性というかなり盛り沢山なキャラ付けです。最初読んだときはかなりインパクトが有りましたがつかみはバッチリでしたね。

夢子のぼっち属性はかなりの重症で友だちになろうと言われたときに友達料を払おうとしたり、クラスの娘の琴を全く覚えてなかったり、そもそも最初マリーと話したときも人と話すことが少なくて声が出なかったりと徹底的でした。なんだかこれから色々面白くなりそうな臭いがします。

夢子の初めての友達、と言うか友達以上

そんなぼっちな夢子ですが学校で唯一話しかけてくれるのが隣の席の綾羅木めいです。めいは明るく人当たりの良い女の子で夢子にも笑顔で挨拶してくれるとにかく人気者の可愛い子、そんなめいと夢子は吸血鬼化をきっかけに仲を深めることになります。

吸血鬼になった次の日学校に行ったものの途中で倒れてしまう夢子でした。原因は血を吸っていなかったからみたいなのですが、なんとその場に居ためいがカッターで指を切り血を吸わせてくれることになります。この時の必死に指をしゃぶる夢子も悶えるめいもとてもエロ可愛いです。

さらにめいは夢子に対して友だちになってくださいとまで行ってきます。夢子にとってはまさに衝撃、なにしろ今まで友達なんて居なかったものだから慌てっぷりが酷いです。こうして始まった夢子を中心とした物語ですが、もうこの時点で夢子とめいには友達以上のものを感じずに入られません。

ハイテンションな若宮茜と人見知りな三谷歌織

そんなわけで夢子嬉し恥ずかし吸血鬼生活が始まったわけですが、人当たりの良いめいと一緒にいるとなんだかんだ人とのつながりもできるようです。早速知り合うのは奇術部で隣のクラスの若宮茜とその幼馴染で夢子と同じクラスの三谷歌織です。

しかしぼっちが染み付いた夢子は同じクラスの歌織を全く覚えていないあたり本当に重症です。さらには歌織はどうやら放課後にめいの血を夢子が吸っているところを見ていたようでした。なんとかそれを誤魔化そうとする夢子たちでしたがあらぬ方向へ。

なんとはっきり見えていたわけではなかった歌織は夢子とめいがキスをしていたものと勘違い、しかし吸血鬼であることを隠すのに好都合とめいがその話に乗ってしまいます。と言うかなんだかノリノリですね。というわけで歌織には完全に二人はそういう関係と思われています。

まとめ

吸血鬼のお話だと思いきやまさかのぼっちと百合要素まで入って盛り沢山でした。特にめいは見た目は正統派な感じなのに中身は結構積極的でいい感じです。ぼっちゆえに受け身な夢事の関係が非常に萌えます。特に最後の方でめいにキスマークを付けちゃうあたり最高ですね。

しかしそればかりでもなく、なんだかんだぼっちの夢子がめいに引っ張られて色々挑戦したり経験したりというのは微笑ましいですね。めいと遊ぶためにバイトを始めたりと夢子の頑張りも見ていて楽しいですね。吸血鬼化がまさかこんな風にいい方向に働くとはなかなか面白い話だと思いました。

それにしても1巻から猫耳ウェイトレスやスク水、それも競泳タイプやフリル付きとかいろいろな衣装が見れていきなり盛り沢山でした。ウェイトレスや競泳水着は巻頭のカラーページにもなっているのが地味に嬉しかったです。明るく緩めな吸血鬼物のこの漫画、かなり続きが読みたくなりました。

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:ツブアン