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世界で一番おっぱいが好き! 1 (MFC キューンシリーズ)

『世界で一番おっぱいが好き! 1』はタイトル通りのド直球おっぱいコメディーです。タイトルが気になりすぎるので購入しました。

おっぱいが好きすぎて色々こじらせている女子と、胸が大きすぎてコンプレックスを抱えた女子の心の機微も描いているのが特徴です。

異性であれば関係が崩壊しそうな設定と、女性同士で恋に落ちそうな百合のバランスが見事で、おっぱい以外の見所も多い作品になっています。

あらすじ

千秋は外面と見た目が良くても、おっぱいが好きすぎてあれこれと人間関係を破壊してきた非常に残念な女子です。千秋は理想のおっぱいを持つ春見と出会い、おっぱいを揉ませてもらう関係を築きます。

実際におっぱいを揉む快楽に目覚めた千秋はますますダメになっていきます。春見のおっぱいなしでは日常生活すらままならないのです。

おっぱいが好きな女子と、おっぱいにコンプレックスを持つ女子同士が出会い、一方的に揉まれるだけの関係はどうなっていくのでしょうか?

作品に登場するおっぱいと見所

きっかけはわからないがとにかくおっぱいは揉む

『世界で一番おっぱいが好き! 1』で一番凄まじいところは、千秋が春見のおっぱいを揉むようになったきっかけが一切描かれていないことです。きっかけはわからないがおっぱいは揉む。読者はその関係を受け入れざるを得ないのです。「考えるな、感じろ」そういわんばかりの強引さです。

ある程度読みすすめてくると、きっかけがどうでもよくなってくるのもポイントです。理由の一つが千秋のおっぱいバカ加減です。晴見に対する挨拶が「今日も最高のおっぱいだね」など、突っ込むのもアホらしくなるほどぶっちゃけているからです。それこそ考えたら負けです。

千秋はおっぱいが好き過ぎるがゆえに、その発言で何度か人間関係を破壊しています。まさにタイトル通りの『世界で一番おっぱいが好き!』状態です。そんな人間と関係を維持できる晴見さんの懐の広さがすごいと言わざるを得ないのです。

それぞれのおっぱいへの思いも見所

おっぱいが好きな女性がいるのは、不自然なことではありません。しかし、『千秋は自分の胸を揉めばいいのでは?』と考える人も多いはずです。作中では実際には千秋が自分の胸に対する思いも告白していて、おっぱい好きゆえの業の深さを垣間見ることができます。

結論は一つです。理想に届かない。自分が求めるものとの違いが余りにも大きすぎるがゆえに、揉んでも満たされることがないのです。一応揉んでみたんだ、大きくするための努力はしたんだと考えるのは野暮です。千秋はおっぱいが好きなのですから。

揉まれる方の晴見さんは、自分の胸の大きさにコンプレックスを持っています。千秋に胸を揉まれることで、自分の肯定ができている部分があるのです。きっかけはわからなくても、お互いを必要としているからこそ関係が維持されているのがわかります。

おっぱい以上の関係に発展するのか?

千秋と春見の関係をつないでいるのはおっぱいです。千秋は純粋なおっぱいバカであり、いやらしい気持ちでおっぱいを揉んでいる訳ではありません。揉みたいから揉んでいるのであって、そこに下心はないのです。

ただし、それに対して『意味がわからない』と思う人がいるのは当然です。ましてや、揉まれている春見さんも女の子です。何度も(おっぱいが)好きと言われれば『おっぱい以上』の存在を意識せざるを得ないのです。

千秋がおっぱいだけではなく、春見の気持ちに目を向けられるようになるかどうかは注目のポイントです。春見は千秋の言動に振り回されてツンデレ振りを披露することも多いだけに、二人の関係がどう進展していくか気になるマンガでもあるのです。

まとめ

『世界で一番おっぱいが好き!』は清清しいまでのおっぱいマンガでした。レビュー中に何度おっぱいと書いたかわからなくなるほどです。(ツールでカウントして全体で36回。引用まで含めると40回……)

女性同士だからという部分で許されている部分もありますが、千秋のおっぱいバカぶりはもうこいつは手遅れだと完全に諦めがつくレベルです。男性がやった日にはセクハラで社会的に死にます。死なないのはエロゲーがエロマンガ位のものです。むしろ同性同士でもセクハラは成立するので、同意が重要という話に。

千秋の言動に振り回される春見の表情の変化も見所です。どう見ても好きだろと思えるシーンもふんだんに織り込まれていて、恋する乙女の表情を見ることもできます。ただし、毎回のようにオチがつくため、いつ関係が進展するのか、こじれていくのか予測がつかないのです。

月10冊程度、年間100冊超の漫画を読むフリーライター。非定期で友人と百合漫画を語る会を開きますが、ジャンルは不問で何でも読みます。

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