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味噌汁でカンパイ! 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

デパートの本屋さんをぶらぶらしていた時に、ポップが貼ってあった漫画です。お味噌汁を主体にしている漫画とのこと。

試し読み用の単行本があったので、とりあえず読んでみました。そうすると、ほっこりするハートフルな内容にドハマリ。

味噌汁に焦点を当てるだけではなく、ストーリーの展開も上手!基本的に一話完結ということもあり、スキマ時間で読ませてもらっています。

あらすじ

善一郎は、幼い頃から父子家庭で育っている中学生でふ。そんな彼に、朝ごはんのお味噌汁を作ってくれる幼なじみの八重。

今回は、中学校の定番「スキー合宿」がメインです。複数の生徒がいる手前、普段の“お母さん”役をだせずに、とまどう八重。

スキー合宿をきっかけに「いつもの関係」が崩れたことで、二人に「お互いを意識する」男女の感情が芽生え始めて…?

感想

「お味噌汁」にターゲットを絞ってるのが面白い

たくさんのグルメ漫画がある中で、「お味噌汁」にターゲットを絞っているのが面白いです。ちなみに、「1話」「2話」という表記ではなく、「1杯」「2杯」となっているのも素敵。登場する味噌汁は、多岐にわたっています。

例えば、今回でいうと、芋煮、豚汁、納豆汁などですね。今回の話は、山形が舞台ということもあり、地元にちなんだお味噌汁も登場します。毎回、それぞれの味噌汁の特徴が説明されているので、レシピ代わりとしても役立つ漫画です。

私も、過去に出てきた味噌汁を作ったことがありますが、美味しかったです。味噌汁のレシピを増やしたい女性は、一読してみましょう。ちなみに、5巻の表紙になっているのは、豚汁だそうです。外で食べるのにいいみたいですよ。

ふたりの距離が縮まる「スキー合宿」

スキー合宿って、男女の距離が縮まりやすいイベントですよね。『味噌汁でカンパイ!』5巻でも、主人公の二人の距離が一気に縮まりそうな描写が描かれています。大人が読むと、学生時代を思い出してムズムズするのではないでしょうか。

毎日、八重は善に朝ごはんを作ってあげていたので、スキー合宿でそれが出来なくなってしまい、調子が狂ってしまったみたい。善も、八重に普段の呼び方をしないことで、調子が狂ってしまいます。でも、それがふたりの距離を縮めるきっかけに?

特に、私が胸アツになったのは、「お土産コーナー」の場面です。同じお土産を手に取ろうとして、善と八重の手が触れる!恋愛漫画には、お約束なシーンですが、何回見ても引き込まれますね。それにツッコミを入れる、おまけページの先生にも注目です。

善の父親が再婚しそうな雰囲気だけど、、、

なんだかいい感じになってきた主人公の二人。しかし、その一方で、善のお父さんに新たな動きが出てきます。それは、再婚話です。ずっと父子家庭で育ってきた善にとって、お母さんは必要かもしれません。しかし、そこで気になるのは八重。

ずっと、善のお母さん代わりのようなポジションを務めてきた彼女にとって、義母ができるのは、果たして素直に喜べることなのか?父親は、再婚するつもりはないみたいだけど、父親にも女性は必要でしょうから、どうなるんだろう?

ちなみに、今回の第5巻は、この再婚話が進展するのか?しないのか?というところで、エンディングを迎えています。ここまで、続きが気になる終わり方をさせているのは、過去の単行本を振り返っても、今回が一番でしたね。

まとめ

このマンガから一番伝わってくるのは「お味噌汁の魅力」です。それは、どんな読者が選んでも感じることだと思います。お味噌汁って、日本人特有の料理ですが、毎日飲んでいない人も多いため、実は味噌汁について知らない人が多いです。

私もその一人だったんです。でも、漫画を見ているだけで、味噌汁の知識が増えるので、教養が強い漫画だと思います。ただ、私が初期の方に感じたのは「味噌汁ベースじゃ、ネタ切れになるのが早そう」という心配です。

だけど、そんな心配を払拭させる味噌汁知識にあふれていました。この内容なら、日本で暮らしている外国人にもおすすめしたいですね。英語和訳でリリースされれば、日本食の解釈が深まるんじゃないでしょうか。是非とも、チャレンジしてもらいたいところです。

オススメ度:★★★★★★★★★★ ★10

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