熊西美術部らふすけ先輩(2) (週刊少年マガジンコミックス)

「進撃の巨人」を読むために、毎月別冊マガジンを読んでいます。そしたら、今回の漫画の連載がスタートしたので、最初から読んでいます。

いわゆるスクールコメディもので、舞台は美術部です。だけど、ありきたりな美術部漫画とはひと味違っているのが面白い!

だから、そのままどんどんはまってしまって、別冊マガジンの発売日が楽しみになっています。今回の新刊も早速購入!

あらすじ

ひょんなことをきっかけに、美術部の江田のデッサンモデルをすることになった嵐。最初は、文句を言いながらモデルをしていた嵐。

だけど、そんなモデル姿もすっかり板についていました。元々、ヤンキーである嵐は、本来は喧嘩負け知らずの強気な性格。

しかし、モデルをしている時間は、江田の視線を受けて、こそばゆくなって、、、。セクシーと芸術が織りなす美術部コメディの開始!

感想

嵐と江田のコミカルな関係が面白い

喧嘩負け知らずのヤンキーである嵐は、年下の江田のモデルを務めている時は、言われるがま!「ヤンキーと文系男子」というミスマッチな関係が軸になっていて面白いです。しかも、嵐はヤンキーでありながらも、かなりの純情。

その一方で、美術部の江田君は、意外にも度S!江田君は、先天性のSっけがありますね。嵐にかける言葉だけで、嵐をマゾヒストに導くのだから、すごいです。嵐も、ムズムズしてしまう自分に、まんざらでもない様子なんです。

そんな二人のやり取りは、とにかくエロい!SMな雰囲気もあって、ちょっとアブノーマルなエロさがあります。このフェチシズムは、私が今まで読んできた漫画には、見られませんでした。それが、学園で繰り広げられているというのがまた良い!

いたるところで作者の画力が光る

美術系の漫画ということもあり、いたるところに芸術っぽい作画が出てきます。単なるフェチ漫画に終始していないのは、この画力の影響が大きいですね。だから、セクシーな場面も、下品ではなく、可愛く見せています。

そして、フェチに振り切る場面と、芸術に振り切る場面のギャップも素敵だと思いました。特に、江田君が集中して絵を描くシーンは、かっこいいの一言に尽きます。文化系男子が一番かっこよく見える画面を上手に描いていますね。作者は美術部にいた人なのかな?

というのも、美術アイテムも一つ一つが細かく描かれているんです。これは、美術が好きなだけでは描けないと思うんですよね。少なからず、美術に精通していた作者なのは想像できます。作者のバックホームも今後リサーチしてみたいです。

芸術の知識が随所に散りばめられている

このマンガが単なるフェチに終始していないのは、他にも理由があります。それは、随所に散りばめられている「芸術の豆知識」です。世界的に有名な作品が、どのような意味を持って作られているのか?が、度々登場してきます。

その説明が本当にあっているのか?自分でリサーチしてみましたが、遜色のないもんでした。この漫画の作者が、いかに美術を愛しているのかが伝わってきて、素敵だなと思いました。このような知識が身につくと、絵画の見方が変わってきます。

美術館に足を運ばせたくなる余韻があるので、美術に興味がない読者も楽しめると思います。美術に興味がある読者なら、もっと楽しめるはずなので、お勧めできる読者の幅は広いです。芸術系漫画に手を出したことがない人は、読んでみてください。

まとめ

男性が女性を可愛いと思う瞬間って、人それぞれあると思いますが、多くの場合は、仕草とか笑顔ですよね?だけど、この漫画を読むと新しい女性の好みが開拓されるかもしれません。それは、何かと言うと「恥じらい」です。

この作品に出てくるヤンキー女子の嵐さんが恥じらいを見せることで、女性の新たな魅力を私に教えてくれました。「自分の彼女にも似たような恥じらいを求めたい!」という気持ちになっちゃう人もいるかもしれませんが、そこは抑えましょう(笑)

そんな概要にプラスして、芸術の素晴らしさを改めて教えてくれたのも高ポイントです。芸術漫画といえば「ハチミツとクローバー」あたりが定番ですが、今回の漫画が新しい定番になってくれたら嬉しいなぁ。色んな人に読んでほしい!

オススメ度:★★★★★★★★★☆ ★9