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飼育少女(1) (モーニング KC)

何か面白い漫画はないかな?と本屋さんめぐりをしていた私。しかし、なかなかめぼしい漫画が見つからず、帰ろうとしていました。

その時、ビレッジバンガードに立ち寄ったのです。その時に、オススメで平積みされていた漫画が、この「飼育少女」でした。

ヴィレッジヴァンガードは、センスのいい漫画をプッシュすることで有名なので、騙されたと思って購入してみたらバッチリでした!

あらすじ

高校で生物教師を務める対馬先生に、突然呼び出しをくらった、女子高生の鯉住のぞみ。彼女は、先生からある生物を手渡されます。

それは、「ヒドラ」。切り刻んだり、すりつぶしたりしても死なない不思議な生物です。彼女は、そんな生物の飼育をすることになります。

その日から、いろんな生物に出会い、生き物を飼育する喜びに魅了されていくのです。そして、対馬先生への恋も始まって?

感想

今までになかった新しいコメディ

この作風を一言で言うのは難しいのですが、おそらくコメディの部類に入るんだと思います。だけど、ガヤガヤしたギャグの応酬があるような漫画ではありません。淡々とした静かな雰囲気が漂うコメディになっているのがポイント。これは新感覚!

その静かな雰囲気というのは、作者が描く絵柄も影響しているんだと思います。そっけない絵柄なんですよね。だけど、笑いどころがちゃんとわかるように描いているのがうまいところ!特に、主人公の鯉住のぞみの妄想描写は笑いどころです。

基本的に、小ネタを隙間隙間にさらっと挟んでくるコメディなので、「ギャグ漫画って苦手なんだよなぁ」という人でも、この作風なら大丈夫だと思います。騙されたと思って、是非一度「飼育少女」を手に取ってみてはいかがでしょうか?

いろんな生物が登場してくるところが面白い

主人公の鯉住のぞみは、第一話ではヒドラを飼育するですが、それ以降もいろんなや生物を飼育するようになります。「こんな生物もいるんだ」という新しい発見を与えてくれる面白さは、大人が読んでも引き込まれること間違いなしです。

この内容なら、子供に読ませてあげてもいいと思います。今作は、モーニングで連載されているので、おそらく青年漫画の部類だと思うのですが、お子様にすすめてあげても問題なし!生物に興味を抱き始める年齢には、とてもいいと思います。

理科や生物、理系に通ずるこの作風は、今まで読んできた漫画にはなかったジャンルです。どうやら、新人の漫画家さんのようなんですが、今後注目ですね!生物にもだいぶ詳しいようですし、中途半端な知識で描いている胡散臭さがありませんでした。

教師と先生の恋の行方も気になるところ

対馬先生からいろんな生物を紹介される鯉住のぞみは、次第に対馬先生に恋心を抱くようになります。教師と先生という恋愛といえば、「高校教師」を彷彿とさせる設定です。しかし、あそこまでドラマチックな雰囲気は、今のところ感じません。

だけど、対馬先生と二人で水族館に行くなど、急展開?と思われる場面も見られました。おそらく、対馬先生は鯉住のぞみに恋心を抱いているわけではないと思いますが、、、。だけど、対馬先生も鯉住のぞみのユニークな発想には興味津々です。

そんな感じで、「禁断の恋」、「許されざる恋」というような感じではなく、ハートフルに物語が進むのがいいところですね。そんな恋物語にプラスして、鯉住のぞみと友達のフランクな関係も素敵!憧れたくなるスクールライフですね。

まとめ

主人公の鯉住のぞみは、特にやりたいことがあった女子校生ではなさそうです。しかし、そんな彼女が生物の飼育に目覚めたことで、「夢中になれることを見つけた」わけです。この概要は、「飼育少女」の核になっている部分だと思いました。

今現在、夢中になれるものがないまま、毎日を過ごしている人って多いと思います。そんな人たちにこそ、ぜひ見てもらいたい作品だと思いましたね。そんな人が、この「飼育少女」を見たら、生き物の飼育に興味を持つかもしれませんよ。

実際に、私も何か生き物を飼ってみたい衝動に駆られました。だから、とりあえず熱帯魚のから初めて見たんです。熱帯魚を飼うのは初めてでしたが、愛着が湧いてきて凄く可愛いです。そんな喜びを、あなたもこのマンガで探してみてはいかがでしょうか?

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10

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