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今回はかへたんていぶ8巻の感想になります。収録内容はオーダー62からオーダー70までの9話分、季節は冬で3学期の話なのですが、このかへたんていぶが始まったときは春の入学からなのでもうすぐ作中で1年になりますね。

話の内容も8巻後半は3年製の卒業の話になったりとなかなか感慨深い内容になってます。とはいえそこはかへたんていぶ、明るく楽しく話は進んでいくわけですが3年生は結構今までも出てきているのでそこは気になります。しかしその前に学校生活3学期といえば重要なイベントが。

それはもちろんバレンタイン、一年で最もチョコが売れる日ですがかへたんていぶ唯一のラブコメ要因である瑞穂ななの動向も気になるところ、前半いきなりバレンタインから始まるので色々とニヤニヤできそうですね。学校生活の節目が近い3学期は色々楽しめそうです。

あらすじ

季節は冬、学校は3学期の途中の2月ということで学校生活では大きなイベントとなるバレンタインデーが来ます。しかしかへたんていぶは一人を除いてバレンタインはそれほど興味なさそうな様子ですが、絶賛片思い中の瑞穂ななはそうは行かない模様。

悩みに悩みチョコレートを完成させた瑞穂ななは色々大変そうな中無事チョコレートを都幾川トウマへと渡せるのでしょうか。そしてバレンタインが終わるとマラソン大会が始まります。寒い冬の中でのマラソンは運動が得意な組と苦手組で別れながら進みます。

学校行事も色々あり時間が進むと3学期も終わりが近づいて3年生の卒業が近づいてきます。かへたんていぶでは各部活の3年生への送別会が行われているのでてんやわんやで繁盛状態です。そして年度の終わりと新たな始まりを匂わせながら次巻へ続きます。

感想

季節は冬で3学期、バレンタインの開幕だ

学校物の大定番といえばまさにこれ、バレンタインデーです。かへたんていぶは女子校ですが今は友チョコとかありますし、何より女子にモテる女子もいるので何事もなく終わるはずはありません。特に絶賛片思い中の瑞穂ななは8巻の最初からバレンタインモード全開です。大食い魔王の瑞穂ななですが食べるだけでなくかへ部の調理担当として料理の腕も大したものでもちろんチョコも手作りです。もらえるであろう都幾川トウマがが実に羨ましいですね。

しかし瑞穂ななは基本的にヘタレなので悩みまくり、いちいち悩む姿が女の子らしさ全開で可愛いです。そんな中試作するチョコの種類がとても素人とは思えないラインナップなのはさすが元料理部志望だっただけはあります。だけど作るだけでは意味がないのがバレンタイン、トウマに渡そうとしても気になるのは姉のえみなの存在ですね。普段のブラコンぷりからなかなか厄介そうなと思っていたのですが、今回は意外な一面を見ることが出来ました。

えみなは邪魔者扱いされるのが嫌いなようです。その為渋々トウマにチョコを渡せばいいというのですが、拗ねているえみながかなり可愛いのがポイントです。普段の悪魔っぷりからはわからない可愛さが8巻にて出て来るとは思いもしなかったので不意打ちを食らってしまいました。とは言え悪魔っぷりがなくなったわけではないんですけどね。登校時にはチョコレートを渡せなかったななも帰りのバスで無事トウマに渡せますが、トウマもまんざらではない様子が見ていて微笑ましかったです。

猛吹雪からのまさかのお泊り展開に

今回の8巻で個人的に最高だったのがオーダー66の雪の日とオーダー67の雪の日の朝帰りです。オーダー67のタイトルから色々ありそうな感じがすごいですが、ある意味そのままのタイトルです。ある日授業中に突然の雪になりその日は途中急行になるのですが帰りの遅れたななとえみなは猛吹雪で立ち往生、なんとか都幾川家にたどり着くもそれ以上進めずななは都幾川家にお泊りです。当然トウマともひとつ屋根の下、両親も仕事で家には3人だけという展開に。

一応前にかへたんていぶのみんなで泊りがけで来ているのですが、今回は少人数ということでななはすっかり舞い上がっています。舞い上がるあまりえみなが眼中に入っていないのはもはやお約束ですね。夕食作りは料理上手なトウマとななの二人で一緒に作るのですが見ている方としてはもはやカップルにしか見えません。夕食後にはトウマの先に風呂に入ってきなよの一言にドキリとしたりななのトウマに対する反応が非常に乙女で可愛いです。でもえみなも居るんですよね。

風呂上がりの着替えですがななにとってえみなの服では胸を除いてキツキツなようで、このシーンしっかり全身絵が書かれていますがこのちょっと恥ずかしい感じがツボを抑えてます。そして就寝時間、えみなの部屋で寝ようとするもななはトウマと寝る前にメールをするのですが後ろから覗いてきたえみなはやっぱり悪魔っぽいですね。そして朝になり寝ぼけ眼でなながキッチンに行くとトウマが朝食の準備をしていて、このあたりのシーンが個人的にいろいろな意味でツボでした。

新たな部員と部活の3年生の卒業と

学校の3学期、もちろんバレンタインも一大イベントですが季節は卒業式ということでつばめヶ丘でも3年生の卒業です。しかしこのタイミングでかへたんていぶにはまさかの新入部員です。まあある意味既定路線な気もしますがちゃんと新入部員です。そもそもかへたんていぶは先輩がいないのでこの部としては卒業式は外から見ている感じなんですよね。それでも元生徒会長や新聞部部長など3年生キャラも結構出てきているのでやっぱり感慨はありますが。

さて、肝心の新入部員ですが結論から言うと東方院摩智です。今まで様々な部活を渡り歩いてきた彼女ですが、そもそも最近はほぼレギュラーでカフェに入り浸っていましたね。そんな彼女ですが花園静かにかまってほしいがためにえみなを観察しようと体験入部として入るものの、逆にえみなのプロファイリングで静にかまってほしいのがバレることに、結局その流れでかへたんていぶの新入部員となりました。しかしえみなの悪魔っぷりがますます光っていますね。

そして最後の方で3年生の卒業です。かへ部自体は卒業生がいないので直接関係ないのですが流石は学園の憩いの場、各部の送別会で大繁盛です。元々夏休み中なんかでもかへ部にはいろんな部活が集まっていたのでこういうときでもみんなが集まるんですね。現生徒会長の東方院綾音も最初は強がりを言いつつも号泣していまったりとすっかり卒業ムード、卒業式の後は3年教室の階が静かになったりとしっかり卒業のシーズンが感じられました。

まとめ

季節がしっかり進むかへたんていぶですが、とうとう今回で3学期もほぼ終わりになり作中の時間もほぼ1年が経過しましたね。なんだか長いような短いような学校生活の楽しさが詰まっていた感じがしましたが、最後の新キャラぽい後ろ姿なんかも合わせて2年目が近づいてきたような感じがどんどんしてきました。とはいえこの8巻は卒業関連ではなくバレンタインイベントやマラソン大会にななの都幾川家へのお泊りと他の見どころもいっぱいでした。

特に今回はバレンタインにお泊りにとななとトウマの話がたっぷりな巻でした。なかなか進まない二人の関係ですが今回は一気にお互いの気持が縮まったようなそうじゃないような、とは言えラブコメ全開で進む二人の関係はなんだかムズムズスような、それでいてほほえましいのでもっと見たくなります。しかしお泊りでの朝のシーンは確かに端から見ると色々とドッキリな状態でしたね。だけど個人的には男の夢でもあるシーンだったと思います。

感想では書きませんでしたがマラソン大会もありましたね。ちゃっかり冬でもブルマをしっかり掻くのはこのかへたんていぶでの一貫した衣装へのこだわりを感じてさすがの安定感だと思いましたし、それぞれのキャラクターの違いもしっかり書かれていました。それにしても次巻からわそろそろ2年生になりそうな予感ですが、そうなると新入生が入ってくるわけでこの先一体どうなるのでしょう。おそらくかへたんていぶでも大きな節目、そんな感じで8巻を読み返しつつ9巻が待ち遠しいです。

オススメ度
★★★★★★★★★☆ ★9

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