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縄で全身を縛られたまま外に出て行ってしまったナナの運命はいかに!「ナナとカオル」の第2巻です。正直な感想を言いますとね……「エロいよ……」しかないんです。カオルが一生懸命順序立ててSMを進めていこうとしているのに、ナナは勝手に暴走してしまうのですから。

ナナさんはSMの才能というよりも、痴女の才能があるのかもしれませんね。ナナさんのポテンシャルが高すぎて、カオルのほうもたじたじです。本巻では縛られたまま本屋に行く話や、深夜にノーパンのまま公園を散歩させる話もいいのですけれど、なんと言っても写真撮影会がエロ過ぎます。

水着のまま、ただカオルに写真を撮られているだけなのにエロいんですよ。やっぱりナナさんには天性のものがあるのだと確信しましたね。カオルと替わって貰って、ナナと延々といちゃいちゃしたいと心から願ってしまった第2巻のスタートです。

あらすじ

縄で縛られたままの状態で、親友のユカリに買い物に付き合わされてしまったナナは、徐々に感じ始めてしまい……。(第9話)全身縛られ状態のまま万引き犯に注意したナナはピンチを迎える。その時、カオルがとった行動とは?(第10話)

深夜の公園でノーパンのまま缶コーヒーを買いに行くナナ。カオルは先回りして障害を排除しようとするが……。(第11話)ナナはすけべな夢を見てしまったばかりではなく、SMエロカットに自分の顔の写真を当ててしまう。(第12話)せっかくのチャンスなのに、カオルはナナにきつく言ってしまい落ち込んでしまう。(第13話)

SMの写真撮影を許してくれたナナ。カオルは歯止めをかけるため?ルールを決めようと言い始める。(第14話)水着姿で目隠しをされたままナナは縄で縛られる。(第15話)少し未来の話。バレンタイン特別編。(第16話)

感想

ナナのSMへの興味が加速する第2巻!ナナのエロの素質はすごい

カオルに縄で縛られたままの状態で親友のユカリの呼び出しを受け、生徒会長へのプレゼントを選ぶために百貨店に行くことになったしまったナナ。第9話の出来事としてはナナが店内を歩きまわっているだけなのですが、それだけでドエロいんです。縄が体のいろんなところに擦れて、一人でイってしまっています。「私のカラダが主張してるんだ」「私の体はエッチですよ…って」「私は…私のカラダ制御できないってこともある…んだ」なぁんて独白まで心の中でしてしまっていますよ。

カオルがすけべということはキャラ設定に織り込まれているからわかるんですけど、ナナがここまで素質がある女の子だったなんて私は知りませんでしたよ。プレイが終わり、縄をほどき終わった後にカオルは「よく頑張ったねナナ」「頑張ったよナナは」「初めての縄だったのに外出までしてさ」「ナナホントにすごいよ」と褒めてあげることを忘れません。この時のナナが物凄くいい表情をしているのですよね。SM漫画を読んでいたはずなのに、カップル同士のラブラブっぷりを延々と見せつけられているような気がしましたよ。

深夜の公園で一人でノーパンで自販機に缶コーヒーを買いに行かせる話では、「はじめてのおつかい」のような状況になってしまいました。誰でも邪魔されることなくナナに目標を達成させるために、カオルが陰ながら頑張る話ですね。でも、この時もナナさんはノリノリで実に楽しそうにノーパンで公園を歩き続けています。着実にエロの階段を登ってはいるのですが、羞恥心を忘れないところがナナの偉さですね。パンツを頭にかぶって、アヘ顔を晒しながら全裸でスケベダンスを踊るような女の子にはならないで欲しいです。

ナナの妄想とカオルの嫉妬がクロスする

とにかくひらすらエロい展開ばかりなナナカオなのですが、第2巻でもナナとカオルの関係性が垣間見えるストーリーも用意されています。カオルはナナが生徒会長と仲良く話している様子を見てしまいます。それがカオルにとっては無性に面白くないのですよね。カオルはナナのことが好きなのですが、自分にはナナと結ばれる資格がないと思っています。だから、ナナが誰と仲良くしようが関係ないはずなのに苛立ってしまう自分がむず痒いのです。

このカオルの葛藤というのが大事で、これがないとナナカオは結構すぐに終わってしまう物語なのです。セッ○スして付き合ってしまったら、男性向けラブコメって大抵最終回ですもの。一方、ナナはそんなカオルの卑下や葛藤なんていざ知らず、無邪気にSMを堪能しています。カオルの部屋のSMのエロ本に、自分の顔の写真を載せてセルフアイコラを作ってしまうなんて、どれだけ欲求不満で欲しがり屋さんなんですかっ。もう、どスケベ女ですよ。

無邪気に突き進むナナと、葛藤や嫉妬を抱えるカオルの想いが交錯しています。たぶん、カオルが本気を出して踏み込んでしまったらナナとは恋人関係になれてしまうのですが、カオルは自分はナナに釣り合わないし、幸せにすることができないと考えています。普通、こんなにかわいくてエロエロで自分に対して好意を向けてくれる女の子がいたら押し倒してしまいそうですが、カオルはナナのことを好き過ぎてそんな行動に出ることができないのですね。そこがじれったいと言えば、じれったいのですが長期連載のためには仕方のない仕掛けなのです。

写真撮影会がエロい……エロいっ!

縄の次のステップとして、ナナの写真撮影をすることになりました。写真撮影ってそんなにエロくないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、ところがどっこいこの巻で一番エロい話になっています。コスプレイヤーの個撮とか何が楽しいんだろう?と思っていたクチだったのですが、ナナカオのこのエピソードを読んで考え方が180度変わってしまいました。二人の関係性さえ素敵であれば、写真撮影会はとんでもなくエロいことになってしまうのですね。

写真撮影会の前にカオルは「ルール」を設定します。お願いをした時に問題がなければ「いいわよ」と答えるだけの簡単なものでした。こんなルールに一体何の意味があるのだろうか?と読み進めていましたが、これはナナに自分から心の鍵を外させるテクニックですね。「いいわよ」と言い続けているうちに、どこまでも許してしまうのです。でも、水着で写真を撮られているだけなのにめちゃくちゃエロいのはどうしてでしょうかね。プレイということで、カオルも思う存分ナナを褒めています。これは普段言う事ができない本心ということなのでしょう。

そしてついに、目隠して縄で縛った上で撮影するという段階に入っていきます。カオルはナナに男として見てもらうために少々強引な感じでポーズをとらせていきます。ナナもついに抵抗しますが、自分がどんなエロい表情をしていたかを見せられると恥ずかしくなってしまいます。そして最後にカオルが問います。「これもメールしてみんなに送って…いいよね」しかし、ナナはこう答えました。「や…め…て」この表情が最高です。なるほど、ルールを作ったのはこの表情とセリフのためだったんですね。参りました。降参です。

まとめ

いやぁ、全体的に今回もエロかった「ナナとカオル」だったのですが、最後のナナの表情でやられてしまいましたね。このテクニックはずるいです。反則です。凶器です。私がこの巻末で使われたテクニックを最近みたのは、とあるエロ漫画雑誌の新進気鋭の次の看板を背負うと期待されている漫画家が使っていた技術でした。これも同じような文脈でヒロインに「やめて」と言わせていたのですが、殺人級のエロさでした。間違いなくそのエロ漫画誌の看板作家になるに違いないと確信しましたよ。

しかし、こんなエロい体をして、エロい心を持った女子高生ってどこにいるんですかね。しかもナナは優等生ときたものです。絶滅寸前の希少種か、ペガサスや麒麟のような空想の生き物なのかもしれません。心の中の反応の仕方がいちいち男の理想を体現しているのですよね。かと言って、あまりにも非現実な二次元萌えキャラとしては描写されず、一人の生き生きとした女の子として描かれているのでたちが悪いです。あー、ほんとナナは悪い女の子ですよ。

カオルも筋トレを始めたりして、少し自分を変えようという姿が見えてきました。こんな女の子を逃したら、一生というか何千回生まれ変わったとしてのこのレベルの女の子には出会えませんからね。カオルには頑張って貰いたいところです。さて、ナナがドエロい表情で「や…め…て」と言ったところで次巻への引きとなっています。甘詰先生いつもいいところで引くよなぁ。私だったら襲い掛かってしまいそうですが、カオルは一体どんな行動をとるのでしょうか?ということで第3巻に続きます。

オススメ度
★★★★★★★★★★ ★10

記事担当:カオス

主に青年誌のラブコメ・エロコメを好む30代男子。「変女」推し。

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