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「RPG要素」が入ってるマンガ・アニメって当たりが多い気がしません?
例えば「この素晴らしい世界に祝福を!」「ダンジョン飯」「メイドインアビス」などなど、RPGっぽい世界観の作品にはヒット作が多いんです。

モンスター退治・魔王討伐・伝説の勇者・ファンタジー世界…こういったRPG風の設定にはいくつになっても男心をくすぐられてしまいます。ついでに言うと「RPG要素」に「萌え要素」と「ギャグ要素」を加えた作品はハズレが少ない…というのが私の持論です。

そこで今回ご紹介したいのが河添 太一先生が描く「不徳のギルド」という作品。みんな大好きRPG要素・萌え要素・ギャグ要素を全て含んだ作品で、個人的にかなりドストライクな一本です。ちょうど3月22日に記念すべき第1巻が発売されたばかりということで、今回は「不徳のギルド」の魅力を存分に解説していきたいと思います!

あらすじ

幼少の頃から魔物を倒すための訓練を積み続け、街でも指折りの「ガード(魔物討伐専門家)」として知られるようになった青年・キクル。しかし20歳になった彼は唐突に「俺の10代はおよそ華やかさというものに欠けていた…!」と気付いてしまう。要するに、いい歳こいて彼女のひとりも作ってこなかったことを後悔し始めたのだ。

そこでキクルは彼女探しに専念するため、ガードの仕事を辞めることを決意する。しかし討伐数No1の彼が辞めれば街に魔物が押し寄せる可能性があるため、ギルド職員は大慌て。ひとまず「女性との出会いがあれば辞めないのでは?」ということで、ギルドは新人ガードの女子をキクルに紹介するのだった。

そんなギルドの狙いをよそに、「新人を一人前に育てれば安心して辞められる」と思いつくキクル。ところがキクルのもとにやってきた武道家の少女「ひたむき」はメチャクチャ弱いどころか、「モンスターに必ずエロいことをされる」という特異体質の持ち主だった!スライム1匹にすら凌辱されてしまう彼女を一人前に育て上げ、キクルが堂々とギルドを抜けられる日は果たして来るのであろうか!?

感想

世界で一番スライムが輝くマンガ

引用元:不徳のギルド 1、河添太一、スクウェア・エニックス、電子版、p139

RPG系の作品には必ずといって良いほど登場するモンスター「スライム」。作中で一番のザコモンスターとして不遇の扱いを受けることが多い彼らですが、不徳のギルドの世界ではどのモンスターよりも優れた働きを見せてくれます。具体的に言うと、毎回のようにヒロインたちをヌルヌルプレイに巻き込んでくれるのです。

引用画像をご覧いただければ、スライムの活躍っぷりが一発で伝わるのではないでしょうか。どうですかこの18禁マンガじゃないのが不思議なレベルの描写。女子にドン引きされる覚悟で言いますけど、このスライムなら一家に一匹欲しいですよね。スライムさん、大変いい仕事をしてらっしゃると思います。

ちなみに1巻でキクル御一行は7匹のスライムと遭遇し、うち半数以上のスライムが女子を襲います。ふと「スライムが女子を襲ってる描写って何コマくらいあるんだろう」と思ってざっと数えてみたんですが、直接的な接触があるシーンだけでも40コマを軽く超えていました。スライムが女子を襲うという展開はベタといえばベタですが、そのシーンをここまで丁寧に描き切った作家さんはそう多くないと思います。

もちろんスライム以外の魔物もいい仕事をする

引用元:不徳のギルド 1、河添太一、スクウェア・エニックス、電子版、p115

不徳のギルドに登場するモンスターは、もちろんスライムだけではありません。「トドクマ」「デカイム」「スタコラビ」など、本作オリジナルのモンスターが多数登場します。そして彼らもスライムと同様、己の能力をフルに活かしてヒロインたちを多種多様なプレイに巻き込んでいくのです。

なかでも個人的にヤバいと思ったのがウサギ型モンスターの「スタコラビ」。こちらに引用した画像がスタコラビに襲われるヒロインの図なのですが…かなりギリギリのラインを攻めていると思いませんか?ギリギリのラインを攻めすぎてアウト側に脱線している気さえします。健全なマンガには使われないタイプの擬音が出ちゃってる。

…とまぁこんな感じで、不徳のギルドに登場するモンスターは1匹残らずいい仕事をしてくれます。新しいモンスターが登場すると「こいつはどんな能力を持っているんだ!?」なんてことよりも、「一体どんなプレイを魅せてくれるんだ…?」ということが気になる作品です。

エロとギャグのテンポが良すぎる

引用元:不徳のギルド 1、河添太一、スクウェア・エニックス、電子版、p65

エロ展開が不徳のギルドの魅力…と言いたいところですが、この作品の真の良さは「ギャグがキレッキレ」なところにあると思います。ほとんどのページに笑いどころが仕込まれており、エロとギャグが交互にハイペースで繰り出され続けるんです。

正直「テンポが良いマンガ」ってこんな作品なんだろうな、と感心してしまうほどでした。半数近くのページがエロ展開で埋まっている作品なのに不快感を感じないのは、きっとギャグで上手くバランスが取れているからなのでしょう。

予想だにしないボケと勢いのあるツッコミ…そしてご褒美のように訪れるエロ展開。この繰り返しのテンポが心地よく、読み終えた後も面白かったシーンが頭のなかでリフレインしていました。単なるエロマンガなら記憶に残りませんが、きっと私はこの作品のことを一生忘れることがないでしょう。それくらい印象に残る“濃い”マンガでした。

 

まとめ

私はRPG系のマンガを見つけると、必ずといって良いほど中身をチェックしています。…が、ここ数年で読んだRPG系マンガのなかでも、不徳のギルドは「大当たり」といって良いほどの出来栄えでした。いや、RPG系のマンガに限らなくても上位に入る面白さだったというべきかもしれません。

このテンポの良さはアニメ向きだなー…というのも率直な感想です。文字で読んでも勢いを感じさせられるほどのセリフ回しは、きっとアニメ化すればさらに面白くなるんじゃないでしょうか。…ちょっと家族の前では観られないタイプのアニメに仕上がりそうではありますけど。

まだ1巻が発売されたばかりという段階なので今後どうなるかは判断しかねますが、人気が出ればきっとアニメ化の声もかかるでしょう。この作品の人気が爆発してアニメ化される日を夢見て、今日から「不徳のギルド」の布教活動に勤しんでいきたいと思います!

だいなごんだいなごん

さぁみんな!不徳のギルド読もうぜ!(直球)

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二次元の世界が好きすぎて脱サラし、マンガ・アニメ専門のライターになってしまったヤバい人です。
朝から晩までマンガを読んではレビュー、アニメを見てはレビューという二次元漬けの日々を送っています。

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