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小林さんちのメイドラゴン カンナの日常 : 4 (アクションコミックス)

元々、原作を読んでいたんですが、知らない間にスピンオフ作品が出ていたことを知って、後追いでチェックした作品です。

気合を入れたスピンオフではなく、意味で手抜きをしたスピンオフだと思います。おまけ程度に読むのが最適ですね。

なので、私も隙間時間に斜め読みするぐらいの感じで読ませてもらっています。あれよあれよとリリースを重ね、早くも4巻まで来ました。

あらすじ

『小林さんちのメイドラゴン』の公式スピンオフの第4巻がこの度リリース!今回のは、秋をテーマにキャラクターが大はしゃぎ!

稲刈りや紅葉狩りなど、芸術性に富んだストーリーになっています。さらには、イルルが学校の制服に興味を示して、、、?

本編「小林さんちのメイドラゴン」とは、一味違ったストーリーが凝縮。ほのぼの日常系スピンオフをとくとご堪能あれ!

感想

才川さんの出番が結構多くて嬉しい

今回のスピンオフで特徴的なのは、才川さんの出番がかなり多いことです。本編の「小林さんちのメイドラゴン」では、才川さんの出番はあまり多くなかったんです。決して、モブキャラというわけではなかったんですけどね。

だけど、今回はスピンオフ作品ということもあり、才川さんの出番がとにかく多い!今作は、カンナが主人公だから納得です。才川さんは、カンナのことが大好きですからね。この二人が大好きだった人たちは、大注目です!

このスピンオフは、1巻から読んでいますが、今回の第4巻を読んで、改めて思ったことがあります。それは、「カンナと才川さんを読者が見守る作品である」ということ。二人が「大活躍する話ではない」ところが良さなんでしょうね。

サブキャラがたくさん出てきて賑やかだった

今回の第4巻は、サブキャラがたくさん出てきて、非常に賑やかな印象でした。例えば、ルコアさんや翔太くんをフューチャーした話が目立っていました。他には、イルルの出番も多かったです。その他にも、まだまだ出てきましたよ。

例えば、お隣りのバンドマンや、才川さんのお母さんまでも!これは、スピンオフならではの良さですね。このような「遊び」を随所に散りばめながらも、主人公はあくまでもカンナと才川さんに終始させているのが見事!

それでいながら、本編の「小林さんちのメイドラゴン」の世界観は崩していないですね。だけど、本編を知らない人でも楽しめる「初見さん大歓迎」な感じがあるので、読者を選ばない漫画になっているのも魅力となっています。

季節を上手く取り組んだネタの使い方

第1巻から言えることなんですが、季節ネタを取り込むのが上手いと思います。今回は、秋に焦点をあてていることもあり、全体的にほっこりとした雰囲気が出ています。元々ほっこりしているんですが、それがより際立っていました。

原作の方は、結構ハイペースで執筆されているようですが、安定したこの季節感をキープしているのは、すごいと思いますね。おそらく作者も、読者と同じ目線になりながら、季節感を楽しみながら描いているのでしょう。

この、作品全体に通ずる、ほっこり感や日常感、季節感などは「クレヨンしんちゃん」、「ちびまる子ちゃん」に近い世界観がありますね。だから、その雰囲気が好きな人は、初めて手にとっても楽しめるのではないでしょうか?

まとめ

「スピンオフは、本編を知っている人じゃないと楽しめない」という先入観がありましたが、それを払拭してくれた作品だったと思います。私自身、スピンオフ作品が好きで、何度も読んでいますが、そういう意味では良作ですね。

また、「季節感を描くのって結構大切」というのも、改めて感じました。季節感を描いている漫画がいかに少ないことか!それは、別にいけないことではないんでしょうが、読者が感情移入して読むためには、やっぱり重要ですね。

今回のスピンオフは、季節感をうまく取り入れているので、「読者と同じ時間」が流れている。そういう意味では、読者に寄り添った描き方をされている作者だと思いました。この雰囲気で、今後も執筆してもらえたら嬉しいです。

オススメ度:★★★★★★★★☆☆ ★8

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