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ウサギ目社畜科 1 (ヤングジャンプコミックス)

なんだか最近「社畜もの」の漫画が増えてきましたよね。「ウサギ目社畜科1」はそんな社畜もののニューフェイスです。「社畜の男の元にやってきたのは月からきた奇妙なウサギの社畜だった!」という設定の日常ギャグ漫画なのです。

僕はこの漫画、試し読みで読んでものすごく面白かったんですよ。かわいい萌えマスコットものとしてよいですし、何よりも月からきたウサギのふわみの社畜設定のギャグがキレッキレだったんですよ。これはくるな、と思いました。

1巻では試し読みの勢いそのままに、社畜ギャグで突っ走っています。月ってディストピア過ぎるだろ……。話の内容といい、かわいらしいふわみ達のデザインといい、男女ともにおすすめできる日常ギャグ漫画ですね。

カオスカオス

月でのウサギ達の労働環境が過酷過ぎる……

あらすじ

家でも持ち帰りの仕事をしなければならない社畜の主人公の元に、突然月からきたウサギのふわみがやってくる。ふわみは月でリストラに遭い、地球に捨てられたのだと話す。行くあてのないふわみは、主人公に雇って欲しいと願い出る。(Story.1ふわみ、月より来たる)

なんとか主人公に雇ってもらうことになったふわみは、おしごととはなにか?という問いに直面する。(Story.2ふわみ、おしごとをかんがえる)主人公の家に妹の真琴がやってくる。ふわみはバレないようにするために耐えに耐える。(Story.8ふわみ、たえにたえる)

ふわみは何故月でリストラに遭ってしまったのか?その事実が明らかになる。(Story.12ふわみ、おしまちがえる)主人公の家に2匹目のウサギ「もふこ」がやってくる。もふこもふわみと同じように月でリストラに遭って飛ばされてきたのだった。(Story.14ふわみ、さいかいはとつぜんに)

感想

社畜落ちものスタート!月から来たうさぎは社畜だった!


引用:ウサギ目社畜科1、藤沢カミヤ、集英社、kindle版、p26

平穏な暮らしをしている主人公の元にある日突然、女の子がやってくる――。こういう形式のお話は「落ちもの」と呼ばれています。「天空の城ラピュタ」でシータが落ちてきたってのが代表的な例ですね。「ウサギ目社畜科」ではウサギのふわみが落ちてきます。

そこからラブコメだとかハートフルな日常ものが展開されるのが普通ですが、ふわみは普通のウサギではありませんでした。なんと、相当にレベルの高い社畜だったのです!月では24時間お餅をつく労働に従事していたというのです。

主人公はふわみを追い出すために「掃除洗濯料理その他諸々で月給1円!」という過酷な条件を言い渡します。しかし、ふわみはこう答えたのです。「そんな・・・やとっていただいて おかねまでもらえるのですか~!?」月では24時間働いて一銭ももらってなかったんですね。なかなかハードな社畜っぷりです。

人間キャラでは妹の真琴ちゃんがかわいい!


引用:ウサギ目社畜科1、藤沢カミヤ、集英社、kindle版、p104

1巻では、主人公とふわみを中心に描かれていて他の人間キャラの登場回数は少ないです。主人公の上司の八橋部長、美人な同僚など今後活躍の機会が増えそうなキャラも出てはいるのですが、1巻では顔見せ程度にとどまっています。

主人公以外の人間キャラで結構出てきたのは、主人公の妹の真琴でした。真琴は主人公やふわみと違って、だらだら省エネタイプな妹です。ふわみは真琴に奉仕することに喜びを感じていますし、主人公もなんだかんだ言って妹を甘やかしています。

ぐうたらな妹……というと、うまるちゃんを思い出しますが、真琴ちゃんはクール系でうざさはありません。ふわみをいいようにこきつかっていますが、それがふわみの喜びでもあるので悪い印象はありませんね。ドMにはドSが必要ですし、社畜にはそれをこき使う使用者が必要ということなのでしょう。

1巻で登場したふわみの社畜名言を紹介!


引用:ウサギ目社畜科1、藤沢カミヤ、集英社、kindle版、p20

月からやってきた社畜うさぎのうさみは社畜らしい?台詞をよく言っています。社畜ギャグというのがこの漫画の魅力の一つとなっているのですよね。ここでは1巻で登場したふわみの社畜名言をいくつか紹介してみたいと思います。

「月では24じかんおもちをついていましたし!」「月のうさぎははたらかないとしんでしまうんです・・・」「そんな・・・やとっていただいて おかねまでもらえるのですか~!?」「ろうどうのよろこび!」「すいみんは5分だけ・・・」

「でもこのすいみんぶそくのツボをおせばだいじょうぶです」「はたらけます!」「はたらきたい!!」「こ・・・これは200ゕげつぶんのおきゅうりょう――!!!」「やりがいこそごほうび!」「地球でまたはたらけてうれしいです!」

まとめ


引用:ウサギ目社畜科1、藤沢カミヤ、集英社、kindle版、p146

1巻のラストでは、新しいウサギの「もふこ」がリストラをされてやってきます。主人公の家は、月を追放されたウサギ達が辿る軌道上にあるみたいです。なんかこの仕組みを使うと新しい商売ができそうですね。

「ウサギ目社畜科」は、ふわみの社畜設定がハードですが、全体としては癒される感じの日常漫画となっています。月のウサギ達は、健気でマスコットとしてもかわいらしいです。社畜をみて癒されるというのも不思議な話ですが、実際そうなのだから仕方がありません。

作者の藤沢カミヤ先生は 「みのりと100人のお嬢様」「ナギサ食堂」など多くの作品をてがけられています。そこに「ウサギ目社畜科」が加わり、今勢いのある漫画家さんと言えるでしょう。「ウサギ目社畜科」はふわみの設定が素晴らしく、作品の空気感が癒される作品です。2巻でもふわみの社畜っぷりに期待していますよ。

カオスカオス

「ウサギ目社畜科」は癒し系社畜漫画としておすすめです!

+女キャラマップ


よたいちよたいち

可愛い妹ちゃんには8,10,11,12話で会えます。最初6話の少女と真琴を同一人物だと勘違いしていた事は内緒です。かみ(TVの子)は同じ子かもしれませんし、違うかもしれません。

主に青年誌のラブコメ・エロコメを好む30代男子。「変女」推し。

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