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エロかわいいモン娘あります! 「モンスター娘のいる日常」第四巻です。ついに……ついに、裏メインヒロイン? のラクネラさんの登場です。前巻の最後でちょっと顔見せはしていたのですが、今巻からメインでがっつりやっていきます。

半人半蜘蛛で美形ながらも少々グロテスクな容姿のラクネラさん。いきなり公人を人気のない倉庫に拉致してしまいます。公人は持ち前のモン娘落としのスキルで、ラクネラを陥落させることができるのでしょうか? ラクネラさんは手強いですよ。

ラクネラがハーレムに加わったことで、モン娘達の関係性もより丁寧に描かれていきます。ラクネラと関わることで、セレアやミーアの新しい側面も現れてきました。そして、最後の話は公人と墨須がデート!?波乱の予感を感じながらモン娘四巻スタートです。

あらすじ

公人はラクネラ・アラクネラという半人半蜘蛛の他種族に拉致されてしまう。ラクネラは人間にあまりよい印象を持っていないようで、公人を様々な方法で試し始める。公人は別な意味でラクネラに反応してしまい……。(第15話)

ラクネラは、公人の家で他のモン娘達と一緒に暮らすことになる。セレアは平静を装ってはいるが、公人にべったりと着いて離れない。公人に夜這いをかけるラクネラを見たセレアは、思わず公人を連れて家を飛び出してしまうが……。(第16話)

体重を気にするミーア、セレア、メロは公人と一緒に他種族専用のスポーツジムに行くことになる。ミーアはそこで公人を賭けての水泳勝負をメロに申し込む。(第17話)公人の外出の後を付けるモン娘達。待ち合わせの場所に現れたのはなんと墨須だった。真相を探るべく、それぞれ変装をして接触を図るモン娘達だったが……。(第18話)

感想

ついに本命? 半人半蜘蛛のラクネラ登場!!

第四巻では六人目のモン娘が登場です。前巻の最後に顔見せはしていたのですが、あの怪しげな自称映像監督と一緒にいた辺り、これまでのモン娘と比べて危険な匂いがしていましたね。ラクネラ・アラクネラという半人半蜘蛛のモン娘なのですが、下半身が巨大な蜘蛛の形状になっており今までのモン娘と比べてグロテスクとさえ言えます。MONの襲撃を振り切った辺り、戦闘能力の高さもうかがえますね。ラクネラの狙いは公人を拉致することでした。

人気のない倉庫――というのはそんな舞台にぴったりですね。ラクネラは偽善者面する人間達のことが大嫌いで、ハーピーの卵の値段などに関心のない公人を試すためにさらってきたようです。下半身のグロテスクな形状が元で、前に一緒にいたホストファミリーとも上手くいかなかったという過去があるらしいのです。公人は最初から体を密着させてくるラクネラに対して勃起しっぱなしなのですが、ラクネラは「下半身が反応しているのはこの人間と同じ部分だけ」と疑います。

ラクネラは亜人種と人間の違いをもろに突き付けてくるモン娘だったのですね。とは言え、公人はこういう問題に関するシリアスブレーカーでもあります。第一巻の巻末おまけ漫画で公人は何フェチなのかモン娘達から聞かれるというお話がありました。そこで公人は「脚」と答えたのですね。その時に脚に魅力があるキャラクターは墨須しかいなかったので、一体誰得の設定なんだよ? と思っていたのですが、今日この日、アラクネを落とすための設定だったのですね!

セレアの本音、ラク姉さんの人生観

公人はアラクネの普通の人が見たらグロテスクに思えてしまうような脚に魅力を感じたのです。こりゃあ、ラクネラさんも落ちますわ。こうしてラクネラは公人の家にステイすることになり、主人公争奪戦争にエントリーすることになったのでした。早速、パピとスーは「ラク姉さん」と呼んで懐いてしまいます。こういう時のミーアの嫉妬・反発と人望の無さはいつも通りですね。メロも普通に会話をしています。そんな中、セレアだけが様子がおかしく、口ではラクネラを受け入れると言っておきながら、ひと時たりとも公人の傍を離れようとしないのです。

正直にラクネラを気に食わないというミーアと、人を外見で判断してはならないとかもっともなことを言うセレアが対照的です。そしてラクネラが公人に夜這いをかける現場を見つけ、セレアは公人を連れて外に出てしまいます。というか、モン娘達は日常的に主人公を拉致しますね(笑)セレアは自分は誇り高きケンタウルス族で差別なんかしないはずなのに、ラクネラに嫌悪感を抱いてしまった自分が許せなかったようです。モン娘の9割はおバカエロコメでできているのですが、こうしたテーマに関しては深く描いていますね。

ラクネラは正直に嫌悪を口にしたセレアに対して悪くは思っていないようです。というのは、ラクネラが嫌いなのは「偽善」なのですよね。本当は気持ち悪く思っているのに、上辺だけ取り繕うのが嫌いなのです。ラク姉さんのこうした人生観が人気の秘密なのかなと思いました。今までのモン娘達より精神年齢の高い落ち着いたモン娘がハーレムに加わった――という感じですね。ミーアのような独占欲は少ないようなので、メロのような立ち位置になるのでしょうか? あー、メロはちょっと特殊過ぎて比較対象にならないかもしれませんね。

えっ? 公人が墨須とデート!? 新展開の予感

第17話では体重増加を気にするミーア、セレア、メロと一緒に他種族専用スポーツジムに行くのですが、トレーナーとして登場する意識高い系のコボルトのポルトさんが元気でかわいらしかったですね。そして第18話からは新章突入! という感じです。公人が誰かとデートをするようなので、モン娘総出で尾行を始めます。公人との待ち合わせ場所に現れた人物は――墨須でした。墨須はいつもと違って眼鏡をかけていますし、実際言動を抜きにして見ると墨須さんは結構美人ですからね。

モン娘達はそれぞれ変装をして、二人の関係を探っていくのですが、案の定エロいことにしかなりません。メロはメイドのコスプレで、パピはアニメのキャラクターのコスプレをします。パピは東方のお空ですね。作者のオタク趣味の傾向性がうかがえます。墨須がゲーセンのクレーンゲームでとっているキャラクターも罪袋ですからね。さりげなくマニアックなネタを入れてくるのがモン娘です。ついに公人と墨須はラブホテルに入っていくのですが、ミーアはスネークのコスプレをして尾行しています。ま、蛇ですもんね。

ラクネラも到着して、ラブホテルに踏み込むかどうかという話になっていきます。ここでの態度・反応はラクネラもミーアもそれぞれらしさが出ています。ミーアも公人と同じでシリアスブレーカーですね。ミーアの嫉妬深さという弱点は、こうした前向きさや明るさによって打ち消されているのだと思います。最終的にネタばらしが行われ、次巻への展開に繋がっていきます。色々まわりまわって、公人がモン娘達一人一人とデートをすることになったようです。

まとめ

ラク姉さんが登場してモン娘ハーレムもほとんどの属性が出揃ったという感じでしょうか。人間離れ度ではスーに匹敵するラクネラですが、顔付きや上半身のスタイルは超美人のトップモデルといった感じですね。今までのモン娘が美人系でもかわいい系に近かった分、ラクネラの大人の美しさはよく目立っています。その上、Sっ気があるからたまらないですね。蜘蛛特有の能力である糸を使って、SM縛りもやってくれます。付き合ったら楽しそうなモン娘の一人でしょう。

ラク姉さんの美点はそれだけではありません。ラクネラは今まで登場したモン娘とは違い、人間に対して不信感を抱いている系のモン娘だったのです。だからこそ、そんな難易度の高いモン娘の落とすということに価値が出てきます。まぁ、ラク姉さんが公人に気を許す理由というのは、他のモン娘達とそんなに違いはなかったのですけれども。怖そうだけど、話してみると物凄くいい人というのもラク姉さんの特徴です。パピもスーもすぐに懐いてしまいましたし、他のモン娘達とも上手くやっていく能力を持っていました。モン娘の中で一番社会性が高く、常識人と言えそうです。

さて、恒例の私的モン娘ヒロインランキングですが……、今巻での一位はラクネラでしたね。次点はセレアでした。第15話、第16話で描かれた心の動きが素晴らしかったです。ヒロインランキング、嫁ランキングとなると直接的なエロ描写よりも、こうした内心描写のほうがポイントが高くなってしまいますね。エロ的にはパピがおまけ漫画も含めて私的一位でしたけれども。次巻からはモン娘達とデートということで、ご褒美回が続いていくようですよ。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:カオス

主に青年誌のラブコメ・エロコメを好む30代男子。「変女」推し。

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