女戦士とオークさん (2) (角川コミックス・エース・エクストラ)

別作品で4コマ漫画を読んで以来、四コマ漫画に興味が傾いていました。その時にネット検索してたまたま見つけた漫画です。

とりあえず1巻を読んでみたのですが、サクサク読める手軽さが好印象!したがって、今回の2巻も購入してみた次第です。

本屋さんを回ってみたのですが私が知る限り置いている本屋さんはなかったので、購入するならネットが確実かもしれません。

あらすじ

魔王討伐するために、仲間達と旅を共にしている女戦士。しかし、一瞬の油断をつかれてオーク軍に捕まってしまいました。

「辱めを受けるくらいなら」と、死を覚悟する女戦士。すると、見張りで現れたオークが可愛くて!というのが1巻まで。

2巻では、そんな女戦士とオークがイチャイチャなラブコメディを繰り広げる!だけど、心情は「くっ、殺せ!」で?

感想

四コマ漫画ならではのテンポ感!

この作品は、四コマ漫画です。最初から最後まで、四コマ漫画に振り切っているので、起承転結がはっきりしていて面白いですね。このテンポ感は、だらだらと連載しているストーリー作品には見られない面白さだと思います。

こういうギャグ漫画って、緩急をつけるためにたまにシリアスが挟まってくることも多いですよね。しかし、今のところは、そういうシーンは目立っていなかったように思います。ただただ、楽しく読めたい人にはお勧めですね。

ただ、若干、ギャグばかりを詰め込みすぎている感じも否めませんね。もう少し分散させても、この面白さは健在だと思うので、3巻以降どうなるのかも非常に気になるところ。だから、四コマ漫画では、珍しく続きが気になる漫画でした。

ギャップがあるオークのキャラクター

オークといえば、通常は性欲の化け物みたいなゲテモノ扱いをされます。しかし、女戦士が思わず心を奪われるオークは、愛嬌があってとにかくキュートなのが魅力的!いい意味で期待を裏切られるギャップを持っているんです。

今作に出てくるオークは、言葉が喋れない設定になっていますが、今回の2巻では、言葉を喋るようになる描写も出てきました。それに対する女戦士のリアクションも面白い!二人のラブコメディが、いい感じに加速します。

さらに、オークが成人病になる描写も!表紙で見られるようなブヨブヨな体型ですから、成人病になるのも納得ですね(笑)このように、ちょっと間抜けなところが目立つのも、今作に出てくるオークの魅力となっているのです。

大団円でハチャメチャ!アットホーム

ハチャメチャのギャグ展開は、女戦士とオークさんの組み合わせだけではありません。他のキャラクターの見せ場もちゃんとあります。その感じは、アットホームの一言。サザエさんやちびまるこを、もっとギャグ展開にした感じかも?

個人的には男の勇者のユニークさがお気に入りでしたね。この漫画は、男性キャラクターも萌えっぽく描かれているので、萌えな女の子が好きな読者でも男性キャラクターでしっかり笑えるはずです。騙されたと思ってぜひ一読を!

また、この作品は、ドラゴンクエスト的な勇者の旅をモチーフにしていますが、ひとつひとつのギャグに意味がないのも面白いと思います。だから、いきなり2巻から手にした新規の読者でも、このアットホームな雰囲気は理解できるでしょう。

まとめ

四コマ漫画は大人になってから読む機会は少ないため、子供向けの漫画というイメージが強かったです。しかし、今回この漫画を読んで「四コマ漫画も改めて良いな」と思うことができました。おそらく同じ感想を抱く大人は多いのではないでしょうか?

大人になって好む漫画は、複雑な伏線を回収したり、大人だからこそわかる深みに傾きがちですよね?そういう漫画を好んでいる人のこそ、是非手に取ってもらいたい漫画です。子供の頃に漫画を読んでいた気持ちを思い出せるかもしれません。

そしてもう一つえられた感想としては、暇つぶしに読む漫画は四コマ漫画が最適ということです。自宅オフィス移動中などあらゆる場面で活躍してくれる四コマ漫画のポテンシャルはなかなかのもの。是非、鞄の中に一つ忍ばせておいては?

オススメ度:★★★★★★★★★☆ ★9