再生学校: 2 (4コマKINGSぱれっとコミックス)

元々は1巻を試し読みで読んだのがきっかけで読み始めたのがこの「再生学校」シリーズでした。今回はその2巻目ですが惜しくも最終巻となっています。

1巻に続き重そうな設定とは裏腹なゆるいコメディとなっていて読みやすいですし、2巻では新キャラも登場します。

そして何より相変わらずのメル先生のダメっぷりに萌えます。厄介過ぎる生徒たちと新たな遺物で大騒ぎが楽しい2巻です。

あらすじ

ある日何やら機嫌のいいメル先生、なんとこのクラスに転校生がやってくるとのことです。生徒の名前は神野マキナ、珍しく名字を持ったおとなしい女の子でした。

そしてマキナを加えての遺物調査、体が小さくなったり入れ替わったりと相変わらずてんやわんやでなんとか調査していきます。

そんな中で次の目的となったのは以前調べた遺跡の再調査です。メル先生達はトラップがあるこの遺跡を無事再調査することができるのでしょうか。

感想

新入生はおとなしい?神野マキナ登場

2巻の初めから登場するのは新キャラクターの神野マキナです。黒髪ショートで大人しめなのですが言いたいことははっきり言うミステリアスな女の子、崩壊したこの世界では珍しい名字を持った女の子が新しくクラスに加わることになりました。

マキナはクラスに貸し与えられた遺物の携帯電話を誰よりも完璧に使いこなします。一体どこでその知識を手に入れたのやら謎が謎を呼びます。しかも与えられた寮の部屋には全く荷物がなく服は同じ制服が何着もあるとっても変わった女の子です。

しかし変わってはいるけれどそれでも可愛い女の子。ジト目でちょいと毒舌が入った感じは今までにクラスに居ない感じで新鮮かつ面白いです。基本的にアグレッシブな変人ばかりのクラスですから逆にキャラが立っていて目立ちます。

相変わらずゲスいルルコととばっちりメル先生

基本的にゲスいルルコですが2巻でも相変わらずです。涙が宝石に変わるという服用型の遺物を見たルルコはそれをメル先生に飲ませて泣かせて一儲けを考えます。わけの分からない遺物を飲ませるとかゲスさに磨きがかかっていますね。

しかしそう簡単には行かないもので、無事?メル先生に遺物を飲ませることに成功したルルコでしたがうまく泣かせることが出来ません。と言うかルルコのやり方がかなりバカっぽいのですよね。無理やりタバスコを飲ませようとしたりと宝石に目がくらんでやり方が雑になっています。

結局居合わせたイザナミにバレてなんだかんだ失敗に終わります。そんなルルコですが意外な一面が見られます。同室で幼馴染のネミッサとなんだかんだ言いつつよくわかり合っていたりと以外に可愛い所もあるのです。まあゲスいことに変わりはないんですけどね。

遺跡の再調査で大ピンチを切り抜けろ!

1巻の最後に遠足と称して調査に訪れた遺跡に今回の2巻では再調査に向かうことになりました。今回は以前のメンバーに加えてマキナも一緒です。前回の失敗を教訓にして慎重に行こうとするのですが、メル先生が何やらスイッチを押してしまいます。

頭は良くてもやっぱりポンコツ感がすごいですねメル先生は、しかし事態は割と大変なことになってしまいました。なんと自爆スイッチだったためにもうすぐ爆発、しかも範囲が広く被害が大変なことに、そんな中マキナが皆を助けます。

ミステリアスなマキナのお陰で一旦は抑えたものの解除するために3つのゲームをすることになりました。パンチングマシーンではイザナミが、相手のことを答えるクイズではルルコとネミッサが、最後はメル先生もと総力戦で最後にふさわしくとっても熱い展開が楽しかったです。

まとめ

この再生教室はタイトルと良い設定といいなかなかハードな雰囲気があったので今まで読んでいなかったのですが、いざ手にとって見るとかなりゆるく面白い作品でもっと早く読んでいたらと思いました。遺物関係の話は本当にいい感じですね。

残念ながらこの2巻で最終巻となっていまいましたが、その魅力は2巻でも十分堪能できますし何より読みやすいので人に勧めやすいのは良いかもしれません。基本的に遺物はオーバーテクノロジーなので何でもありでなかなかいい設定だと思いました。

また設定故にたくましすぎる登場キャラクターたちも非常に面白く2巻で登場したマキナも加わったことでなかなかバランス良くまとまっていたと思います。マキナは2巻からなのでその分出番が少ないのはちょいと残念な部分ではありましたが仕方ありません。そして何より空木あんぐ先生の次回作も期待できる内容でした。

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:ツブアン