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三巻ではコジローが重大なミスを犯してしまったという終わり方をしましたが、ついにコジローの運命がどうなるのかが判明します。表紙やカラーイラストはサヤ!扉絵ではギターを持ち、いつもと違う髪型をしたサヤがカラーで拝めます。

今回は31話コジローと新たなる目標から、39話東とお勉強までが収録されています。気になるのは新しいキャラクターの名前「東」という文字。そう、ついに五人目の部員候補であるキャラクターが登場するのです。一体どんなキャラクターなのか。

そして今回からは連載が20ページから22ページに増量されたとのことで、収録されている話数が減っています。その代わり、巻末のおまけ漫画が増えている…といった感じですね。Q&Aではキャラクターの3サイズの質問が…!?

あらすじ

さて、三巻は高校生活お馴染みのテスト勉強から話が進んでいきます。そして一話でいきなりコジローからの衝撃の一言が。「俺、学校辞めなきゃいけなくなった…」その真実とは!?それから冒頭で触れた東とは別の新キャラクター、「レイミ」が登場します。

どうやらミヤミヤと過去に因縁があるようで、レイミはミヤミヤの事をつけまわしている様子。ミヤミヤ曰く「好きな男をボコったからいやがらせをしてくる」とのことですが、その真意とは果たして?今後大きくミヤミヤに関わるであろうレイミにも注目です。

そして何と言っても一番の目玉、五人目の部員候補の「東」の存在。ひょんなことから剣道の強い部員が室江に入ったことを知った部員一同。無事に東を見つけることはできましたが、東は剣道はしないと言っている様子。その理由とは…。

感想

女子高生らしい日常多めの第四巻

いくら重苦しい(上に臭いらしい)剣道の面をつけていても、中身は華の女子高生。女子高生らしい高校生生活にも大忙しです。今回ではテスト勉強に悩む姿も見られます。まあ、こういった作品といえば多少キャラクターの中でも頭の善し悪しがありますよね。同じ高校と言えど、トップクラスに頭がいいキャラクターもいればなんでこの学校に入学できたの?と言わんばかりに頭の悪いキャラクターも…というのが、こういった学生漫画の定石です。

バンブーブレードもそれに漏れず多少頭の良しあしがあるようで、それがまた意外性があって面白い。元ヤンのミヤミヤは勉強が嫌いで苦手な様子ですが、小説を書いたりと意外な才能を見せていたサヤも苦手な様子。勉強も勉強すればするほどから回ってダメになる…という、自覚済の性格のせいで特定の科目が壊滅的なようです。うーん、キャラクターの性格が出ていておもしろい。ほかのキャラクターもなかなか面白のでぜひ自分の目で確認してほしいところです。

さて、もう一つ。女子高生らしい日常といえばバイト。前回に引き続きバイトを続けるタマちゃんですが、ついにもうすぐ終わりを迎えます。ミヤミヤの代役ってことでしたしね。もうあの制服姿のタマちゃんを見られないのは残念ではありますが…。今回はそんなタマちゃんのバイト物語も終わります。全体的に剣道よりも女子高生らしい一面が多い巻であり、ほんわかした休息を挟むことができました。それから、雨の中爆速でチャリをこぐタマちゃんなど、面白いシーンもあります。

コジローとレイミは賛否両論かも?

さて、今作ではレイミが少しずつ動き出すのですが、あまりこの漫画には珍しく素行の悪い女子です。素行が悪いといってもミヤミヤのように成長があるシーンがあるわけでも今はなく、最初に出てきた先輩二人組のようにわかりやすい悪役として書かれているわけでもなさそうです。タマちゃんのバイト先で万引きをしようとしてみたり、ミヤミヤの彼氏と勘違いしてユージをぼこぼこにしようとしたり。現時点では悪役めいていますが、目的が明かされていないのであやふやです。

ミヤミヤ曰く「レイミが好きな男が過去自分に告白してきて、それを返り討ちにしてやったから恨みを抱いているのでは?」ということですが…。なんにせよ、今までこの漫画で悪役な女の子が出てこなかったので、ちょっとレイミの行動や存在は賛否両論かもしれません。もしかしたら今後何か明かされることがあるかもしれないので様子見ですが…。それからこの巻ではパタッとでなくなるので、少々もやもやっとしてしまいます。一体何なんだ!

それからコジロー先生。タマちゃんが強いのは仕方がないこととはいえ、今年はタマがいるうちのタマキ全国とっちゃうよ!?と、ほかの団体戦にでる部員はそっちのけな様子。いろいろ事情があるので仕方がないのですが、ほかの部員が好きな人はちょっともやもやしてしまう言動かもしれません。とはいえ、巻末で先生らしい一面も見ることができるので、そこはいいのですが…うーん。ほかの部員がタマちゃん贔屓されても怒らない子たちでよかったねといった感じです。

なんだかんだでやはり見どころは東!

なんだかんだ既存部員の可愛さに目がいってしまいますが、巻末では新しい部員がでてきます。新しい部員の名前は東。メガネをかけた真面目っこのような雰囲気を持つキャラクターであります。今時図書館で勉強する生徒って珍しい気がしますが、そうではないのでしょうか。一見頭がよさそうな東ですが、とある重大な爆弾を抱えているため、剣道部に入部させることはできません。珍しくコジローも入部に反対しています。そのとある爆弾とは…!?

今回の剣道部分は東の部分が大半を占めているのですが、まあなんともかっこいい。そして珍しくユージくんの剣道シーンも少しだけ見ることができます。いつもはミヤミヤやサヤたちのどちらかというと初心者寄りのキャラクターの剣道ですが、東は剣道を小学生からやっているほどの腕前。上級者ならではのテクニックなどは、剣道をしたことがある人もない人もかっこいいと思ってしまう迫力です。剣道着を着たらみんな剣士なんですね。

また、今回は東の登場から東の抱えている大きな爆弾の内容まで全部見せてくれます。なので、東がどういったキャラクターなのかが今回だけでかなりわかってしまうでしょう。誰もが「ああ~…」となってしまいそうな東の爆弾を、誰がどう解決するのか。というか解決できるのか!?自分の学生時代を振り返りながら、自分ならどうしたか考えて推理していきたいところです。面倒見がよくクラスでは頼りにされていると欠点のなさそうな東の爆弾について、是非注目していただきたいところ。

まとめ

ようやく五人そろって全国大会などが見えてきたバンブーブレード。最初は幽霊部員とやる気な部長と幽霊みたいな顧問というなんとも青春剣道漫画として絶望的な状況だったのですが、ようやく本格的な活動が見えてきました。四巻にしてようやくということもありますが、それでもわくわくしてくること間違いなしです。今回は女子高生の日常、剣道、笑い、ちょっとのシリアスと、かなりバランスよく入っていたので、かなり読みやすかった印象です。

三巻でも匂わされていたコジローの危機も冒頭で明かされます。そして同時に、タイトルにもあるように新しい目標も決まるのです。コジローは果たしてどうなってしまうのか…!?コジローがこのような状況に立たされていることを加味して、コジローの最後の葛藤などにも注目していただきたいですね。今回はかなりコジローやレイミの好感度が左右しそうな印象を持つ巻でした。レイミは…まだ大人しく見えますが、また今後何かあるのではないでしょうか。

それから今回は地味にうれしい、単行本だけのおまけ漫画が増えています!読者からの質問コーナーにおまけの1ページ漫画が数ページ、それからあとがきでのキャラクターの初期案や作画裏話…。単行本でしか見ることのできないおまけが増えているので、ぜひじっくり読んでみてください。単行本の一番後ろのタマちゃんの浴衣イラストも要チェックです。いつもと違う髪型をしたタマちゃんの可愛さたるや。それから恒例のうそ予告も、是非予想してみてくださいね!

オススメ度
★★★★★★★★☆☆ ★8

記事担当:群青

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