今回私が読んだのは「かへたんていぶ」6巻です。女子校の部活であるかへたんていぶが舞台のコメディ作品で、出てくる娘がみんな可愛いけれど個性的な性格の子ばかりなので賑やかな話が続いていきます。今回で6巻目ですが安心できる内容になりそうです。

今まで1巻づつ区切りよく終わっていたかへたんていぶですが、前巻の5巻では最後に文化祭最終日のいいところで引きの終わりとなっていたので今回はそこから続く文化祭最終日から物語は始まります。前回での気になるあれやこれやが6巻でわかることになりそうです。

そして文化祭が終わると一転まったりモードのお話が続きます。5巻で体育祭と文化祭が両方描かれていましたが6巻では最初の文化祭最終日が終わった後はかへたんていぶのカフェでの部活中、まったりした話がたっぷり楽しめるでしょう。

あらすじ

文化祭最終日、都幾川えみなに内緒で午前中に文化祭でデートを終えた瑞穂ななと都幾川トウマに日高朔也と岩槻樹はかへたんていぶの面々とカフェで合流。内緒にされていた都幾川えみなは驚くものの合流してから文化祭最終日も終盤に突入します。

花園静たちのクラスが行なう演劇や鳩山美由の出場するアイアンレディー選手権の決勝戦、そしてかへたんていぶの学園間違い探しも佳境にはいって盛り上がる文化祭。色々ありながらも最後にゲストアーティストのライブもあり大盛り上がりで文化祭も終わります。

そして文化祭が終わるとまったりとした日常が戻ります。かへたんていぶではいつものカフェ運営の日々、そんな中でかへ部部員の個性的な昔の話やかへ部の面々に劣らない個性的な各部活の部長の話など、いろいろな人達の話で盛り上がりながら次巻に続きます。

感想

文化祭最終日、いろいろな驚きも!

5巻から続く文化祭も今回で終りとなりますが色々と隠された謎がいくつか明らかになったりしています。またそれ以外にもアイアンレディー選手権ではえみなとトウマの母親がOG枠として出場、しかし腰を痛めて即退場と出落ち状態。漫画家をしているので腰が弱いのに無理しちゃうあたりはっちゃけ具合はえみなの母親と行った感じが出ていると思いました。このアイアンレディー選手権は鳩山美由や東方院摩智と猛者揃いなので勝者は誰になるのかは見てのお楽しみです。

かへたんていぶが主催する学園間違い探しも佳境になってヒントを暗号で出すもみんな苦戦しています。前巻でわかっているだけでも相当大掛かりなものばかりで割りととんでもない企画ですが最高難易度はまさかの答え。ここでは答えは言いませんがそういえばと色々見返すと伏線はしっかりと貼られていました。色々あって間違い探しの優勝は副会長の東方院綾音のものに、さらに次期会長に指名されたりといろいろあって真っ白になっていて巻き込まれ属性全開です。

文化祭最後はゲストアーティストによる特別ライブ、間違い探しの商品がゲストアーティストのサインだったりと色々都幾川えみなにはコネが有るようだけど、なんと今回の出演が決まったのはえみなが話を通した模様、そしてその正体が明かされてかへたんていぶの部員もこれにはみんなびっくり、たぶん今まで読んできた人ならなんとなく予想していたであろうその正体だけどそれは読んで確かめましょう。そんなこんなで長めの文化祭も6巻の前半で終了になりました。

まだまだ知らない、かへたんていぶの部員情報

文化祭も終わり学校も通情進行にもどります。かへたんていぶもいつもどうりのまったり運営中でだべりながらのカフェ営業中、そんな時に名栗理沙の見せた昔のデジカメの写真を見たことからかへたんていぶでみんなの昔の写真を見ながらの話になりました。色々個性的なかへ部の部員たちですが、ここまでは今現在の様子ばかりで今まで過去の話ってあまり書かれていませんでした。そんな今まで書かれなかったいろいろな魅力が書かれています。

はじめに見せた名栗理沙の写真がもう色々とびっくりです。昔からの友達と撮ったコスプレの写真なんですがその中に金髪ロングの写真が、それがまさかのコスプレではない地毛の写真だったことが判明。なんと名栗理沙は母親がイギリス人のハーフでもともと金髪だったのです。しかも金髪を黒く染めた理由はその時にハマっていたアニメキャラの影響というから2度驚きです。まあある意味名栗理沙らしい理由ですがやっぱりかへ部だけあって変わり者といったところでしょうか。

花園静と東方院摩智が一緒に写った写真では2人共とっても可愛い格好をしています。ただ東方院摩智は今と全く同じ背丈でいつ撮ったのか想像がつかない感じに、一方花園静は結構いいスタイルで中学生かと思いきやまさかの小学4年生、その頃からスタイル抜群な花園静も逆にずっと小さい東方院摩智も正反対の意味で驚きです。しかし普段あまり見ない花園静の可愛い格好もとても似合っていてもっとこういうのも見てみたいと思っちゃいました。

かへ部に負けない個性的な部長達

かへ部部員の昔話で盛り上がった後は他の部の部長たちの話に、このかへたんていぶの舞台であるつばめヶ丘学園は元々自由に部活を作れたこともあって様々な部活が有るけれどその部長達も誰も彼も個性的、そんな部長たちのちょっとした話が続きます。ワンダーフォーゲル部部長のリン=イルマはイギリスからの留学生で学園で五本の指に入る超美人だけど空きを見つけては学校の壁を登ろうとする変人。これは流石にかへ部をも凌駕する変人な気がします。

美術部部長の深谷えみは常に絵を描くことを考えているお絵描き馬鹿だけど前髪ぱっつんのロングで見た目が可愛い、個人的にはメインキャラでもいいくらい。テニス部部長の伊奈雪乃はテニスの腕は一流なんだけど、基本的に超おバカでなんとなく性格的には鳩山美由に似ている気がしました。ソフトボール部部長の鴻巣あかりは一見クールだけど真面目で熱血漢、こう聴くとまともなようだけど体を鍛えるために常におもりを付けているというちょっと中二病ぽい変な娘。

さらにバスケ部とバレーボール部の部長は双子の妻沼春華、夏華姉妹に炎獣スクール水着を制服の下に着込んでる水泳部部長の荒川恵などどの娘も個性の塊みたいな娘ばかりです。ちなみに水泳部は部長の影響でスクール水着でそこら辺ウロウロしている模様、実にナイスだと思います。他にもちょこちょこ出番の有る報道部部長の小鹿野南はこれまでも色々おっちょこちょいなところが出てきましたね。なお成績はあまり良くないしいじられキャラなようです。

まとめ

かへたんていぶでは珍しい5巻から話の続いた6巻でしたが5巻であった謎が色々明かされたりと引きが生かされていた6巻でした。前半の文化祭では色々驚きがあったりとなかなかハイテンションな話が続いて、こういった文化祭イベントならではの楽しさがたっぷり楽しめると思います。なんだかんだ言って探偵部というだけあって色々なところに伏線が貼られたりしていてただのんびりしているだけではないのがかへたんていぶらしいと思います。

5巻では前半の体育祭と後半の文化祭でほぼ1巻まるまるイベントの話になっていましたが今回は文化祭が前半で終わりその後は日常を送りながらのキャラの掘り下げなどの話が続きました。イベントもいいですがこういった女子高生がだべる感じの話は女子校が舞台ならではだと思います。またかへたんていぶでは日常で着替えやパンチラなどが満載で、その無防備さが堪能できるのもこういった日常的なシーンの良いところだと思ったりしました。

後半の話ではそれぞれのキャラの昔話での掘り下げや他の部の部長の話があったりとキャラクターのいろいろな面を掘り下げる話が多い巻でした。各部の部長たちも今までの話でちょこっと出てきた娘がいたりして思い出しながら読むのも楽しいです。今回は日常の話で最後が終わったので5巻のような引きがある終わりではありませんでした。なので7巻ではどんな内容になるのか、作中はそろそろ冬になっていくのでそのあたりも含めて楽しみです。

オススメ度
★★★★★★★★★☆ ★9